晴耕雨読なくらし

じねんじょに夢をかけるおじさんの物語

陽気がいいから泳いだよ

2018-03-26 06:13:30 | 季節のたより
どんどん暖かくなっています。
上着がいらずベスト程度で過ごせると思ったら、
そのベストも脱いじゃうくらい暖かかった。

我が家には山側からの引水があり、
50m以上ホースで給水して、
野菜類の洗い場にしている水槽があります。

テントウムシ君が陽気の良さに誘われてか、
水遊びしていました。


水飲みに来て脱出不能になったかもですが、
しばらく遊んでから淵から上がっていきました。
今日はさらに暑くなるとか。


今月初めに土壌消毒して全面ビニール掛けしてあった畑で、
ビニールをはがして耕運機で耕しました。
ここで300本の自然薯を栽培します。
次は栽培容器の埋め込みです。


< 野良傍ら虫が水遊び春陽気 >

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とう立ち

2018-03-25 06:27:18 | 野菜・果樹づくり
晴が広がって暖かさが戻ってきました。
ジャンパーを着ずともベストだけで過ごせます。

クリの木の下で群生している蕗の薹を採って、
酒のつまにしようとしたらもうこんな感じです。
見事に“とう立ち”しており、
いつもの食べ方では使えないので採るのをやめました。


“とう立ち”って葉物野菜全般の終末状態を表す表現で使われています。
ホウレンソウなどの葉菜類の中にはとう立ちすると葉が硬くなったり、
大根などの根菜類はスが入って硬くなったりして食味が悪くなります。

“とう立ち”は“薹立ち”とも書き語源は、
薹は花を咲かせる茎のことで、
花芽がついた茎が伸びることを「とう立ち」と言います。

とう立ちは人生を揶揄する場面でも使われますね。
辞書には若い盛りの時期が過ぎる。
年頃が過ぎるとあります。
つまり私のような老人をさしているのでしょう。
とう立ちしてもまだまだ使えるってことを実証しなくちゃですね。

昨日は後任区長へ引継を行いました。
2時間で済むと思って10時から始めたのですが、
2年間分の蓄積が多すぎて3時間以上かかってしまいました。
一つ肩の荷が下りました。

< とう立ちに負けじと立つ人生 >
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種イモの芽出し準備・・①

2018-03-24 06:19:32 | 人生
あちこちで桜の便りが聞こえて来ました。
入鹿湖畔は平地より一週間ほど遅いため、
まだ固い蕾です。

3月下旬から始めるのがジネンジョの種イモを芽出しさせる準備です。
大型冷蔵庫で眠っている種イモがおよそ700~800個分あるでしょうか。
今年は少なくとも600本の栽培を目指しています。

4℃の冷蔵庫から取り出し一日平温で寝かしてから、
先ず適量の大きさにカットします。
上手く育てれば概ね10倍に育つため、
50g以上80g以下でカットします。

ムカゴで育てたのは小さいのもあるが、
30g以上ならOKなので仲間に入れます。
ムカゴから育てたのはこの範囲内で育つため首部を数cmカットします。


これをベンレートTの150倍液に10分間漬水させます。


褐色腐敗病とかアオカビ病の対策です。


取り出したらジャガイモに使うシリカを切断面に塗布します。
これは切断面の腐り防止ですね。
半日ぐらい天日干しした後に数日日陰で慣らします。


ここまでが第一段階です。
一度に全てを処理できないので3回に分けてやっています。
又今年は二通りの芽だしに挑戦なので次回から、
それぞれ行き先が変わってきます。

< 種イモに愛情込めて始め一歩 >

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600年前に思いを馳せて

2018-03-23 06:14:35 | 地域の文化や出来事
720年に書かれた日本書紀によると、
536年の安閑天皇の時代に入鹿屯倉の記述があります。
屯倉とは天皇や皇族の領地であり米を納める倉庫です。

そんな古き時代から続く私の住む入鹿ですが、
元々は現在満々と水を貯える入鹿池の底にありました。
1633年に入鹿池が築造されて、
一部の住民が高台の現在地に移り住んだものです。

今日のお話は入鹿池が完成する更に200年前、
つまり600年前に造立された五輪塔についてです。


五輪塔についての詳しい解説はWikipediaなどで検索していただければいいですが、
インドを発祥する密教の流れをくむ供養塔といわれ、
高僧の墓として平安時代から全国で建てられています。

600年の時を経て読み取りにくくなっていますが、
こんな風に書かれていると思います。


愛知県の県史に載せたいと調査をして、
県職員が校正文書を持参されました。
貴重な歴史文化遺産であるので掲載は構わないが、
マニアに盗難されてはいけないので、
場所の特定につながる記述だけ削除してもらいました。


1413年というと鎌倉時代にさかのぼります。
歴史の授業でしか聞いたことのない時代の遺産があることに、
人々が営んで歴史をつないでいくことの大切さを認識した次第です。

< 歴史ロマン身近にありし五輪塔 >

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春の長雨

2018-03-22 06:22:40 | 季節のたより
月曜日からずーっと雨です。
そして関東や山岳地帯は大雪とのこと。
ポカポカ陽気で早すぎる桜の開花があったと思ったら、
雨とブルルです。
でも梅雨の時のような大雨でないのが救いか。

ようやく引き継ぎ資料の整理ができました。
一年間の各種文書のファイリングと、
メモとして引き継ぐための文章化です。


ただ今週に入っても来訪者が何人かあり、
今日は県庁から県史作成にかかわり来宅されます。
800年前の歴史文化を少しは語りあえるかな。

< 冷雨に花も人もじっと我慢 >
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