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オスカー・ピーターソンのボッサはこれだ!

2009-06-13 00:53:58 | jazz & vocal
Soul Espanōl/Oscar Peterson
(Limelight LS86044)


 ジャズピアニストの中でも最も多くの作品を録音しているのはオスカー・ピーターソンだろうと信じているのですがどうでしょう?もうスタンダードと名のつく曲は殆どが彼のアルバムで捉えられていると言っても過言ではないでしょう。OPに嵌ったきっかけは,”We Get Requests"に収録された「イパネマの娘」に他なりませんが,このアルバムにはもう一曲,「コルコバード」も収録されていますね。そういう意味ではこのOPを代表するトリオアルバムもボッサ臭を感じる訳ですが,もう一枚、ボッサ曲を中心にラテン曲ばかりを集めたアルバムもあるのです。これが本日アップの"Soul Espanol"です。ライムライトのOPと言えば,カナディアンスイートであり、このアルバム等は中古店でもゴミ扱いされている一枚かも知れませんね(笑)。

 メンバーはOP, Sam Jones(b), Louis Hayes(ds)のトリオにMarshall thompsn(timbales), はHarold Jones(perc), Henley Gibson(conga)のラテンリズムセクションを加えたセクステットです。題目が極めて魅力的で聞き流しにはもってこいのイージーリスニングジャズに仕上がっています。A面冒頭の"Mas Que Nada"から“カーニバルの朝”、”Call Me", "How Insensitive", "Carioca", B面にも"Tomorrow", "Meditation", "オルフェのサンバ”などジョビン、ボンファの作品が積極的に取り上げられているのがボッサ好きには堪りませんね。

 所有盤はライムライトのステレオ盤です。もう少しジャケを考えればゴミ扱いされることはないだろうになんて思ってしまいますね。


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