RURUのひとりごっち

「博多にわか」な「独り言」と「ごちそうさま」を鍋に放り込んでなんだか煮てみたら・・・ひとりごっちが生まれました。

海辺のあとりえロボにて

2013-05-01 10:33:33 | びっくり



博多の街を海から眺める
やけに晴れた五月空
福岡ドームの丸い屋根が
一身に太陽光を集めて飴色に光っている
ベイサイドから渡船に乗るとそんな感じ

3月4月死にそうに
忙しい日々を過ごし
4月末
事務所ごと家を引っ越しました
風呂敷に包んで...。




丘から海へでました
転がりきって
いわば
岩が箱に収まったというべき

だからrockbox
アトリエ・ロボ だな
ここは

肩と首と腰が
ばらばらになり
がらからと音がなる関節痛
痛いのはすべて
骨なのか骨を取り巻く
取り巻き達なのか
もうなんか
肉体は傷だらけあざだらけ

なんかもう解らないくらいに
疲れきって
毎日朝までかたずけ続けた
腰にきてがに股歩き
傷だらけの天使の
アキラみたいに
風邪ごときで死んじゃうよ
疲れすぎたら
ドラム缶が棺桶だったな
へんな歩き方だったな
あのアキラは

今じゃ息を吹き返し
相棒を連れまわし
事件を解決しまくっている(笑)
いいけど
べつにいいのよ

そんなことより
自分で自分を束縛する
ばかだから
馬鹿眼鏡と書いて
ばかがんきょうと
読む

そのこころは
バカの度がすすむので
度数をあげずにいる
バカバカしくも
はかばかしき
あさぼらけ

ところどころ
ところ狭しと広がる浜辺にて
ワカメとりとり暮らすのは
どうなのか・・・。




福岡に来て六回目の引っ越し
生まれついてからは
もう
数えるのをやめた
住んだ穴は
山や丘が多かった

川のそばもあった
海のそばは はじめまして

南から東へ
日の沈む地から
日の登る地へ
と思えば目出たい
働き続け漕ぎ続けて
海へでた
日々
海と海の向こう側の街を見ながら
生きていきます
今後ともご贔屓に





遅咲きのひはまるで季節はずれの鯉もどり

2012-11-01 12:37:59 | びっくり
(季節はずれの来い鯉)


10月のまとめ
えっ・・・もう11月?
まあいいか
11日前の話である
10月21日の日曜日
高知県で四万十川ウルトラマラソンがあった
今年で第18回大会らしい
ウルトラと名がついているのだから
フルマラソンではない
42.195キロじゃ飽き足らない人々が
走る
60キロと100キロの
うるとら な、マラソンである





そんな
ウルトラマンタロウや
ウルトラマンハナコたちが
約2000人
北は北海道 南は九州から集まり
四万十川沿いを決められた時間内で 
走る
走り続けて
ウルトラの星にかえるの?
と言いたい
2000人もそんな馬鹿たちがいるの?
と言うなかれ
エントリー希望者は
今年は4800名もいたらしいから
その内の約2000人なのである
半分以上は選ばれないから走れない





日本にはウルトラマンタロウが多すぎる
その一人が
自転車君でエントリーしてやんの・・・。
2000人の一人に・・・なってやんねん!






あかんがな と いうことも言えぬまま
日は経ち その日が来てしまった
仕方ない
四万十川に行って
パッパッと走って帰ってこよう
と一言で済ませるわけはない
で・・・。
腰痛もちのるるも同行してきた
ホントに 行って しまったね
心配だしね 四万十川を 見たいし
なんか毎度 馬鹿夫婦だからだし





レンタカーマツダデミオで
走行距離往復1150キロも走り
二人でトータル36時間車に乗っていた
運転は半々だから 一人18時間づつ程
行きは受付に間に合うよう
深夜フェリーに乗り
別府から八幡浜へ
朝の船内休憩含め5時間乗船







てことは
乗り物に40時間以上はいた計算に
ひぇ~じゃ
帰りは高速代をケチり一般道をひた走って帰った









あっ肝心のマラソンの 
結果報告
100キロを走ったウルトラ自転車君
10時間台で無事完走
100km50代男子の部
274名中175名が完走で
自転車君は14位

という
すばらしく結構な成績でした

全体の順位は結果報告webには
各10位までしか載っていなかった
惜しい!!
男子100kmは931名が完走したみたい
完走率は6~7割くらいかなあ?
フニッシャーメダルもらいました
自己記録更新おめでとう


(控えめに自慢?)




あたしゃゴールの高校グラウンドで
2時間半も待ちました
ひとりで暇だし
同じ日に天津に帰る
あまぐりさんからの
応援メールに返信したり

「帰る日じゃなければ
四万十に応援に行ったのに」

嬉しいメールを貰っていたので



別の関西圏の友人にも
もしかしたら
見学に四万十ウルトラに行くかも

メールをもらっていたが

期待しつつ
ほんとに来る~?と催促メールを打つ
地元の祭りがどうとかで
来なかった残念。

ひとりさびしく
出店のユズアイスを食べながら
待ち続けていた
待つのって嫌いよ・・・。




それは兎も角
走ったみなさんお疲れ様
地元のボランティアスタッフの皆さん

「ありがとう、お世話になりました。」

四万十町民の幸せと
美しい自然の永遠 とを祈りつつ
四万十川沿いの道を走り
四国しまなみ中国道も走り続け
あたしゃ腰痛を悪化させつ 右折 直進
くたくたの博多バカ夫婦
人生一度きりだから
許す
あとは知らん
もう行ってきてしまったから
いまさら仕方ないじゃない




考えるな 感じろ!いや動け
動けなくなるまで動け
走れなくなるまで走れ
へろ へろへろ(笑)




ところで四万十川ですが
青々と たゆとう て
ありがとうその流れ
と お礼を言いたくなる美しさ
川と言うのはこうあるべきと思う
川の姿はおしまんと






今更ながら
いにしえ残り続けて欲しいもの
青々とたゆとうて
カヌーやら屋形船やら
帆かけ船やらボートやら浮かんでいた
鳥は川を渡り
鯉のぼりが川風になびき
朝もやに手長エビ採りの船も赤い橋の下にいた







沈下橋も数多くある
沈下しても良い橋
欄干がないのでスラッとして気持ちよい
酔っぱらいは渡るべからずな感じで
ちょっとドキドキして渡らねばならぬ
落ちて
月落ちてカラス鳴いてしも天に満るなり
青々とした川には
浄化作用がある






あとは
仕事に還元できる事例調査も怠らず
ビオトープトンボ王国調査
カヌー基地オートキャンプ場
















季節はずれの川こいのぼり
道々の橋たち
出来れば
四万十の四季すべてを見たいと思わせてくれる
そんなところです






帰り道
今治~しまなみ~尾道~下関
関門トンネルを越え福岡へ
あとは闇の中ひた走る一般道
約12時間運転した頃
土砂降りに会い 道を それる
ナビを 見あやまる 小休止





るるの
ヘロヘロ状態を見かねた自転車君
「代わるよ」
と言う
「足大丈夫なん?」
とるる
「右足は元気やから」
と言うし
代わったほうが安全だ
と交代して




家まで8時間
約20時間かかって
朝。帰福

腰痛持ちの負け
健脚の勝利。







昆布だしソムリエ幻のカブカにウルトラJ着地

2011-11-01 12:10:58 | びっくり



家族は寝ている
誰もいないリビング
シャワーをあびパジャマ代わりの
ボロTに着替えリビングに戻って
深夜にNHKをつけてみた
幻の昆布の話
京都の老舗料亭などがこぞって欲しがる
カブカ昆布?
味は柔らかく上品だか
調味料を入れずとも旨味がたつ
香深と書くらしい
うん
礼文島の香深産だから
利尻礼文島の間の冷たい海流で揉まれて
良い昆布になる

そこまではふんふんと聞いていた
しかしそれだけでは
プレミアものの
幻の昆布などというにはまだ早い

何が早いのか?
それは北海道の香深で採られたあと
敦賀の昆布問屋に運ばれ
温度湿度管理された
蔵で寝かされる
オヤスミなさい
えっ?
ねかすの?
昆布を?




テレビを消して
寝ようと思ったわたくしは
また画面に食いついた
昆布問屋のオジサン
おもむろに室の奥から
昆布の束を取り出してきた
これは平成元年のやつです
二十三年 経ってます
二年三年じゃまだまだ若い?

え~そんなにねかすの?

ひとり呟き
あれだな
昆布ソムリエ
ダシソムリエがいるな
と考える




一口すすれば

『ふむこれは!平成11年の・・・つまりですよ
12年物の香深ですな・・・・うむ、ふくいくと
柔らかな香りが立ちこめ、奥で島ユリが風に吹かれ
揺れ動きその風に乗ってかすかな潮の香りがして
花の蜜の如き甘み旨味が聞こえいやはやまさに極み!』

「・・・・・。」
それは兎も角
この幻の昆布は高級料亭でしか味わえない
庶民には高嶺の花
しかしです
まさかの裏ワザがあるという

それは
普通の昆布をですね
小さく角切りにして下さい
それに日本酒を満遍なくからめ
テンパンに重ならないように並べ
110℃のオープンで1時間焼く
そして普通に出汁をとれば
幻の昆布の味に極めて近づく
らしい
しかし我らにはその味が本当に
香深熟成昆布の出汁と同じなのか
比べるすべはない(笑)
昆布も旅をするんだな
とわかった日




幻のごとく
かつぶしのごとく
ねかすねこんぶかぶかにゃあ
昆布にかつぶし
猫にかつぶし

猫といえば
話はくるっと変わりますが
猫はちょっとした高さからなら
ひらりと飛び降りて
華麗に着地する
たまにダメ猫はべちゃっと
落ちることもあるが
ほとんど怪我をしないよね




西日本新聞の連載記事
「ほのぼの数学」
で読んだ話で
二年前の夏にアメリカでビルの
50階の高さから落ちた猫が助かった話
これは計算すると時速252キロ
空気抵抗は無視して
つまり
新幹線の速さで地面に激突しても
猫は無事だった




実は猫は地上20~50メートル位の
高さから落ちると危険だが
それ以上の高いところから落ちると
助かるのだそうで
それは空気抵抗の落下速度が一定以上
大きくならないのと
地面に落下するまでの時間内に
ベストの体勢をとれるからだって
これはどうよ




猫に数学は適用できないってこと
しかし落下中に
気を失わずにウルトラJな
着地体勢をとるなんて
恐るべし~猫の生態




猫を寝かして熟成させて
ネコ出汁ネコ鍋をいただき
ウルトラパワーを身につけて
大空たかく舞いひらりと着地してみたい

何年もののどこ産ネコ出汁ならいける?

そろそろ鍋の季節です
死にたくなっても鍋で生き返りましょう




鯛三連写~たい


竜巻とタコせんべいとムカデ記念日にシャツ礼讃

2011-08-25 12:32:24 | びっくり

(最近欲しいと思った唯一の照明具)


先日朝早く
徒歩圏の町内に竜巻が発生して
電柱4本と公園の大木もなぎ倒していった
ネットニュースを見ると
博多区と南区に発生
被害がでたとあった
屋根が飛んだり足場が壊れたり
自販機や車が壊れたりもしたらしい
長崎でも竜巻があったと今日の新聞にある
本当に何が起こるか解らない昨今
でも
気をつけようもにも、つけられぬ話です
イカ倶楽部友人と
天津あまぐりさんからも竜巻大丈夫?
とメールが入り
かすめていったと返信し
倒れた公園の木々を見聞に行った


最近大雨洪水警報や注意報も頻発

今、窓の外で落ちそうな雷鳴がとどろきました
日々気候が不安定です。
なにかホットする話がしたい




先週土曜日のテレビの話
「美の巨人」は
京都詩仙堂だった
曹洞宗の寺(丈山寺)でもあるが
メインは石川丈山の隠居荘である
寛永18年 (1641年)丈山59歳の時に造営され
寛文12年 (1672年)90歳で没するまで
31年間
ここで詩歌三昧の生活を送った
長生きしはったね~
長生きできそうな山荘ではある

その空間はまさに
「庭屋一如」のお手本の如き有り様
美しきかな日本の美
刈り込まれた
ツツジ饅頭が重なりながら奥行きをみせる
窪地のむこうに幹を隠したカエデの
あかあかと燃える紅葉
秋風の吹き抜ける静謐な書院

谷崎潤一郎じゃないが陰影礼讃に
座する間に間に季節を
独り占めして
日がな一日昼寝がしたいと
気持ちを入り込ませる下世話なわたし(笑)
ただ番組の案内人?
モデュロール兄弟はちょっと頂けない
コルビジェも泣くよ
いや笑うよ





(今の話から一番かけはなれた写真やね・・・。)




ただただ夏も過ぎゆくばかり
友人の友人が家を新築するらしく
前の家で使っていて
天井にフックをつけれないから余っている
母のイタリア製ガラスのペンダントライト
を使う?と聞いたら
使う。と即、答えがきて
はるばる兵庫からとりにきた
まあ何年ぶりかで
ひのめをみるであろうライト君
役に立って良かったよ




そのイカ倶楽部友人だが
今回は海がシケで
イカは食べれなかった
イカ踊りも踊らずに
淡路タコせんべいを食べ
ダイヤモンド?プロジェクトについて
話し。帰っていったイカんせん

イカとタコは海から海へ
すいすいすいと
泳ぐ人魚と共に
人魚というのは、いわば半魚人
いわばとは、頭が魚か足が魚かで
若干のズレ
人魚は半魚人ではないと思う
頭が魚がやっぱり半漁人 だ

半漁人といえば
読んでいる時
面白いと思った本でも
数年たつと内容は忘れて
おぼろげにストーリーの大筋だけ
覚えていたり
それも忘れてしまったりして
まあもう一度読める特典はある(笑)




ただ何年何十年経っても忘れない
忘れられない印象的な小説
っていうのもあるにはある
夏に思い出してしまうのは
大学時代に読んだ
「怪奇小説という題名の怪奇小説」
都築道夫作
あれは肌触りがまさしく夏向き
ぞわぞわして
怖いというよりも
小説の中に迷い込む感じがあった

最近小説にも映画にも単純には
迷い込むことが出来ない
邪念が多いんだろうか?
ボージーソワカ
そんなわけで
読んだ人にはわかる
布団の中の半魚人

天をみている
海を跳ねて空に向かう飛び魚たち
あのジャンピングは
どういうメカニズムなのか?

地底から這い出た地底人より
布団ではなく海から飛び出す半魚人がいい

半魚人と地底人は
どっちが怖いか
じっくり考えて
決まったらコメント頂戴(笑)

なんにしても
今年の夏も蒸し暑い
生きていくのも大変だのに
暑さでまいる
妖怪でも見たら涼しくなるのか?
妖怪と人間の合いの子は
半妖人というのだろうか?

ぬらりひょんの孫
って
コミックがあるらしいが
読んだことはない
半分妖怪らしい

半怪人と書くと怪しいだけだから
変だものね 半妖人がいい
妖しいほうが妖怪的

世の中も半々の感じで行く方が
平和なのにと思う
一極に集まらないで生きる

かたよりが不幸を招く
宗教・人口・領土・資源
ついでに
才能・美貌・理性・知性(笑)
理系対文系の戦いも不幸だ
理系の総理が2度続いたので
次は何系かと考える

理文系という
ジャンルも創る方が良い
教育が専門家を養成しては
専門バカを作り出し
専門バカが作り出したとてつもない
システムや物体を
権力のある素人バカが利用する
管理能力もないのに
そして取り返しがつかぬ失敗をして
そんなことの繰り返し
とてつもない物を・・・。




とてつもなさを理解できる素人は
おびえながら暮らし
理解力を呪ったりしているだろう
太陽は二つ要らない
月も二つ要らないが
地球が二つあれば良いと
しみじみ思う
一つは太古の地球
まだ人類は海か空の中

ようそろ

終戦記念日とムカデ(百足)
8・15夜中
寝室の隣のリビングにいた母
何やらバタンとバタンと
大きな音をさせたから
ゴキブリでもでたの?と覗いたら
母のぬいだスリッパ の横に
ムカデが死んでいた
「刺されたよ、スリッパの中にいた
チクッとしたから針が落ちてたのかと思ったけど
ムカデやった、なんか塗る薬あるかな
もう殺したから大丈夫・・・小さいし。」
と普通に言った母
「ひぇうへ~ムカデ・・・怖い・・。」
年に1~2回入り込んでくる


セミも日々飛び込む玄関前


そういえば
十数年前大阪の実家へ
仕事の打ち合わせで帰っていた時
庭から洗濯物についてきた
巨大ムカデにるるは刺された
その記憶はいまだに
ハッキリ覚えている
その赤黒い肢体と無数の足
足に走った激しい痛み
オオマイゴッド!!

そんな話のついでに
母が言った
子供の頃の記憶で
鮮明に覚えていることがあって
しかも終戦の日八月十五日に
疎開先の島根県で
天皇陛下のラジオを聞くため
ラジオのあるお宅まで
田舎道を何人かで歩いていて
巨大ムカデに出会い
誰かが刺された

同じ八月十五日に
ムカデに遭遇する
なんか変やねと

八月十五ムカデ記念日か・・・。
終戦とムカデ
なにか因縁があるのかもしれず
虫と記憶について
いつも不思議を感じる
蝶も記憶装置・・・と思う
ムカデはなんか
ぞろっとして
暑くて痛い記憶の針か





るるの友人が生地をくれたものがあったので
母がこの2ヶ月弱で作ったシャツは8枚
東京の姉夫婦に2枚ずつ
自転車君に2枚るるにも1枚
お世話になった友人に1枚
がんばりすぎやろ(花丸)




詰るところデジ穴は雲がくれ西夜半の葉月

2011-08-03 22:55:57 | びっくり


縁側の住人は穴雲について考える
あの雲の穴はこっち側とあっち側をツナグ

粋なおじさんの後姿・・・肩の
ショルダーバックに人生の哀愁詰めて
七月文月七夜月はあっち側に行ってしまった




それで
今年も生の山笠見ないまま
祭りは終わり風がふいた
レディ・ガガ旋風の後
なでしこJapan旋風

女子達の元気は頼もしいけれど
本物の台風がやって来て
迷走しながら被害を与えて行った

福岡も風強しだったが
その強風の台風の日
やはり調査で海沿いの街にいた
追加調査はやはり暑かった
家に戻ってもニュースも見ずに
ぐったりだったから
台風のことはどこをどう迷走したか
ヨクワカラナイ
兵庫の友人のメール
現場が吹き飛びそうだと告げ
台風ロク号とてつもなし
とあった



とてつもなしな話
が多い昨今だから
とてつもなく働いて
身体の中心が痛い
目がまわる


大学を出て
結局30年働き続けたにも関わらず
軌道はない錆びたレールの上を
延々と歩き
どこに向かうのか
ヒンヤリざらざら
錆びたレールを枕に
昼寝がしたい

ゴトトン ゴトトン




遠く近く響く音
七月文月七夜月
二十四日は月が二個空にあったけど
世の中はことわりなく
勝手にデジタル化し
ゼロと1の狭間に入り込む
幸せから遠く離れて
2も3も4もなく
ひたすら
座標の狭間に時間を刻みつけていく
ゴトトン ゴトトン

鹿は呼ばなかった

地デジカウントダウンしたのに
シカシ・・・。
古いテレビデオは消えなかった
何故なんだ?
何故消えない?
何にもしないまま


(これって何のサイン?)


デジアナな穴にも一武の魂
異人賢人ジェイコム氏?が
代わりに
ブラウン管の中に
鹿を入れてくれたの?
鹿じゃない
馬かもしれない
なんだかな
消えないテレビに
少々がっかりしながらも
ちょっと嬉しい
VHSもまだ見れるようだし
撮れるようだし
何処が全国デジタル化?

何もしないまま
テレビも消えないまま
変わりなく世の中は薄く広く座標
いずれ四次元世界へ

我が家はいまだ巾とる
ブラウン管テレビデオに
拍手を 送る
死ぬまで 生きろよ



(スケルトンで歯車は働く姿をさらす)

ブラウン管の中に
夢馬を飼って

隙間のない薄い板の
ハイパーテレビには
せいぜい
ムカデかゲジゲジくらいが関の山
なんてね
ホンマは薄いテレビ欲しいんやろ?
カッコええもんな(笑)

それより
この前エアコン壊れたの
でメーカーに連絡して
修理のおじさんが来て
室外機の基盤を変えます
っていうの
たしか去年の夏も暑い盛りに
エアコンが壊れて
修理やさんが基盤を変えたのよ
そう言ったら修理やさん
基盤は二つあるんです
ってさ
ふ~ん
そういうことなのね
また一万円払えってさ
月も基盤も二つなんだね
まあ仕方なし機械も年を食う





夏七夜月も暮れて
最早
八月が来た
そして
朔日
大濠花火大会も
ブラウン管テレビでお茶の間観戦
まあ花火師たちの戦いは
今年も熱い?
四角い箱の中
火の粉被らず好し
と馬が嘶く


(海岸で泳ぐ人々に最早羨望なく調査を続行)


溜まった経理仕事は溜めたままにして
調査仕事の合間狭間には
トイレ掃除をしたり
床の雑巾がけをしたり
庭のタイルの泥を水掃除したり
新聞紙をまとめたり
流しのゴミ受けの詰まりをごしごし
洗ったりシンク磨いたり
でもいまひとつ綺麗にならない我が家
それから
洗剤の補充したり
順繰りになんかかんか ああるある

安かったから業務用洗剤にしたら
洗濯洗剤箱への補充が結構手間で
洗剤を袋から箱に
入れる時床にこぼれてしまう
やっぱ箱入りにしよう
やってられん

洗面所の陶器の黄ばみをジフで磨く
ジフってかなり万能よ
気になっていた壁のクロスのシミも
ジフとミクロのスポンジで磨くと
あらま!なんと取れたし
でもすぐ汚れるし
だいたい割れた洗面所周りの棚や
劣化してきた陶器見てると
もうどうでもいいって思う
やってられん

ガスレンジの焦げ付きを磨いて
なんか塗装を禿げさせたりして
ガス台て結構ヤワだわ
これからは
金ダワシ使わないようにしよう
といまさら無駄な反省
もう遅いけど

洗濯機のゴミとりフィルターを洗う
何故か二個も付いとるのや
この前
炎天下調査から帰った時
シャワーを浴びようとして
洗濯物を干し忘れていたことに
はた と気づき
(なんで気づきの音は「はた!」なんだろう?)




洗濯機から洗濯物を出そうとしたら
ゴミがパラパラ床に落ちたの
フィルターが外れて
ゴミとりの中のゴミが
洗濯物にからまり放題

ポケットにティッシュ入れたまま
洗濯した時のようにイライラする
一枚一枚ゴミを振り払い
フィルターをあらい
取り付け
もう一度すすぎをセットし
落ちたゴミを掃除し
やっと
風呂場でシャワーをひねった
そしたらこんどは
水が排水しないのね




髪の毛やらなんやら
風呂場の排水口の
ゴミとり網が
今度はご機嫌斜め 前後ろ
むろん裸体で排水口の
ヌルヌルを掃除しつつ
例えば
そんなもろもろ
際限のない
所謂やりがいのあまり無い
いや殆ど無い
感謝もされない
クリエイティブのカケラも無い
作業を
如何に淡々とするのか

ここはやはり
記録して自分を納得させる
しかすべはないと(笑)
まあ思う

調査仕事でクタクタの日に
やりたくない
だって自分独り分の
ゴミじゃない
家族みんなのゴミとヌルヌル

毎度毎度の繰り返される
日々の穴ログ(笑)
デジタル化して全自動化しても
そういう末端はあいも変わらず
人力作業



過労死しても
自営業には労災はないから
記録しても意味はないけれど
キツい疲れたとつぶやくのは勝手
Twitterでは
3秒に1回「疲れた」「眠い」と
つぶやかれている
という調査結果が出たらしいよ。

ミネラルウォーター「ヴィッテル」
(サントリー)のキャンペーン
2月16日から3月10日までの
約3週間の間
「疲れた」は1日平均2万7241回
「眠い」は同2万8744回
つぶやかれていたってよ・・・。
だいたい
3秒に1回はつぶやかれている計算
(1日は8万6400秒)。
1週間で見ると、「疲れた」「眠い」とも
水曜日に多いんだって
Vittelを飲んでリフレッシュしようという
宣伝文句でした




我が家じゃ水道水を飲み続けている
どうりで疲れがとれません(笑) 
でも
上の歯の詰め物はとれたまんま です

詰め物? 詰まる・・・。
といえば
こんな詰まんない話
読んでくれているアナタ
この前誰か知らないけど
過去ログ全て読まれるくらい
のクリック数
PV約1000なんて数の日が
あったの
はたして面白く読んでくれたのか
少し気になっているのです
一つ二つでも面白かったら
嬉しいですが
詰まんなくても詰まっても
まあどうってことない
歯医者行けよって話ですから
馬鹿な女のひとりごと
演歌じゃないです

今日の
ヘッドグランドミュージックは
Bjorkビョークのアルバム
Telegramテレグラムの
Hyperballad
(Brodsky Quartet Version)
とHeadphones

完全に脳がテクノってしまいました
ジャケットのビョークの青い写真が
荒木経惟アラーキーなんです
かなり宵酔い好いので中古ですが
殿堂入りしてデジ穴に保管しましょう

いずれまた



(海の家って究極のアナログって気がします。)




唐津炭鉱御殿は花鳥風月モダンな夢跡

2010-02-24 18:03:53 | びっくり

(金獅子と鯛~唐津くんち曳山のなかでもぴか一愛でたい)


ごめ~が 泣くから
にしんが くると~
あか~い つっぽの
やんしゅが さ~わぐ
雪に うもれた
番屋の 隅で~
わたしゃ 夜通し
めしを たく~

唐津の虹の松原を
この如月寒空に散歩してたら
この歌が思い浮かんだの

何故って?
先週の話です
あまぐりさんが春節休みに
博多に来たので
共通の友人が唐津で会おう
って言うから
バスに乗ってちょっくら行って
二人で唐津の浜を散歩した
この如月寒空に・・・。
貝殻拾ったりして
もう
ひっとっ子こひとりいない浜辺に
静かに波が押してたの





あれから にしんは
どこへ いったやら~
やぶれた 網は
といさし あ~みか~
い~まじゃ~ 浜辺で
おんぼろ ろ~
おんぼろ ぼ~ろろ



車で6時間以上かけてやってくる
兵庫人の友人2名が到着するのを
待って虹の松原の松の林で待つの
松はナナメに生えてた




沖を通るは~ かさと丸 
わたしゃ 涙で
にしん ぐもりの
空を見る




そんなわけで
にしん踊りならぬ
イカ踊りを踊る為に
車でやってきた唐津大好き友人

合流して
友好を深めつつイカをほうばった

もえろ かがり火
あさりの 浜で~
海は銀色 にしんの色よ
ソーラン節に
頬そめ ながら~
わたしゃ
大漁の 網を引く



まさに大漁のイカはいかにも
食べられる為に横たわっていた
友人のいか踊りを眺めつつ
何故かやっぱりこの歌が
頭によぎる・・・。

あれから にしんは
どこへ いったやら~
あたごい 岬の
ニシン 御殿も
いまじゃ さびれて
おんぼろ ろ~
おんぼろ ぼ~ろろ

変わらぬ ものは
古代文字
わたしゃ 涙で
わたしゃ 涙で
娘盛りの 夢を見る




そんな感じでどんな感じか!(笑)
ニシン御殿ならぬ炭鉱御殿
唐津に来たら是非に見ておきたかった
旧高取邸に行った

平成10年国指定重要文化財
杵島炭鉱の炭鉱主
高取伊好(これよし)の邸宅で
唐津城本丸西南の海岸沿い
約2300坪の敷地に建つ近代和風建築




5年ほどまえに
唐津の城内調査の仕事で
何度か唐津に来た時には
改修中で見られなかった
から
気になっていて
これは兎にも角にも
一見の価値ありな建物



(庭の松が潮の匂いを運んで来るの)



明治から大正にかけて炭鉱景気の
唐津は
博多から良い品を求める
買い物客で賑わう
おしゃれな街だったそう
そんな
おしゃれさのなごりは
この和風住宅(洋風を取込んだ和風)
の中にも
数限りなく残っていた




欄間のモダンなデザイン
和室の暖炉にイタリアの大理石
二階の海を臨む窓には気泡入りのガラス
アールヌーボー調インテリアの洋間
あらゆる板戸には美しき花鳥風月の絵
ふすまの引き手には確か
伊万里七宝焼きか陶器
茶室も中庭に面して作られ
なにより国内唯一ではないかと言われる
住宅内の能舞台である
北の広間と合わせて
30畳の大広間としても使える
和の住居の素晴らしさ!


(内部は撮影禁止だからポスターで勘弁)


立て板に水の熟女のガイドさんが
案内してくれはった
ほんま見れて良かった


~宮島醤油ホームページ~
会長コラムによると

高取伊好は1850年(嘉永3年)に
多久藩の儒臣の子に生まれ
儒学にも通じ
21歳の時、英語を学び
慶応義塾に転校し
鉱山学を修めたという

国管の高島炭鉱で技師として
赴任して
明治14年高島炭鉱が
三菱の岩崎弥太郎の所有になった
後、退職
多久藩の親藩である鍋島家が経営する
香焼島炭鉱の技術者を務めるが
これも三菱の手に移ったので
退職する





その後
唐津炭鉱の着手にかかる
でまあ
戦況に不況に翻弄されつつ
浮き沈みを繰り返しながら
結局最終的には
やっぱり三菱に売却

岩崎弥太郎
どんだけ~もってくのさ!
世の中は資本力ですから
そうね。




あれから にしんは
どこへ いったやら~
あたごい 岬の
ニシン 御殿も
いまじゃ さびれて
おんぼろ ろ~
おんぼろ ぼ~ろろ

変わらぬ ものは
古代文字
わたしゃ 涙で
わたしゃ 涙で
娘盛りの 夢を見る


以上
栄枯盛衰の夢の跡
改修費用も かかってますし
早く見ておかないと
この経済泥船の世の中
いつどうなるか
なるか
わかりませんもの



(あまぐりさんに貰った植垣の米菓子うまかった。)




お化け屋敷より渦中のくりを拾って無病息災(改)

2009-09-16 18:37:32 | びっくり

(今日の一端木綿空)

ブログを始めてから
早くも
三年寝太郎
いいえ
起きては寝て
寝ては起きて
まるまる三年も経ち
まあびっくりします

ひとごとのように
思う次第です

「祝3周年!」


だって
絶対 続かない!
と 思ってるから
逆に 続いてきた
ともいえる
あまのじゃくの面目躍如

最近アクセス数の横

ランキングとやらが
点灯しはじめた
びっくりである
へ~~?


(マジック点灯!でも更新しないとすぐ消える)

goo のブログだけで
128万以上のブログがあるらしい
1万位以内しか
ランキングには載らない

読んでいるのは ほぼ知人だから
順位なんて
絶対点灯するわけない!
と思ってた

でも知らない人もぼちぼち
読んでくれているのかなあ
とこれ見て思った


知らない人の
ブログを
るるも読むことはあるけど
人見知りだから
なかなか
コメントできず
ネット上でのおつきあいは
知人以外は皆無
それに
気持ちが穏やかな日は
つぶやかないし

気分の良い日はブログなんて
しないでしょ
しないのよ!
それは 私的に普通なの

最悪なとき
人見知りはもっと増す



眠れぬ夜に明け方に
ベッドで携帯に綴る
くだらぬ事をつらつらと
毎日更新してた頃は
ストレスも神経も最大、最悪。
この四~五年は本当にしんどい日々
精神安定剤の代わりに
つぶやいていた

かなりどうでもいいことを
つぶやき尽くした気もする
オブラートで
包んだ部分は苦すぎて結局
つぶやかずに棄てる

修羅な日々を棄てる
棄てられない時は
持ち越し
持っていきばを失い

腹が立つ
腹が立ち過ぎると
怒りを通り越して
悲しみに変わる
悲しみが絶望へと変わらぬうちに
またなにかを探して
つぶやく
人生は繰り返し
繰り返す





起きて
最初に洗濯機をまわす
お湯を沸かして
表面張力ミルクティーを
ミムラ姉さんマグに
淹れて
ああ
今日は公園調査だ
三時間睡眠ののち
朝六時起床。

引越し屋娘も今日は
Sランクのキツイ仕事と
夕べ言ってた
6時半
娘は早々出勤した
るるは
5つ目の公園調査へ
めずらしく小雨か!
七時半に家を出た
雨は降っていなかった
しかし
今回の調査で初めての曇り
すずしい!
嬉しい!

この感じで
雨が降らずにいてください!

天照る祈る大臣


(晴れごいは私におまかせ!)

あっ
洗濯干して来るのを忘れた!
室内干し我が家
天候に関係なく干す
そして


昼には太陽様が
ご機嫌麗しくしく
顔をだし
「あーた がんばんなさいよ!」

美川けんいち風な
歓待である
やっぱり暑い!
なんて
太陽に愛される日々(汗)


(さんまの開きにみえた雲)

テニスコートじゃ
パコン、パコ~ン
野球場じゃ
カ キン、カキーン
今日は火曜か金曜か!?
と突っ込みつつ
こちらに玉が飛んできたら
ヨケル気が前で計測
そう
ここは運動公園よ
若人は
テニスコートに群がり
野球場じゃ試合中で
中高老年は
周辺広場ベンチで読書三昧
銀杏の実を拾っている
おばさんがいる

銀杏!?
まだ九月だのに?
見上げれば
胃腸の気にピロリ菌
ではなく
イチョウの木に銀杏の実が
たわわ たわわ
で秋の気配
なのに
やっぱり暑い!
秋は そこまで そこまで来て
足踏みの音が
ざっ。ざっ。ざず。
止まらないで!


(シュウメイギク咲いとった)

家を出て7時間半
調査を終えて
工学部女子バイトさんに
じゃあ終わりましょう
というと
学生さんは自分の車に乗って
去っていった
バイトはマイカー!
るるは 杜甫杜甫杜甫と
一句もひねらずに駅に向かった
バイト父さんはBMWに乗っている
と言っていた
ふ~んそうか~と格差社会を実感
いまさら実感しなくても
いいか。



そんなことより
疲れた足のことだ
最初は
ふともも前から膝に降りた
今はふくらはぎから
足首靴の中で
地面と格闘していた
痛みは下へと移動する?
このまま地面に新党結成じゃなく
浸透して
地球の中心マグマで燃えてくれ!

それなのに
足は家に向かわずに
寄り道の不貞の やから
よろよろっと
よろけて昼メロな宵
愛人宅でもあればいいが
どこかといえば
現場近く
箱崎の宮へ足が勝手に大地をすり足
お参りよ!
だって
放生会(ほうじょうや)
だから参道には 
夜店 夜店が所狭しと立ち並ぶ




夜店はみるだけよ
おばけ屋敷も写真におさめるだけ
金魚だって掬いませんし

でも
足が一度だけ止まったの
葉付生姜の横に並べられた

くりくりくり
「お兄さん¥このくりくり。」
「いや・・・おいくら?」
「もう、こっちのは3百円引きにしますよ。」
「これくりさい。」
といって栗を持ってお宮へ




無病息災。商売繁盛。
神様にお願いしときました
花庭園にはシュウメイギクやらキキョウ
秋が咲いていました

萩の花 尾花葛花 なでしこの花 をみなえし また藤袴 朝顔の花

(山上憶良 万葉集 巻八・一五三八)







万歩計も2万歩超えたし


(万歩計つけてみました)

もう足の裏が 笑い出すし
だから帰ります!
洗濯干してないし
山ほどある調査票
あなごもりしなきゃ
おばけ屋敷よりも
ぞぞぞ。と
ひんやりした気分になれる

でも、もう今日は
布団にもぐることしか
思い浮かばず


イントロが
素敵に魅惑的な
The Whoの
Baba O’RileyとPinboll Wizard
聞きながら
 zzZZZzz。。Z





岩手のパカポコ牧場からさんま戴きました
謝謝!有り難う。有り難う!
栗とさんまが揃いぶみで
これで我が家にも秋が来ました。


パカポコ牧場へ行くには
横のブックマークをクリックですよ。

追伸
渦中の栗×(祭りの渦で売る栗)    →火中の栗○(意味は辞書で)
一端木綿×(空の端っこにたなびく木綿)→一反木綿○(意味鬼太郎に聞け)
杜甫杜甫×(一句ひねりながら歩くこと)→徒歩徒歩○

一般人は丸○を使ってね
え~特に お子様達は危険だから
間違えないようにね!





エルニーニョな鯨飲は湿舌に尽くし難い

2009-07-26 15:42:01 | びっくり

(ご来光その1)

月のせいで豪雨が来る
とブログに書いたら
本当になった
月を怒らしたのかしら
怒らないでクダサイ
降り続いて 降り続いて
川はあふれた
側溝もあふれた

我がマンションの一階ロビーも
浅い湖になっちゃいました
外から戻って入ろうとして
おののいた
靴は水に沈み
下のタイルはぬるりとして
滑りそうで
そろり
ぴちゃり
そろり
ぴちぱちゃ

エレベータの前までいき
乗り込んだが
雨音が昇降機の縦穴に
虚ろに響き
怖い
ノアの箱舟をつくらにゃ
にゃらん

皆既日食のある年には
なんか色々あるというが
人間の罪と病を背負ってくれるという
人間の勝手な思い込みなど
月も太陽も知らぬと言う
地球は病んで行く
暗くならずにおらりょうか



(ご来光その2)


この豪雨は
積乱雲が多発し
くさび状に広がる現象
テーパリングクラウドが
梅雨前線付近で発生
そこに『湿舌』と呼ばれる
湿った空気が
ながれこんだせいらしい


自転車君が朝
『しつぜつが鯨飲だって!』
とのたまった

『しつぜつ?鯨飲?』
とるるは言いつつ
鯨の舌がぺろりと窓から見えた気がした

『だから湿った舌て言う・・・原因。』
と自転車君
『湿った舌?誰が?』
『雨が。この豪雨。エルニーニョも
関係があるって、昨日の新聞にあった』
『ふーん。エルニーニョて所謂・・・何?』
『えっと海水温度が上がって・・・なんか
なる事・・・わからンン』
『わからん?のかい・・・ふん。』
と言う会話の後

ぴちぴち ちゃぷ ちゃぷ ら
ぼご ぼぐぶぶぶ・・・。


(ご来光その3)


ちなみに
このデーターによると

気象庁ホームページ


西日本の日本海側
まあ我が住まい福岡県などは
エルニーニョ現象の起こる年の
梅雨6~7月には
降雨量は多く
そして日照時間も多いらしい
だから
雨と太陽の恵みの両方を得られる
と良いほうにもとれるが
度を越す一極集中はこまる



水は命の源だが
水で命を落とす場合も多い
一時間に30~50ミリの雨で
バケツをひっくり返したような雨
80ミリ以上になると
息苦しく圧迫感と恐怖を感じる
と新聞にある

福岡各地で一時間100ミリ前後を記録

確かにその位降る時刻に
外に居たるるは
傘はあったが
建物から出れズに恐ろしくなり
そそくさと中に引っ込んだ
屋根と壁のある空間を
本当にありがたいと思うのは
こんな時である
原始時代でなくて良かった~


(ご来光その4)

それは兎も角
不況に追い討ちの
インフルエンザ騒動の次は
豪雨洪水竜巻警報
土砂崩れに浸水被害
こんな時に政治家不在
日本は沈没
経済の底なし沼もあふれて
液状化の後
人は皆プラトーン化

オバマ氏はプラハで
「カクなき世界」を目指す
と演説した
日本はいや我家は
「カネなき生活」を抜け出せ
と叫びつづけ
どちらも望み薄ではある
理想と現実の狭間に
底なし沼とは
おそろしや
少女パレアナだって
幸せ遊びのわずかの希望さえ
見つけきれず
つっぷすだろう


(それでも川は今日も流れゆく・・・。)

ありのま間にマニ居たり来たりなまはんかちょうかな話

2009-05-02 00:02:22 | びっくり

(豚さんを悪者にしないでね)


あり 居たり来たり
ありの間 ま
なまはんか ちょうか
な話である


祖の位置~あり 居たり来たりの章

庭作りの相談をうけたので 
友人宅におじゃました
4年以上の久し振りか?と
数えてみつつ
前に住んでいた地域の懐かしい景色を
みながら歩いて行った
以前は
何度もおじゃましていた友人宅なのだが
隣接し広がっていたゴルフ場がなくなり
分譲住宅地に変わっていた
友人が途中まで迎えに出てくれなければ
道を間違える程に景色が違っていた



(どうなの最近?)



その煮豆空豆~ありの間 まの章


お昼に揚げたてカレーパンを作ってくれた
「揚げたては美味しいよ」と言って
カレーを木地に包むのを手伝った
初体験だな
家カレーパンは
揚げるというより焼くに近いものだった
油っこくなくて
さくさくしふんわりあっさりした蛋白な味だった
美味しかった
ぼっちゃんだんご?も初めて食べた
ちいさくて可愛い三色だんご
アールグレイの紅茶と共に
でも
食ってばかりじゃなくてよ!
USBに保存していった庭作りの資料写真
娘さんのパソコンを借りて見ながら
イメージ作りのお手伝い
日当たりのよい南庭
さて
どんな雰囲気に変身するのか楽しみだ

この邸宅は
何時来ても居心地がよい
リビングは吹き抜けで天井が高く
壁は硬質で品度の高いコンクリートの打ち放し
冬は床暖房で暖かい
春は陽射しであたたかい
わが穴蔵に比べると明るさ暖かさの度合いが
百割増し段違い平行棒なのである

「我が家は竹林横、冬寒く夏も寒い。」
「狸の穴蔵なんだよ」って言うと
「竹林横ならかぐや姫の方が良いわ」
と品良く友人は言う

「かぐや姫かあ~そりゃいいね。実家は月なんだな。」
「もう限界ですわ、月の実家に帰らせていただきます。とかって?」
とるる

取りあえず、月からもお迎えが来ないままだが
お迎えなど待たずに月をめざそう
と心に誓ったりしながら
久しぶりなこともあり
庭以外の話もいろいろはずみ
ついつい長居をしてしまう

帰り際
ご主人が持ち帰った玉子を分けていただいた
ありがとう

だから昨日はゆで玉子を作り
判割りにして黄味だけ取り出し
マヨネーズときざみパセリを混ぜて
白身に再び盛り付ける
我が家伝統(母伝来)の正月料理のひとつを作った
今日はマッシュポテト入りオムレツを作った
ご馳走様ですた

今週は玉子料理週間になるだろう
明日のメニュウ思い浮かばないけれど
あとは出汁巻きだな たぶん


(やっと見つけた!チキンなバスさ)


ソノさんチョさん~なまはんかちょうかの章

地域友達の引っ越し組ソンさんに
久しぶりに地域に行ってきた
とメールをしたら
ソンさんは
昨日宮島と錦帯橋に行ってきたよ

返信があった

前に
ソンさん(もち日本人)に会った日に
同じ地域友達で天竺会
会長のチョさん(多分日本人です)
に一年近く会っていないので
メールで近況を伺った
その返信メールに
二人で びっくら仰天 抱腹絶倒
したのを思いだした
その返信メールには
ご主人の単身不任先の広島に車で行って来たよ
とあり
土日を使い
ご主人と広島から関西方面に足を延ばしたらしく

神戸異人館・ポートピア・京都金閣寺、嵐山、清水寺豆腐
大阪難波、道頓堀タコ焼き、お好み焼き
明石大橋渡りパーキングで一泊し、淡路島鳴門の渦潮
四国に渡り、坂出で讃岐うどんを二カ所食べあるき
瀬戸大橋渡り、倉敷美観地区・尾道ラーメン制覇してきたよ!
老体の割にはすごかろ

とあったからだ

日曜午後七時には
広島に戻っていたというからすごい!

検証してみたが
その強行軍(胃袋も!)は
さすが会長!

膝をたたかずにはいられない
神業だ
だってさだってさ
神戸京都大阪四国倉敷尾道広島と
主要「粉もの」は
しっかり胃袋に納めつつだからね!
「まさかありえね~!」
と二人で叫んだのだった

やはり会長は尊敬すべき会長だと
なまはんかちょうかではない人であったと
再認識すると共に
わたくしも
とりもあえずなまなかな旅にでよう
と思う
そんな日であらった

ローリング・ストーンズ
「TIME IS ON MY SIDE」
を聞きながら



(おぼろな~月に帰ってお仕置きよ!~)



涅槃寂静数え歌に安眠の声を知る

2008-11-15 01:45:36 | びっくり

(櫛田神社の狛犬さん あ)


(犬は月よりの使者ですよ うん)

まる たけ えびす に おしおいけ
あねさん ろっかく たこにしき
しはや ぶったか まつまん ごじょう
などと歌いつつ

銀杏の殻をむく
そのおかげで
右の親指の爪が深爪で指先が痛い
銀杏のせいです
銀杏の塩炒り・・・美味しいから
でも
殻をムクノハタイヘンナノ
キッチン挟みの柄に
銀杏の殻割りが付いている
挟んで割る
割るが
力加減がムツカシイ
軽くするとなかなか割れず
殻が身に食い込む
力を入れすぎると
殻ごと実も割れる
無傷でコロロンとむけるのは
十個に一個
軽くへこませてから
位置をかえて挟んで割るのが
一番成功率高い
成功しなかった銀杏の
実にひっついた殻を取る時
親指の爪は殻に負ける
親指の爪は無残にわれる
カラを割らずに爪を割る
そんな哀しい日
割れた爪をきる
切り過ぎる
痛い 痛いよ 
銀杏割~専用器具なら
ちゃんとうまくむけるのか?




次の次の日
焼きなすの皮をむいていて
親指の先が痛くてしみて
3個目の
あと4ぶんの1というとこで
テレビを見ていた自転車君を呼んで

「おねがい・・・これ・・・後、むいて」

あんなに苦労してむいた銀杏
食べるのは
ほんの数秒だったさ!
それくらいに
銀杏のバカ
うまいがばか
永遠にばか・・・。

ところで永遠は
えいえん と読むのか
とわ と読むのか
に とらわれつつ
永遠について
いや
類似語?の

「無限」
について考えた
それにしても
有限な人間達には
無限の概念はわからない 
のじゃないのか?
それなのに
ああ それなのに
無駄に考えてしまう
めんどくさい
自分が めんどくさい

有限な無限大の全体集合は
有り得るのか?
限りは普通に集合体になりうるから 
限りなのに
限りが無いとは
奇怪な!
まっこと面妖な!


(そうねたぶん・・・。)

宇宙や数に限りがないなら
それは
メビウスの輪やクラインの壺のごとく
繋がったものとしか 理解出来ず
ならば
無限大はねじれの集合だ
ああ
だから ∞ と書くのかな?
今夜も眠れないじゃないのさ!
永遠に無限のことがわからない

無限の一個手前で寝てしまうのが
得策
羊を10の68乗数えるのには
何日かかる?

数の世界じゃ
命数法でいうところの最大値を
無量大数(10の68もしくは88乗?)
などと書く
一個手前の10の64乗が
不可思議
という単位なのは面白く
ジャストミート
と思う

一、千、万、億、兆、京、垓、秭、穣、溝
澗、正、載、極、恒河沙、阿僧祇、那由他
不可思議、無量大数
となるわけで


(すいとうにはお茶入れとこ)

少数のほうは
10の-24乗を
涅槃寂静(ねはんじゃくじょう)
などという
命数法の小数
これを数え歌にして
羊のかわりに夜な夜な歌おう

いち・ぶ・りん・もう・し・こつ・び・せん
しゃ・じん・あい・びょう・ばく・もこ
しゅんじゅん・しゅゆ・しゅんそく・だんし
せつな・りっとく・こくう・せいじょう
あらや・あまら・ねはんじゃくじょう
ねはん・・・じゃくじゃく・・・ZZZZZ

うあっあやうく
眠っちまうとこやった

ところで
10の100乗は
アメリカじゃあgoogol(ゴーグル)
っていう
多分google(グーグル)の由来はこれだろう?
違う?
先ほど
グーグルストリートビューを覗いてみたが
すぐに面倒になって閉じた
やっぱり自分の足で歩かなきゃ
ストリートの
「におい」 や 「あじわい」 は感じ取れない
猿苦学 いや「さるく学」探究者としては
さるき(歩き)たおさねばならない
走らず 止まらず 歩くのである

また話がそれた

数の最大値は
本当のところよくわからないが
調べてみると
10の6000乗を
英国ではmillillionっていうらしい
ところがアメリカじゃあmillillionは
10の3003乗らしい
英国じゃあ
10の3003乗はquingentilliard
と言うって
同じ英語圏でも違うわけね
ことほどさように
数の最大値なんて
あいまいもこで
いいって訳よ
必要がないもんね
でも必要がないものに
ついつい興味がわくのは
何故なのか?
無限や無限大について考えることも
そうだが
必要にかられない
不必要にかられる人生
それもいいかなって
今日は思う


(君ってめんどくさいね~ソン家こたろう~)

今日の拾い唄
「100までの素数 数え歌?」

兄さん(2、3)五時に(5)セブンイレブン(7、11)
父さん(13)いいなと(17)ついていく(19)
兄さん(23)買った肉を(29)裂いて(31)
皆で食べたら(37)41円しか(41)予算がない(43)
しなった顔で(47)ゴミ拾い(53)ゴクっと飲んで(59)
六井さんが(61)むなしく(67)ないた(71)
ナミが(73)泣く泣く(79)破産した(83)
白紙に戻した(89)宮内庁(97)

と素数の説明の最後にあるのを拾ったが
どうもしっくり来ない
宮内庁?って
とくに
六井さんて?
ナミが?って
なによ!誰よ?
だからね
るるが直してあげた


兄2さん3・五5時に・セブン7イレブン11
父さん13・いいな17と・ついていく19
兄さん23・買った肉29を・さあいっしょ31に
みんな37で食べたら・よい41と思うが・予算43がない
しかたがない47・誤算53だったと・号泣し59
無為61に・むな67しく・泣い71て
なみ73だも・なく79なって・破産83して
やけくそ89で 来る97なら矢でも鉄砲でも持ってこい!


こんなとこで どない庁?
これで100までの素数は皆さん
おぼえましたね
では今日も永眠を
もとい安眠を



(佐賀小郡のスイートな空)



魔笛の鳥刺しに元気を貰いに行きたい「ぱ」

2007-08-01 03:10:36 | びっくり

(ナイスジャーマンスープレックス

猪木アリ状態で寝技に持ち込んだ
バンソコウ内閣のモハメド安倍氏
今後どんな技を見せるのか興味深いが
カールゴッチも28日にお亡くなりになって
プロレスの芸術品
ジャーマン・スープレックス・ホールド
を会得するにはまだまだ修行が足りないだろうし
変形技カメジャーマンも無理だとおもう
とりあえず原爆固めの変形技
柏崎刈羽原発固めでも練習してください
でもやっぱりバンソコウだらけじゃ哀しいね
道はどんなに険しくとも笑いながら歩こうぜ!
って、猪木ボンバイエ会長もおっしゃっている
けれど国民は笑っちゃいないのでした

そんなことはともかく
イングマールベイルマン監督も小田実氏も亡くなった
と、昨日の新聞にあった・・・ご冥福をお祈りします
モーツアルトの「魔笛」の映画化を1975年に
ベイルマン監督がやっていて
見てみたいと思っていたけど
追悼でテレビでやってくれるといいけど
と、
ブログに書いたらきっとすぐやってくれるね
だって昨日書いたチェ・ゲバラのことが
今日の西日本新聞の夕刊の記事にあって
びっくりしたよ、別に命日でもないのによ
るると、西日本新聞の記者さんはシンクロってるねぇ

それは、おいとくとして、話は「魔笛」に戻るけど
タイムリーなことに、なんと、なんとほくとの拳
ケネス・プラナー監督で今まさに「魔笛」が映画化されて
上映中なんです、これは絶対見たいと思うでしょ

そんなわけで「俺は鳥刺しいつも陽気にハイサホプサッサ」
と歌うパパゲーノの歌は元気が出るよね、きっとね

ぱぱぱ、ぱぱぱぱぱ、ぱぱ、ぱ、ぱ、ぱ、ぱ、ぱ、ぱ、ぱ。
ぱぱ、ぱぱ、ぱぱぱぱぱ。と~歌うパパゲ~ノ

元気があれば何でもできる!
1、2、3ダ~ッ~の猪木節よりも
パパゲーノのほうが
るる的にはいいと思う

それにちょっと何かで読んだんだけど
この魔笛の原案となったのが
ヴィーラントの童話集「ジンニスタン」の
「ルル、またの名、魔笛」(1786年出版)っていうらしい
ルルはびっくりしました(笑)
これをもとに
シカネーダーって歌手兼台本作家で興行師でもあった人
が台本を書いたという説が有力らしい、しかも初演の時の
パパゲーノ役を演じた人でもあるって

ヴィーデン劇場って小さな劇場主でもあったシネカーダーが
生活に困っていたモーツアルトに娯楽オペラの依頼をして
出来たのが「魔笛」だそうです
そいいえば「アマデウス」って映画の中に
かなり個性的な人がパパゲーノ役をやっていたけど
あの人がシカネーダ?だったんだきっと
最初はお伽噺の物語という感じで進めていたけれど
最終的には2人が所属していた結社
フリーメイスンの教義を象徴する作品になったという
「魔笛」はいろんな意味でも興味深いのでした

初演の台本には王子タミーノが日本の狩衣を着ていると
書かれているらしい・・・。
モーツァルトが日本という国の名を知っていたのかなあ
またもびっくりです。

今日の名言
ベイルマン監督のお言葉

老年は山登りに似ている
登れば登るほど息切れするが
視野はますます広くなる

そうありたい・・・けどね~
ぱぱぱ、ぱぱぱぱぱ、ぱぱ、ぱ、ぱ、ぱ、ぱ、ぱ、ぱ、ぱ。
ぱぱ、ぱぱ、ぱぱぱぱぱ。




時は激波に乗り、ここは若さ以外がすべて

2007-04-15 19:15:58 | びっくり

(薬院「abeki」は元は時計屋さん)



「激賞」は賞賛の最上級、「激職」は激しく忙しい職務、
「激越」は声が激しく高いこと、感情が高ぶって荒々しいこと
「激語」は興奮して発する激しい言葉
「激甚」はたいそう激しいこと、はなはだしいこと
以上あまり使わない「激」シリーズ岩波編でした。

何のことっていわれても、別に・・・ちょっと気になったからよ
夜中にお笑い芸人が驚きの表現で「どびっくり」って言っていて
びっくりの最上級なんだってさ「どびっくり」って
この表現にまさに、どびっくりよ(笑)
つまり最上級の形容に使われる「激」は、過激や激減や激化
激震や激情、激臭や激痛、激暑以外にどんなのがあるのか、気になっただけです。
あまり日常生活でつかいたくない言葉です、できるだけ穏やかに生きたいからね
過激なことはドラマや映画の中だけでいいです、まあ感激ってのは使いたいけど。

映画って言えばブログになんとなく書いた映画のことが、その後数週間で
結構偶然、テレビ放映されることが重なって、見たい映画の事書いたら
又、偶然があるかしらなんて思うんですが
この前志賀島でサーファーを見て思い出した
「ビッグ・ウエンズデー」を昨日の深夜やっていました
最初だけちょっと見たら、海と波の映像が映り・・・。

私たちは車の中で眠り
沖を渡る風の匂いで眼を覚ます

ってナレーションで始まった
そうそうこんな感じだったよ~
ジャン・マイケル・ビンセントが飲んだくれてさ
他所から来た女の子の台詞

「私たちのところじゃ若いって大人への一つの
ステップだけど、ここでは若さが、すべてなのね。」
って言ってましたね
若さは激しさに通じるもの、波も高ければ高いほどチャレンジし甲斐がある
なつかし~と思いつつ、時の流れに身を任せ過ぎかと振り返る夜

おとといはなんか天使の話で書いたリュックベッソン監督の「アンジェラ」
がテレビでやってて、これは最後まで見てしまいました。
珍しく自転車男が風呂から上がって来て、るるが見ている横で見だして
結局最後まで一緒に見てました、これは10年に1回くらいの珍事です(笑)

この主演のジャメル・ドウブ―ズって役者は、前に家族で見に行った
「アメリ」っていう映画に出ていたのを覚えていたみたいで
いつも右手をポケットに入れていて(8歳の時鉄道事故で右手を失ったとか)
印象的だったようで、もともとはコメディアンなんですが、最近は国際的に活躍
プロデューサーなんかもしているらしいです。

リュックベッソン監督は日本ではエンゾ役のジャンレノと共に
「グランブルー」(グレートブルー)の大ヒットで人気が高いけど
「レオン」94や「ニキータ」89もヒットして、「ジャンヌダルク」から
6年振りの新作がこの「アンジェラ」で、たしか去年日本じゃ放映だから
テレビでもう見れるなんて早いよねって思いつつ・・・内容は「へ~っ」
ていうのか「どびっくりよ」(笑)
こんな感じの映画も撮るのねってことで、映像も良かったし
るるは嫌いじゃないタイプの映画でした、でも賛否両論だろうなこれは。

話は変わりますが
この前、本屋で村上春樹訳のチャンドラーの「ロンググッドバイ」
が新刊コーナーに並んでて、うーんちょっと読みたいが
新刊本は高いからねやめとこう
そのうち文庫になるからさ、るるが買わなくても
常に村上春樹は激うれ?するからね。
その下に「村上かるた」って本が、ぱらぱらと立ち読みしたが
結構面白かった、中でも笑ったのは「き」のところ
「き」・・・「きみはころころの妻だから」
ってやつに笑いました、絵はやっぱり安西水丸さんでした。

今日は自転車男の母の誕生日祝いに行きました
正確に言うと真ん中の兄夫婦に車で連れて行ってもらいました
いろいろ、ありがとうございました。激謝。

明日はチャップリン(1889年)の生まれた日です。
生誕118年?
シルクハットで乾杯だね



(時はコーヒーの香りの波に静かに過ぎ行く)





茶くればばあ怒りのデトックス

2007-03-01 21:32:03 | びっくり

(ほったらかしてた君子蘭にも花が咲きあれ?君子蘭ダッタヨネ?
でも蘭じゃなくヒガンバナ科だよ

今日は今年初の「天竺会」顔合わせでした
第一声は「あけましておめでとう・・・。」
桜が咲いてますがね・・・
話し始めるとお尻に根が生えますねえ
さくらんぼの種を飲み込んで頭から桜の木が生えた
おじさんの落語がありますが、お尻に根が生えると
茶くればばあに変身してお茶で幹周りが価格破壊でなく
規格破壊致します・・・ご用心ご用心

そんなことは兎も角、もう3月がひた!とやって来て
高校生は卒業式で涙涙の日でしたが、花粉症でダブルに鼻水出してた君
もう気にしないでどんどん出しましょう、新しい明日に向かって
おばさんたちは飲んだお茶をデトックスでどんどん出しますからね

そして今日も怒りがこみあげてデットックスで怒りも
とりあえず出してしまいましょう。
今日の西日本新聞の「本音のコラム」って記事です。
ルポライターの鎌田慧氏が「危険な誘惑」と題し
原発の話を書いている、全国の原発地帯を取材しての話で、いままで、何処の
自治体も名乗りをあげることなかった、最も危険な「核の生ごみ」
「高レベル放射性廃棄物」の「最終処分場」に、町長の独断で応募したのが
高知県東洋町。徳島県との県境の町で、田島町長は応募は調査してもらうだけ
と、町民に説明した。
ここからが本題である・・・。
最初の二年間の「文献調査」だけで二十億円、その後の四年間の「概要調査」

七十億円が、経済産業省から支払われるという。
町長は「調査を行ったからといって、引き返せなくなるわけではない。
応募が即、施設誘致・建設につながらない」といっているそうだ。

「見せてもらうだけで六年間に九十億円。いやならやめても返さなくてもいい。」
まるで人身売買のように、危険な誘惑である、これまでも原発は
「いやだといっても追いかけてくる」と嫌われていた。
高知県の橋本大二郎知事は、資源エネルギー庁を訪れ
「自治体を金で釣るようなやり方をしていいのか」と抗議した。
国の機関が、こんな不道徳なことをしていいのだろうか。

と結ばれている。
るるはこの記事が第7面の隅っこに乗っていることが
はがゆい

第一面にでっかく載せてくれ、と思わずにいらりょうかである。
市への誘惑は死の誘惑であるぞと
ぞ~ッとする話だ
悪魔の手口に似ている、命と引き換えに甘くささやく
美しい国ってこんな国のことなのだろうか
地方のみなさん気をつけよう!
~甘い言葉と暗い道~


パパはため息をついて、ケーキをもちあげてから、いいました。
「あの子らを旅に出すんじゃなかった。わしらは知らなかったもので・・・。」
そのとき、じゃこうねずみがやってきて、たきぎいれの上にすわりました。
「あのう、彗星はどんなぐあい?」
とムーミンママはききました。
「まっしぐらに、やってきておる。ケーキをやくのには、またとないよいときだわい。」
じゃこうねずみは、気むずかしい顔でいいました。
「しょうがビスケットは、いかが。」
とママがたずねました。
「そうですな、死ぬのをまってるあいだに、まあ一つ。」

(ムーミン谷の彗星より)

















シラノか松五郎かカサノヴァかドンファンか・・・。

2007-02-25 15:56:18 | びっくり

(代名詞としての男前ドロン)

昨日の西日本新聞の第1面の第一記事は、な、なんと
「無法松モデルはシラノ」
というものだった、さすが西日本新聞じゃ~
九州は小倉の生まれよである。
小倉生まれで玄海育ち~の無法松がフランスの戯曲の剣客
「シラノ・ド・ベルジュラック」だったと言うわけだ、作者の岩下俊介氏
の3男が岩下氏の関連資料の雑誌のなかに「富島松五郎伝~無法松の一生」
の着想として「シラノ・ド・ベルジュラックの日本版をつくりたかった」と
インタヴューで答えていたと言う、日記にもシラノの映画を見て感心し
主演のピエトロマニエを称賛し、シラノの戯曲本も取り寄せて読んだことも
記されていたという記事だったよ。

無償の愛はフランスからか・・・たまたま昨日のテレビの深夜映画で
無償の愛とは、「ま逆のテーマ」のフランス映画
「カサノヴァ最後の恋」ってのがやってて、ついつい見てしまった
1992年のエヴァドゥール・ニエルマンス監督作
原作はアルトゥール・シュニッツラって人でアランドロン主演

~ダーバンセレレゴ~ンズデラモディ~アン~のアランドロンも72歳
この作品は16年前だから、えっと~56歳かな?たぶん
この映画の中のカサノヴァが何歳なのかでてこなかったけれど
20歳そこそこの娘に恋をする、見向きもされないし最後は思いっきり
コテンパンに振られて・・・だけど色事師カサノヴァの面目に掛けて
それで終わりにするわけにはイカナイ・・・。まあネタバレになるので
筋は置いといて、映画としてはこの18世紀のファッションや映像が
面白かったし綺麗だった、実際はこの時代は町は窓から汚物を捨てたり
川も垂れ流しで臭くて汚かったらしいが・・・。
まあ郊外の貴族の屋敷が舞台なので、その辺は出てこなかったが
この時代の貴族や金持ちの男達が、サロンやパーティーに顔を白塗りして
ほくろを描いたり口紅を引き、カツラをかぶり出掛けるのが
特に印象的ですごく喜劇的だった。

カサノヴァは実在するイタリア人で1725~98年に生きた人
世紀の漁色家といわれる冒険家で
「私はセックスのために生まれついており、できるだけ多くのセックスに
耽りたい」といったらしい、実際130人の女性と愛を交わしたが、
127人から被害届をだされたという、ださなかったのは3人よ
ふ~んそりゃつまり普通に性犯罪者じゃないかよ

モーツアルトがオペラ「ドンジョバンニ」を作曲してその台本というか
脚本を書いたダ・ポンテって作家が、近くにいたこのカサノヴァをモデルに
台詞を考えたっていうからね、ダ・ポンテは「回想記」で第2幕第1場・第14曲
「女は私にとってパンや空気より必要なものだ」とドン・ジョヴァンニが
従僕レポレッロに説く言葉は、さっきのカサノヴァの言葉からきたって言ってる。


ドン・ジョバンニはフランスの作家モリエール(1622~73年)が書いた
「ドン・ジュアン」(342年前1665年2月15日パレロワイヤル劇場で初演)
が、イタリアではドンジョバンニ、元々はスペインの放蕩貴族ドンホァン
英語ではドンファンだけどね、「ドン・ファン」ってジョニーデップの
映画は現代の話だったけど、空想青年の話だからね、でもスペインが
空想の話に出てきたよね?たしか。

るるが学生さんの頃にコメディーフランセーズという有名な劇団の
日本公演に連れて行ってもらったことがある、その出し物が
「ドン・ジュアン」だった、フランス語が解るわけないのですが
ちゃんと自動翻訳機とかってあったからOKでしたね。
でもその頃のるるには豚に真珠ってことで、ただぼーっと見ただけ
特に印象もないし、どんな舞台だったかもいまひとつ思い出せません。

モーツアルトが「ドン・ジョバンニ」をプラハで仕上げてプラハで初演
したって何かで読んだ覚えがあったんだけど
プラハに「ホテル・ドン・ジョバンニ」ってのがあるらしいよ
それにプラハの街はドン・ジョバンニが普通に歩いてても違和感のない
中世っぽい町並みだってよ、カサノヴァは「ドン・ジョヴァンニ」の
プラハ初演の時、観客の一人として観劇していたそうです。
ふ~むそりゃ見るよね。

無償の愛のシラノと松五郎
愛欲の人生カサノヴァとドンファン
みんな愛を求め続けていたけど
結局
本当には
愛されなかったともいえる人生よ
って
るるは思いましたけど
だからドラマチックだって思うのかも