Blue & Sentimental/Lurlean Hunter
(Atlantic 1334)
(Atlantic 1334)
黒人ボーカルと言うとソウルフルでアップテンポを得意とする歌手が多いですが,本日アップのラリーン・ハンターやエセル・エニスなどは、唄物をストレートに楽曲の情感を伝える丁寧でジャジーなボ-カルが魅力ですよね。勿論,黒人ですのでブルースフィーリングも充分持ち合わせています。ラリーンのブルースフィーリングは彼女を育んだミシシッピ州クラークスデイルという土地柄にあるのかもしれませんね。この町はブルースの至宝,ロバジョンこと"Robert Johnson"を生んだ町でもありますよね。本日のアップはジミー・ジュフリーのアレンジのジャズコンボがバックで極めてジャジーな仕上がりになっている彼女の代表作です。
まさにタイトル通り,ブルージーなボーカル,センチメンタルな選曲,そして伴奏と言うことなしのボーカル盤に仕上がっています。バックはHarry Edison(tp), Bud Freeman(ts), Rudy Ruberford(cl), Jimmy Jones(p), Jim Hall(g), George Duvivier, Trigger Alpert(b), Don Lamond(ds)がつとめます。収録曲ではサイドAではA-2のダメロンのゴージャスな"If You Could See Mew Now", サラの影響を感じるA-3"My Kinda Love", レディデイで有名なA-4の"Crazy He Calls Me", Basieマナーのタイトル曲”Blue & Sentimental"がいいですね。B面はスウィーツのラッパが活躍するアップテンポの"The Song Is You"で始まりますが、B-2から始まるバラード3曲,Jimmy Jonesのピアノが良い"Then I'll Be Tired Of You" ,Rudy Ruberfordのクラリネットに聞き惚れてしまう”Fool That I Am", そして"We'll Be Together Again"のバラード唱法にその真骨頂があると思います。
所有盤はアトランティックのモノラル盤,オレンジ/パープルのセンターラベルです。コーティングの効いた美しいカバーも魅力です。
2イン1のCDということは、なにとのカップリングでしょうか?
益満妙さんには申し訳ないですが,このアルバムではジムの出番がややすくなめですかねぇ?
でも全体的にはボーカルアルバムとしてはとてもバランスが良いですよね。
URL参考下さい。
http://blog.goo.ne.jp/67camper/e/ce97359715ae68025924ef39c444d313
これですね。
ともにアトランティックを代表するボーカルですちょっと意外な組み合わせに驚きです。
2in1CDって結構でてるんですね。
ありがとうございました。
今日はnotさんちで、どうもです。マン・シリーズ全てお持ちとは、うぅーん、恐れ入りました(涙)。
これって意外に穴ですよね。それを・・・・・・。
なお、遅くなりましたが、リンク完了しました。
シェリー・マン、確かに結構穴ですよね。
コンポラのマンのアルバム,結構たくさんあってどれも水準以上で変な物はないって言うのが印象ですよね。
リンクの方もありがとうございます。早速確認させていただきました。紹介文,テレ鱒ね(笑)。
楽しいコメント期待しています。
今後とも宜しく御願いします。