67camper's Blog

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フィリー・ジョーのドラミング

2008-03-30 06:38:16 | jazz & vocal
Philly Joe's Beat/Philly Joe Jones
(Atlantic SD1340)

 "Playing loud doesn't mean being noisy. You can play loud musically." これは評論家ナット・ヘントフがフィリー・ジョーのドラミングを語った言葉です。フィリー・ジョーはその名のごとく、フィラデルフィア出身で既に名をなしていたジョー・ジョーンズと区別するために生地の名称を冠したことはよく知られていますよね。ドラミングスタイルはジョー・ジョーンズとは異なり、ダイナミックな素早いスティックさばきが特徴ですよね。50年後半のマイルスバンドのリズムセクションはGarland/Chambers/Philly Joeですが"The modern Jazz rhythm section of the decade"として有名ですし、このユニットでペッパーと共演したこともよく知られています。当初マイルスとクラブに出演したとき、うるさすぎる(Too Loud)と評され、すぐにマイルスが解雇するだろうと思われていたようですね。実際は自己のグループ形成のため退団したのですが、Milesのfavorite drummerであったようですね。本日はこのPhilly Joe Jonesのアルバムをアップします。

 メンバーはフロントにMichael Downs(cor), Bill Barron(ts), リズムがWalter Davis(p), Paul Chambers(b), Philly Joe Jones(ds)のクインテットです。各面冒頭に"Salt Peanuts"(A面), "Two Bass Hit"(B面)のドラマーのショーケース的作品が取り上げられています。無名ですがフロントのユニゾンがいい"Salt Peanuts"がすきですね。A-3の"Dear Old Stockholm"も決定的名演があるので軽視されがちですが、録音自体が少ないですから貴重ですよね。B-2のJimmy Garrison作の"Lori"でのリリカルなWalter Davis、Downsのプレイも見逃せませんね。

 ドラマー色が強くなると、どうも聴きづらくなりますが、フィリー・ジョーのアルバムはさほどドラム色が強くないので聴きやすい感じを持っているのは自分だけかなぁ・・・。所有盤はブルー/グリーンのatlanticのステレオ盤です。コーティングカバーがうれしいですし、フィリー・ジョーの表情が抜群です!。

2008桜第一弾

2008-03-30 00:04:33 | Volkswagen

 3月最後の週末、休みのはずでしたが仕事が入ってしまい、午前中は職場へ・・・。トホホです。午後に入っても、何となく出かけたくないなと思っていましたが意を決して桜を愛でに出かけてみました。というのも明日の予報は雨。それも雷雨が混じるというんじゃ、早速咲き始めた桜も散るし、カフェオーレも繰り出せないしってことで 夕方、大洲方面にカフェオーレで繰り出しました。さすが山に向かうとまだまだ2-4分咲きという感じで来週がピークかなという感じです。まずは挨拶代わりに一枚ということで・・・。



 花の接写はいつも難しいのですが、今日は白い桜の花びらを接写してみました。ピンクもいいですが、個人的には白い桜が好きですね。どうして木によって色が変わってくるのかなぁ・・・。