ジャンク屋の活動日誌

ゲーム製作等に使えるモンスター素材の更新情報(JUNKIE Junk Shop)がメイン。あとは気の向くままにわがままに

17/3/4 モンスター素材2点+デジタル線画への道

2017-03-04 02:14:38 | 素材・モンスター



スチームガンナー

空中遠距離戦用蒸気兵。
今見るとアストロマン(@ロックマン8)っぽいフォルムな気も。




スチームナイト(女性)

自分でも書いてて違和感がありますが
スチームナイトの女性版です。重装系女子。


今回のテーマは「開運!蒸気鑑定団」。ウチの(タイトル)は混ぜ物アリなんだよ!
そういえば以前マッドクロックというプロペラ付き古時計なモンスターを作成いたしましたが
今回のスチームガンナーといい、レトロ感のあるモンスターはプロペラが静止している状態を切り取って素材化しているようです。
逆に現代~SF感のあるヘリコプターIFスカウトなどは絶賛回転中。


時代のうねり、人の夢


◆ペン入れ(主線)三番勝負!◆

おれれ!いっそ腕おれれ!

上記の画像はスチームナイト(女性)の設定を考えたあと思いつきで描いてみたものです。
先月、個人的な寒中見舞いイラストを描いていたのですが、その時「線画をComicStudio(コミスタ)で描いてみよう」と思い、
このラクガキにも使用しております(ちなみに色塗りや陰影は「PictBear」というフリーソフトで行っております)。

これまでは先ず紙に下書き、そしてインクでペン入れをし、出来上がったものをスキャナで取り込み…という
作業をしておりましたが、ペン入れが上手くいかないのか、あるいは他に根本的な理由(画力とか)があるのか
あまり完成した線画に満足できていない、という事がこれまで何度かありました。
それなら試しにComicStudioで線画を描いてみてもいいかもしれない、ひょっとするとツールの力でイイ仕上がりの
作品が出来上がるかもしれない、という事で先月のイラスト、そして今回のラクガキと挑戦してみた次第であります。

そんな経緯で上記イラストは完成いたしました。普段ならこれで一段落した感じになって終了…なのですが、二度体験した事で
更にこのツールを使いこなしたいという思いが強くなり、すぐさま次の練習絵に取り掛かる運びとなったのでした。

そんなワケで、今回の記事では↑のラクガキ以外にも2枚、つまり計3枚の線画(に色がついたもの)が登場します。
ここからの記事は自分のための備忘録というか奮闘記的な意味合いが強いですが、ひょっとしたらこれからコミスタ入門する方にとって
参考になる部分が万が一にもあるかもしれませんので、初心者の悪戦苦闘っぷりに暖かい気持ちでお付き合い下さいくだされば幸いです。
確認事項として、3枚とも紙の下書きは無しで、コミスタ上で下書き→ペン入れと進めていくスタイルをとっていきます。

ちなみにこのblogですが、スマホで閲覧するとgooブログに登録しておいた画像が記事一覧に表示されるらしく(最近知った)
せっかくなので記事を分割して3枚とも一覧に載せてみる事にしました(表示されるのは1記事につき1枚のため)。
ふふふ、これで賑やかでカオスなブログになるぞー♪

→2枚目のイラストへ
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17/3/4その2 憧れは理解から(以下略)

2017-03-04 02:10:40 | Weblog
今回は使わない機能ですが、起動の度にコマ割りのやり方(=機能の使い方)を忘れるのでしっかりメモしておこう。
「枠線定規カット」をダブルクリックしてから、枠線素材を原稿にドラッグ&ドロップ!

前述の通り、ラクガキを描いた流れでComicStudioでの線画(下書き→ペン入れ)の練習を開始する事に。
とにかくコミスタの操作に慣れたい!ということで、今回は紙での下書きなし、ついでに資料もなしで好きなように描いてみました。



好きなように描きすぎました。
しかし挑発的で扇情的な表情とポーズ…素敵です

1枚目より丁寧めに描いた甲斐もあってかそれなりに良さそうな仕上がりになりました。
もちろん自画自賛するワケではなく、単にハードルを下げまくっていたら思ったより良かった、というだけですが。
実際、遠目にはまだいいのですが、拡大してみると細部どうこう以前に“線”として雑な印象を受けるので要改善です。
それにしても最近描いたイラスト(新年イラスト)の影響がかなり残っているようです。モデル体型?っぽいし。

ザッと仕上げ、ザッと全体を見てみると雑さ以外にも課題は色々と見つかるもので、例えば右手が異常にデカいのが分かります。
それに関連して(紙時代から陥ってる事ではありますが)左右で大きさが違ったり、ヒドい時は手前にあるのに小さく見えるとかも。
そして何より、いくら練習とはいえあらかじめテーマを決めておかないと、こんな表情とポーズで露出度がムダに高い、
ポニーテール(最近マイブームが到来)のお姉さんばっかになってしまう
…という事が理解できた気がします。

問題点、そしてツールの使い道(後述)も見えてきたところで、この日(3/2~3/3)最後の1枚に取り掛かるのでした…

→3枚目のイラストへ
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17/3/4その3 雷帝少女降臨

2017-03-04 02:07:41 | Weblog
2枚目を描いていく中で、手探りかつ少しずつではありますが自分なりの“扱い方”が分かってきた気がしました。
・消しゴムを使うよりGペンのまま透明色を選択する方が思った通りに消せる気がする
・本番の拡大率は66%以上(50%以下は線が潰れたりして制御しづらい)
・一枚絵は同じマンガ(フォルダ)の中に押し込んどくと便利

わずかな手ごたえを得、また夜も遅くなってきたので、練習の集大成となる3枚目の線画(+色塗り)に挑戦しました。
今回のテーマは「これまでは紙に描いてきたような線画をイチからPCで」。


いつものアイツ

どうでしょうか。ちなみに自分としては正直「紙に描いてた時よりよくね?」という感想です。
なんというか、紙の時よりイキイキしている気がします。現実ではGペンを思うように使いこなせてないという
残念な実感があるのですが、そんな弱点がツールによってある程度はカバーされているのでしょうか。

また、PC上ですべての作業をするにあたり、「アンドゥ」機能の恩恵を強く感じております。
あらためて、というよりも下書きやペン入れの時だからこそ一層、この機能が心強く感じられるというか。
と言いますのも、下書きを直す―つまり今の下書きを消す―のを躊躇してしまう事が自分にはよくあります。
ヘタクソゆえのジレンマなのかもしれませんが、「描き直して前よりヘンになったらどうしよう」みたいに思ってしまうんですね。
こういう時アンドゥの機能があれば遠慮せず試行錯誤ができる!というのが、今回得られた非常に有益な情報でした。
ペン入れの時にも、下書きから理想的なラインを導き出す作業を思う存分行えるのもアンドゥあってこそ。アンドゥ万歳!
他には、縮小表示する事でワンタッチで全体像を確認できるのもデジタルならではの強みですね。

起動してから作業に入るまで少し時間を食うのが難点ですが、それを補って余りある“充実感”がありました。
「ちょっと上手くなったんじゃないか」と錯覚させてくれるだけでも、このツールを利用して良かったと思えます。
利用してみた結果、数々のメリットを実感したので、今後のイラストは全部PCでやってしまうのもアリかなと思いました。
あえて欠点を挙げるならば、手元に現物(紙)が残らないのが少し寂しいかも…まぁプリントすればいいんですけど。
本格的にデジタルに移行するとなると、ブルーライト対策(PC画面にフィルム貼るやつ)もしときたいですね。


なおモンスター素材をPCだけで作成する予定は今のところありません。今回の工程はあくまでイラストの場合。
つまり素材屋としての今後の作業にただちに影響があるワケでもない、完全な趣味のお話でした。
(でもひょっとしたら立ち絵素材とかには活用できるかもしれない…)
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