"JAWS"/Eddie "Lockjaw" Davis
(Prestige 7154)
年末でいそがしいですが、毎日アンプに通電するようになってきました。アモンズ,ブルーベック,コリアと来たのでもうお判りと思いますが,A, B, Cと来たので今日は”D”ですね。Dと言えばDavisが真っ先に思い浮かびますよね。大方はマイルスが予想される所ですが,今日はEddie Lockjawの方を行ってみたいと思います。エディー・ロックジョーと聴けばまず頭に浮かぶのがグリフィンとのバトルですよね。それじゃ~ちょっと67camper's Blogらしくないのでユルいオルガン相手の一枚をアップします。
メンバーはEddie "Lockjaw" Davis(ts), Shirley Scott(org), George Duvivier(b), Arthur Edgehill(ds)の4重奏団です。スコットのオルガントリオでは、ベース奏者を加えているケースがとても多くてスコットのフォーマットの基本とも言える編成ですが,元々はEddie Davis, Scott, Edgehillのトリオが存在し, "Eddie Lockjaw Davis Cookbook(prestige 7141)でここでプレイしているDuvivierが加わったようです。ご存知のようにSonny Clark Trio(Time盤)で知られるベース奏者ですよね。個人的には,生演奏を聴いたことのあるベーシストの一人で思い入れがあります。おそらく1980年頃だったと思いますが新潟イタリア軒で開催されたHank Jones, Duvivier, Shally Manneのトリオのライブでした。少し横道にそれましたが本アルバムでは,一曲のブルースもオリジナルもない構成で8曲全部がスタンダードで占められている所がポイントだと思います。特にB面の”Too close For Comfort"~"Body And Soul"~"But Not For Me"~"Tangerine"と流れるくだりが好きですね。ロックジョーのHawkins~Websterのスタイルを踏襲したサウンド,いいですね。
所有盤はBergenfield NJのブラックレーベル,シルバーロゴのステレオ盤です。プレステッジのステレオオリジナル盤もいいですよね。Van Gelderの録音、さすがです。
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