長瀞の整体師~浅見整体院の日常

秩父、長瀞の整体院です。
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健康、運動(ランニング、空手等)、犬

手のシビレ②

2005年11月04日 | 症例
手のシビレのつづき・・・

原因と施術についてです

① 加齢でおき易い脊椎の変形

頚椎症・・・非常に多いです。椎間板や椎骨の変形、中年以降では40%に見られます。
椎間板ヘルニア・・・椎間板の中身が出てしまう。若年でもあります。
後縦靭帯骨化症・・・脊柱管内の靭帯が硬くなり圧迫。


② 事故など外傷性

ムチウチ、スポーツなどで首に衝撃を受け、頚椎の捻挫を起こしてしまう。
(頚椎捻挫ではシビレなどの症状を無いものを指します。神経症状がある場合は頚椎損傷といいます。)
捻挫の痛み自体は数週間で消えるものが多いが、後に神経症状を伴うケースが大変良くあります。

実際私もムチウチをしてからかなり苦しみました
事故をしてから半年位してから調子が

①②共一時的に改善しますが、再発するケースが多いので、ケアをしながら上手く付き合うことが重要です。

施術ですが①②共に
    ★シビレの出方から原因部位を特定し、その部分の神経圧迫を取り除くようにします。
、筋肉をほぐし柔軟性確保
、椎間板の内圧を下げることを考えます。

患部から遠い遠位関節から始めます。
           指→手根→肘→肩→首と調整を進めていく
        

③ 頚椎以外では

肘部管症候群・・・肘の内側で尺骨神経が圧迫されて起こる。
         転んだりして打ち、起こる場合もある。
         小指球の萎縮、硬さが見られ、指が伸ばしづらい。

★ 施術 → 小指球をほぐす、肘の調整

    
手根幹症候群・・・女性に多く、最初は夜間、後に日中感じることも
         主に人指し、中、薬指に感じる

★ 施術 → 母子球の張りを取り、手根管を広げるようにする

             
胸郭出口症候群

胸郭出口(鎖骨と肋骨の間)が狭くなり、そこを通る神経、血管を圧迫
美容師さんなど腕を良く使う仕事、女性に多い

★ 施術 → 頸部、背部、大胸筋など胸部の筋肉の緊張を取る。
               鎖骨の動きを調整
         

施術の際には経絡を使い、拡張収縮作用などを意識しながら施術することでより効果的になります。

例:患部を緩める→胃経絡の拡張作用
  血流を良くする→心経絡の血流調整作用  など
             
※ リウマチなどの膠原病、糖尿病、甲状腺機能低下などでも手に痺れが出る場合があります。
神経組織を破壊する糖尿病やリウマチ、正中神経麻痺などがあります。


再発の予防には・・・・

☆頸部への負担を減らす。

①腕の使い過ぎは頸部に負担を掛けます。
②使い続けない、ストレッチやマッサージを行う。
③首のトレーニング
④ 長時間同じ姿勢をしない(PCなどで)
⑤ 上を見ない
⑥ 姿勢に気をつける
⑦ ストレスを溜めない
コメント (2)
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