今朝は,久しぶりなパターンで起きた。
← えっと,オネショシしたわけではありません。それじゃ久しぶりすぎます。
成績表が返って来て,まだ少数ですがちらほら情報が入って来ています。聞いた範囲では,今年は例年以上に波乱,アップセットが多いようです。合否だけではなく,受かった人もこの順位,みたいな波乱です。短答順位は上位なのに論文でまさのゴボウ抜きにあったり,端的に事故が多かった,という比喩表現がピッタリのような気がします。
今注目しているのは,慶應が毎年発表するGPAとの関連性です。毎年見事に綺麗な分布を見せていますが,今年はどうなんでしょう。もしここでも分布に異変があれば,今年は本当に読めない試験だったと言えそうです。
今年のような試験の時,絶対やってはいけない事は,普段と違うことをやろうとすることです。何だこれ,という時ほど普段のスタイルに忠実に逃げ切る,守りきる姿勢を強く持たなければいけません。今年の試験もパッと見,毛色が違うような感じがしますが,要求されるパフォーマンスは例年通りです。つまり試験傾向に変化はありません。にもかかわらず,傾向が変わった!と即断し,普段と違うことをやろうとしてしまうと地雷を踏むことになります。
今年は文字通り,「忍耐力勝負」の試験でした。個々人の性格の違いも大きく影響したような気がします。個人的には,肝の据わった人は受かりやすかったのでは,と思っています。ったく変な試験ですが,確か以前,「法曹として,動揺しないで対処できるかも見ている」なんてことを聞いたことがありますから,度胸試しの要素があってもいいのかな。冷静かつ最後まで喰らいついて耐え切った人が受かった,と言えそうです。
無意識のうちに諦めモードに入ってしまっていないかどうか,思い出してみてください。諦めずに最後まで喰らいつく,というのは言うほど簡単なことじゃありません。