3.19説明会の概要

2024-03-20 09:12:55 | 司法試験関連

3月8日に続いて、今回も普段とは違う内容で話をしてみました。概要はこんな感じです。

新年度を迎え、「新たなる挑戦」をスタートさせよう!

<社会人の利点>

①経済的安定性がある

②キャリアの断絶が生じない

③合格後に経験や人脈を生かせる

④仮に落ちても「現状維持」(マイナスにはならない)

 

<社会人が不利な点>

①時間不足

②情報収集面

 

1.年齢別合格率

令和5年予備試験に関する法務省のデータによると、

短答突破率       論文突破率

20歳~24歳 18.4%   40.6%

25歳~29歳 17%    23.9%

30歳~34歳 19.7%   13.4%

35歳~39歳 20.4%   14.5%

40歳~44歳 23.7%   7.4%

45歳~49歳 21.8%   4.1%

50歳~54歳 22.2%   4.7%

55歳~59歳 24.7%   2.8% 

60歳~64歳 21.5%   1.4%

*短答では社会人優位、論文は若年層優位という傾向が顕著。

*20~24歳層の特徴 「取りあえず受けて」、「修正してくる」。

 

2.何故、社会人は論文に弱いのか?

仮説1

・短答全振りが多い

 

仮説2

・知識で解こうとする

 「知識の囚われ人」が多い

 

仮説3

・論文を意識した勉強ができていない

 

仮説4

・答案を書いていない

知識偏重→論文対策と言う一方通行が良くない。

入門から論文講座移行段階で脱落者が出るのと同じ理屈ではと?

 

3.対策

・「思考力」を鍛える基礎講座を受講する

 → 「マニュアル指向殲滅モード」全開の法務省

・基礎段階から「論文を意識する」。

 

4.時間不足問題

・「自分にとっての最短合格」から考える

・1日の中に勉強を組み込む=習慣化する

・細切れ時間の有効活用

・常に論文を意識する

・言語化を意識する

・まとめノートは作らない(二度手間)

・手を広げない(選択と集中)

・割り切る

・「締め切り効果」を日々の学習に組み込む

 

5.登山ルート

①基礎固め(知識のインプット)

②短答突破力をつける(知識の単純アウトプット)

③論点抽出能力をつける(短文事例問題から過去問題へ)

④知識を言語化できる(論証が書けるようになる)

⑤場数を踏む(答練・答案構成・添削指導)

 

6.令和の基礎講座は二刀流

「シン・王道基礎100」と「シン・王道基礎380」

→ 入り口は2つある。

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