Free And Easy/Jackie & Roy
(ABC Paramount ABC-207)
(ABC Paramount ABC-207)
雨の朝ですが、ぼんやりした気分を一気に爽快にしてくれるボーカルをということでJ&Rを取り出してみました。Free And Easyというと最近、たまに購入するアメリカントラディショナルの雑誌を思い出しますが、そのコンセプトと何となく同じ匂いのするジャケ写とバックカバーを飾る14枚のモノクロショットですね。以下に、そのB&Wの2枚のカット追加しておきます。本日はあまり取り上げられることはないですが、このJackie & RoyのABC盤をアップしてみます。
演奏はビル・ホルマンのオケです。メンバーの記載はないですが、裏カバーの写真を見るとAl Porcino, Stu Williamson(tp), Frank Rosolino, Ray Sims(tb), Richie Kamuca, Herbie Mann(ts), Dave Pell, Charlie Mariano(as), Max Bennett(b), Shelly Manne(ds)が参加していたことがわかります。このメンバーのアンサンブルはさすがです。2-3日前のレニー・ニーハウス盤のアンサンブルをさらに厚くした感じですね。爽快なアップテンポナンバーは彼らの得意とするところですが、むしろ本アルバムではロイをfeatureしたバラードナンバーに魅力を感じてしまいます。A面のAngel Eyes, B面の"I'm Glad There Is You"が白眉の好演です。アップテンポのA-1のタイトル曲、A-2"There Will Never Be Another You", B-5の"Aren't You Glad You're You"もいいですね。そしてB-6のオーラスにロリンズ作の"Pent Up House"が収録され、各人のソロが聴けインストファンも楽しめる構成です。
所有盤はabc paramountのモノラルオリジナル盤です。abcらしい粋な計らいを感じるカバーが印象的。夏を感じる一枚ですね。
いやあ・・・このabc盤~いいジャケットですね。
「デザイン的な造り」の構図が、素直にいい感じで、イヤらしくないですね。
abcのジャッキー&ロイ、1・2枚は持ってましたが、このFree&Easyは持ってないんですよ。バックのメンツも良さそうだし、これはぜひ・・・欲しいですね。
とっても気が利いたって感じのアルバムですね。
爽快な感じのこうアルバムです。
自分のライブラリにはabcのJ&Rはこれを含めて4枚ありますが、以前にアップしたin the spotlightと並びすきな一枚です。
http://blog.goo.ne.jp/67camper/e/514acf6a3742e8b3d81af6ded4a0a0c7
ぼくもこの盤持っております。夜ジャズというコンピレーションCDが巷で 話題になっておりますが、ぼくにとってのこれはまさに昼ジャズです。これはなんか開放感に満ちあふれているんですよね。まさに、“Free And Easy”です。そして、ロイのバラードナンバーに夏の午後の倦怠感などもちよっぴり感じます。
ぼくは休みの日の午後にビールを飲みながら、これと「マイルス・ア・ヘッド」をよく聞くのですが、昼間のビールってことのほか旨いんです。ついもう一本と・・・。すると、妻が言うわけです、あなた昼間からいい加減にしなさい!と。
こればっかりは、“Free And Easy”というわけにはいきません。(笑)
昼からBEERですか。休みなら別に問題ないのでは・・・
これは昼ジャズですか。
自分の場合は夏の朝ですね。Miles Aheadはさほど昼を意識したことはなかったですが・・・
また気が向いたらコメントくださいね。おまちしています。