RURUのひとりごっち

「博多にわか」な「独り言」と「ごちそうさま」を鍋に放り込んでなんだか煮てみたら・・・ひとりごっちが生まれました。

変換エネルギーベルトで縁側に桜吹雪留まる周波数を探る

2012-03-27 13:01:30 | 縁側の住人の巻

(庭のさくらんぼの花咲きました・・・もう散りました)

年度末地獄は終わるのか
どうなのかわからないまま

春を待つ縁側の住人に
イカクラブ友人からの
久し振りのメールがきて
大阪にいるのか行ったのか?
懐かしい店の名前

インディアン
がメールにありました
インディアンは
甘酸っぱいキャベツと
辛い辛いカレーが楕円の皿
(turbanのオジサン柄がワンポイントついていた)
にのってくる
クセになる美味しさ
ああ食べたいな
今井の豆ごはんとおでん定食も食べたいし
大黒屋のかやく飯
串の坊の串カツ
お初天神の夕霧そば
堂島にあった名前を思い出せない
店のかき揚げ細うどん
揚子江のラーメン
家族亭のしのだ巻きうどん
会津屋のたこ焼き
食後は
カンテグランデでチャイを飲む
考え出すときりがない大阪くいだおれ
あんさんうどんが多いがな(笑)
夜中に返信しながら
故郷を思い
ヨダレを流す(涙じゃないのね!?)深夜食堂
長いこと美味しい外飯そとめし
してないなあ


冷蔵庫に残った林檎1個と
ホットケーキミックスの粉1袋
合体させて林檎ケーキをおかまで焼く
林檎おかまケーキ
炊飯器って便利よね
で夕食後にみんなで食べたが
・ ・・・微妙
美味しいとは誰も言わず
うんこれって温かい時に食べたほうが
美味しかったかも。と母
無言。の自転車君
確かにホットケーキの粉だし
冷めてホットじゃないし
ってことで納得
次の朝パンの替わりに完食
あっ
なんでレンジで温めなかったのか
食べ終わってから気がついた
温めてバターかアイスクリームか
なんか添えて食べたらよかった
お腹の中で温まってます
BY・・・・。



(お釜林檎ケーキ微妙の姿図)



そんなこんなで
ひなたぼっこる日々を夢見ながら
頬杖ついて春を待つ
春はくるかしら
4月はもう目の前
ららら空をこえて~
4月7日は鉄腕アトムの誕生日
2003年生まれだから
やっと9歳か
2023年アトム年齢二十歳には
成人アトム祭があるのかな?

そういえば
さっきNHKで手塚治虫の
ひだまりの樹のドラマ化で
予告宣伝やっていて
ひだまりのさくらさいていた


無駄に長い独り言
疲れるから読まぬが身のため
地球年齢に比べたら
こんなこともどんなことも 刹那
刹那は75分の1秒

エアーひだまりひなたぼっこ歴
何億刹那かの縁側の住人
陽のささぬ
春の息吹にジャンプ
したが
息切れした(笑)
住人のとりえは貧乏だけ
しかし
心は錦で神のまにまに
今日も明日も明後日も
人生は本当に
ひだまらない
ひだまりたい
ひなたに生きたい
と何億刹那願ったことか

ひなたぼっこる日々に
頬杖ついて春を待つ。

無駄に長い独り言
疲れるから読まぬが身のため念のため

しかし
心は錦で神のまにまに
取り柄?
いやひとつだけ取り得があった
右手で二拍子をとり左手で三拍子をとり
六で両手の人差し指を上で合わせる事ができる
かなり小さい頃からこれは出来る
君も出来るかい?
ん?
取り得と言えるのか・・・。
そんな事は今日もさて置き

縁側の住人は
美しき夢窓に桜花飾りながら
昔仕事で現場調査に行った
龍田の川に流れ流れていく
もみじでなく落ち花こころに
何故か御影石と貝殻螺鈿を思い描き
みえない鰓をアンテナのごとくたてる
えら呼吸で
最早立派な春になる前に
散ってしまった中庭のサクランボウの花
穿った視線で撫で
木の。気のなるほうへ向け
頬杖ならず仁王立ち
何故に縁側だけの家を建てて棲むのか
簡単に言うと
縁側の住人は家とイウモノハ「砦」ではない
と思っていて
出来れば「国」であれと願っているからだ
早い話
ちっとも早くないって話になるから
これ以上は突っ込まないで欲しい





東西南北縁側で回廊でもあるから
エンドレスで歩き回ることもできて
世界一広いのだし
縁の下にはありとあらゆる暮しの
力持ちが装着されている
何処からでも「こんにちは。」
できて
出入り自由であるにはあるが
靴脱ぎ石と軒忍と水がめの間が
玄関って
知ってる人は 知っている
まあ壁がないからね
部屋と呼ばれるものもない
だけど極冬と台風と竜巻の避難所として
中庭の縁台の隠し取っ手をくるりんぱ
して縁板上げると
実はちょっとした穴があって
冬眠する熊くらいは入れるの

まあ所謂四方側面には熱変換層
底辺にはオンドル的焚口
ていう
なんとか寒さしのげるシステムを導入
つまり中庭の縁は三層構造の月見縁台
水を張れば露天風呂にだってなる
変換 変換のある縁説トリセツ
ある意味最先端?




春になりサクラが咲くと
縁側の住人は縁側の表面積に不満を感じて
桜花が散りだすとそのはなびらを
縁の上に出来るだけ多くそして長く
留めておきたいと願うのだった
いっそ中庭の縁台と回廊縁をつなぎ
ひとつにしてしまおうなどと陳腐な考えを
捨てきれない
素敵で侮れないアドレナリン
住人の夢は
縁の上の桜のはなびらの布団に
埋もれて眠ること

なんにつけても ままならずと
溜め息吐息
ままならず?
ならず者にゃあ 女はいらねえ
ツマも要らねえ
食後の爪楊枝を欠けた歯に刺して
台風と冬の寒さをしのぐ
その中庭縁台の隠し穴から顔出して

あっしにゃ関わりのねえこってす
ネギ嫌いの中村さんを真似てみる
故郷を捨て国を捨て
可愛い子分のお前達とも

親分、子分、多分、
いずれ一国一城
全ての人が一国一城の主でごさんす
最小いや極最小国の首長となり
各自 各自治国建国しませう
家は砦じゃなく国ですから

とりあえずわたくしの国は
『ヱンガワールひなたぼっこる国』
であり
通貨はやはりボッコル
ドルには換算不能
どうしたものか
鎖国するしかないか
外では無価値だし
まあ円も無価値になるやもしれぬ
美しきあさぼらけ
夜明けのスキャナーなにを写し取る?
国有放送局のTVstationでは
富の格差について
話している
1%の富裕層が占める全国民の財産の割合
アメリカは40%
日本は20%が占めるらしい
外国人の人気教授が言ってた

だが
残り99%が平等にあとの財を分かつわけもなく
そのまた数%が数十%を占めるに違いない
となんとなくぼんやり思う
ジャスティスという言葉が
やけに耳に残る討論番組

正確な意味を調べる
全ての人間にとっての公正である思考や行動、共通の正義

共通の正義とは誰と誰の共通項なのか?
全国民全世界全人類の共通項なのか?
お題目は多分いつも
立場がちがうとものわかれ
議論は棚にあげられどんと積み上げる
解決策は神だのみ
神棚にはどんな神が祭られているかさえ
共通ではない
立場上とはなんなのか?
分かっちゃいるけど
解っちゃいない





だいぶ前のことだけど
絶望の国の幸せな若者たち
って本?がテーマで
朝まで生TVで議論するTV人たちを見ていると
なかなか古TV狸はしぶとい悪だから
若者たちは騙される
騙されないようにするには
残念ながら
生まれたての悪人に戻るしかない
悪人になる競争力

良人になる競争力
の何倍ものエネルギーがいる
だから悪人は強い
タフで頭もいい


民放の朝生より
NHKのニッポンのジレンマ
を見るのかな?
絶望の国の若者たちは
だってTV狸が少ないから

だけど
どっちにエネルギーが多いかで
勝負は決まる
全てはエネルギーだ
エネルギーを生み出す核は何なのか
核でなく元、素?と言わねば
物言いがつく
エネルギーの元
原発を止めて
火力発電に燃料資源を使い果たしたら
あとは暗闇
数%の人たちだけが光を独占
どこかで風が吹けば少し光る
それから太陽光でも少し光る
あとは人力だね





人間の行動や運動の
全てがエネルギーに変換出来るベルトが
発明されて
営業職や調査員は歩き回るから
ドンドンベルトに
変換エネルギーがたまる
昇降機でなく階段を使えば
もうたまる たまる たまる
歩け歩け運動のポスター
デスクワークの人にはベルトと繋げ
足元に昔のミシンの踏み台みたいな
ギッコンばったんマシンを置き
仕事しながら漕ぐこぐよこぐよ
漕げよ漕げよ運動の映像がパソコンに流れる

運動できてエネルギーもためられて
メタボも減るね
そうやってためたエネルギーベルトを
帰ったら外し
マイホームの発電機に合体変身ガッチャマン
ライダーキックで装着したら
電気が作れる・・・なんて素敵(笑)
日曜日にはベルトはめて
ジョギング・ハイキング・ゴルフに水泳
無駄に体を動かしたいお父さんも一挙両得
性悪も誰彼なくエネ変換運動に励む
世の中は平和になる
そんなオチですか(笑)

天元行躰神変神通力
神通力と陣痛力
人が人を生み出す
エネルギーも生み出せってか

あにはからんや
あねはかりかね
おとといもとは
ははと笑い
ジャスティス
と言って二本の指で
二拍子と三拍子をコンダクト
合わさる指と指
違う拍子の音と音をあわせる

それはなんだろう
周波数か?
周波数が共通項か
いつも
目の前の誰かと周波数を合わせる
経済的平和活動は
ただそれだけのこと
だがそれが最も難しい
近くて遠い人々

その音を聴くノウハウ
それ以外に何があるのか





番外編「縁側の住人エレニの旅をBGMに反物質に囚われる」

2011-10-15 21:55:52 | 縁側の住人の巻

(線路のはじまりをさがしにいこう)


BGMが映し出されている
縁側の家である
東西南北
縁側だけで出来た家
今日も
縁側の住人は
東の縁に腰掛けて
西の縁の軒の隠し軒戸から
引き出した
スクリーンに
いや白い簾にBGMを映す
BGM?
バックグランドムービーであり
ムジク(音楽)ではない
映画というより
インテリアとしての映像
そうだ
縁側の家はインでもアウトでも
ないのだった
まあ単なる日除けスダレの模様
兎に角
流れている映像は
テオ・アンゲロブロス監督作
「エレニの旅」なのだ

「旅芸人の記録」もいいが
青いので今日の気分ではない





白い簾に流れるのは水に沈んだ村
ニューオデッサ
平面に映る空間は何処までも深い
CGなど一切使わずに実際の村を建造し
そして水に沈めた
BGMには最適の作品だ
季節の変化もある
雨も降る
涙も降る
白いすだれの魔法

「いつかふたりで、河のはじまりを探しに行こう」

とエレニに語るアレクシス
この映像は奇跡だ

映像もアルイミカタチがないので
スクリーンでなくても
色んな場所色んな形の物に映し出せる
今度回廊式縁側の中庭に天幕を張って
その天幕天井にBGMを映してみようか
十分の十 土に埋まった
肝座りの石の上の苔の上の縁台に寝転んで
BGM三昧




形のないもの
万歳!だ
自由度の高いものに憧れる日

そういえば
縁側の客人は旅に出たみたいだ
もともと
自由に来て自由に住み着き
自由に去って
ほんにおまえは・・・のようだ
きっと旅芸人になったんだろう




何処から来るのか
どこに咲いているのか
見つけられない
キンモクセイの香りに
何か季節とかよりも匂いについて
縁側の住人は考えていた
形のないもの
匂いや香りは物質なのか?
香り成分だから
物質に違いない
蒸発したエキスその後は
何処にいくのか
また物体に戻れるのか?
匂いの始まりと終わりを見てみたい


形がないといえば
宇宙が誕生するとき
物質と反物質がぶつかり合い
物質の量がまさっていた為
物質が残って
今があるとかないとかあるとかいう
どっちよ?!
物質と反物質が触れ合えば
莫大なエネルギーが生まれるらしい
エネルギーが生まれ
双方消滅するのだが
物質が多かったから?
この世界が残ってしまった
本当か?
本当ならばそれは
良かったのかどうか・・・。




反物質が残って
反物質の世界になっていたら
どんな世界になったろうか
最近そんな話も
SFでもなくなって
光より速いニュートリノ
神悪寒でいやカミオカンデ
噛んでみたいわあなたの小指

人間はもう意識だけで
実体はナイカモシレナイ世界に近づく
カモシレナイ(笑)

今の世界で実体がないのは
パソコンにある
膨大な情報か
形のある箱の中に
形のない物が
しこたま詰まっている
いや詰まるところ
無限に増え続けている
膨張する宇宙に似て
反物質ではないが
物質でもない
それより
閉じ込められた反物質は
何故物質とぶつかり合って
消滅しないのか?
触れ合わずに閉じ込められているの?




不思議だらけの世界に住んで
不思議が反不思議とぶつかり合い
時間が消滅した

キンモクセイは
どこに咲いているのだろう?

見つけられない
ミツケキレナイ物も
実体がない
誰かにとって
無いに等しい
等しい?
無いのに何かと比べる愚かさ
愚かは楽しいね
楽しいことは大抵愚かだから
顰蹙を買う
ひんしゅくという文字を
今知った(笑)




月が綺麗だったね
中秋の名月
団子にタンゴ
クロネコヤマト
空を仰いで月光に激昂

一ヶ月ほど前試写会が当たり
見た映画「はやぶさ」
今公開中らしいよ
惑星探査機はやぶさ君は
七年で60億キロ
移動して燃え尽きました
けど惑星イトカワの
形はラッコでなく
落花生に思えるのは
南京豆が浮かんでいる宇宙が
少し好きだと思えるからで
宇宙空間には
ラッコよりムササビが似合うって
誰かに言いたかっただけ
ビーバーは堤防作りで忙しいし





宇宙空間に漂うって
どんな感じか


充電できそうな
感じなのか
充電しなけりゃ仕事はできぬ
インスピレーション
っていうのはね
旅から得るもんだ
60億キロは無理だが60キロでも
河のはじまりをみつけに・・・。






昨日はカメラを飲んだ
胃の中の金魚は
宇宙空間をただよっている
逆流してくる胃液に
辟易して金魚も旅に出た




この前
背中を撃たれた夢をみたよ
と娘が言ったが
背中の奥が痛いのはワタシだから
きっとテレパシだね
充電切れました
電池に栗、買い茹でました

残った皮で宇宙を つクリます
残念ながら かわ 違いだね




第三話~縁側の客住人が空豆と天汁のIQに疑問を抱く~の巻

2010-06-08 15:31:30 | 縁側の住人の巻


第三話 ~縁側の客住人が空豆と天汁のIQに疑問を抱く~ の巻

縁側だけの家
屋根もないのに
軒先が縁側の上 四方を囲む家
中庭には 肝座りの石が
十分の十 埋まっている家
軒忍が今日も 雨に濡れ
吊りさがって 濡れた羊歯の葉から
縁側の脇に置かれた
茶色い水瓶に したたり落ちて
瓶のホテイアオイを ゆらせている



この家に 玄関はないが
靴ぬぎ石の あるあたりに
草履と下駄が ひとつずつ
少しななめに 脱ぎ捨てられて
半分づつ 雨にさらされ
色が濃くみえる 片割れを
もう一方の まだ乾いている方が
さめた鼻緒を尖らせて
眺めている

雨はやみそうにない

そろそろ梅の季節
縁側の住人と
もう完全に居着いた客住人は
今日も、うだうだ
どうでもいい話を
するでもなく
しないでもなく




客住人は眠そうな声で
独りことの葉を装って
実は話かける

『なんだか梅雨なんだか どうだか~もう来そうだから梅あめ青梅そろそろ~梅酒を着けなきゃって事ですな~誰かが・・・。まあ梅酒どうかな?一杯やるかな~むしむしするから氷たっぷりにして、とかなんとか言ってみたりして~うんう。』

客住人のニセ独り言に
縁側の住人ちらと読みかけの本から目をそらし
庭のシランの葉に視線を落としながら

『・・・。飲みますか?残り僅かの一昨年の貴重な梅酒を・・・。』

本を茶色と紺縞の小さな寝座布団の上に置いた。
ねざふとん?
とは
丸めるとロールケーキのようになる
細長い座布団である
紐が端に付いているから
丸めてから紐でくくれば
もう完璧!堂島ロール・・・。

『何読んで ん ですか~。』

客住人は縁側の住人の
読みかけの本を持ち上げて
背表紙をのぞく
『ふーん。I・Q・8・4ですか~。』

『えっなん?』
と縁側の住人は聞き返す
『IあいQきゅうが84じゃあ~かなり低めといえますなははは。』
と客住人は本を座布団に戻した
『アイキュウ・・・っていいました?』




『それって恋愛小説でしょ?』と客住人
『いや、まあそうとも言えるし、違うとも言えるし。』
『主人公が男と女なんでしょ?』
『ええまあ、そうとも言えるし、三巻目はちょっと違うとも・・・。』

『知ってます、知ってますよ、本屋でぱらばらっと見たんですよ。』
『そうですか』
『でね、主人公の男女の名前が各章だか各節毎だかにありましたよ。確か、空豆と天・・・天なんとか、あ。天ぷら、いや天丼?そうそう天汁だ!』
『空豆と天汁・・・それって、よそで言わないで下さいよ。』
『なんで?その二人が、IQが84だから?』
『もういいです!』

『2人じゃなく?じゃ空豆だけ?』
『だからもうその話イイデス!』
『その小説ってもう 売れに売れているでしょ?』
『まあそうらしいです』
『そんなに面白い?梅酒 着けるの忘れるくらい?』
『あなた梅酒飲みたいだけでしょ!』

『飲みたいっていうか、時期をのがすと青梅がもう出まわらなく、あ!空豆じゃなく青梅か?青梅と酒天童子!』
『違います!』
『空豆とか青梅とかいわれてもねぇ、その響きはこうなんか~お腹空きますもんねぇ。』

『なんか作りますか?』

縁側住人はあまり気がすすまぬテイで言ってみる
『いやべつに催促したわけじゃないです別にそうじゃないです!が、せっかくそう言われるならいただきます。。。。なんでも。』

『空豆焼きますか?それとも天・・・ぷらを~天汁で、それから梅酒のロックンロール。』
『いいですね~空豆のかき揚げ天ぷら~。い~い!』
『かき揚げ天ぷら?まあ~いいでしょ・・・作りますか。』
『はい はいはい。』

客住人は嬉しそうに
空いた寝座布団の堂島縞縞ロールを枕に
縁側の住人の居場所にするりと入り
読み掛けの本を替わりに読み始めた

『う~んなになに・・・空豆と天汁は同級生ですか?へ~。』
『あんたわざとですね。』
『あん?な~にが?かき揚げ多めにね。』
『うげうげうげ』
『へんな返事しないでまじめに作ってきて。』
『なんだかな~空豆と天・・・汁か』

客住人を見るともう本を枕に寝息が!?

『お~いもう ねむちぇんこ?』

縁側住人あきれる



{ねむちぇんこ解説}
~ねむちぇんことは~

サトウハチロー童謡であります。
『ねむちぇんこじいさん』という歌であります。

いつでもいねむり ねむちぇんこ
ひなたのベンチで ねむちぇんこ
うとうとこっくり ねむちぇんこ~
お耳を かすめた みつばちさん
それでもうとうと ねむちぇんこ




まあいいか~と
縁側で出来た家の
オレンジの板張り縁を歩くと
微妙に格調高く
うぐいす張りになりかけた
縁板が
きゅっきゅっきゅっ
と鳴り
きゅっきゅっきゅっ
きゅっきゅっきゅっ
台所縁に移動
といっても
何処が台所で
何処か居間で
何処が寝所かは
ちょっと見た目にはわからない
住人にだけしか判別出来ないのである

空はまだ泣いている。





空豆あったかしら

台所板の隠し取っ手をくるりとまわし
縁板を持ち上げて
埋冷蔵庫をさぐる
空豆はさやが場所をとるから
剥いて紙につつんで入れてある
あまり沢山ないから
なにか足してかき揚げに

探すと豆に合うのは人参か玉葱か?
と考えつつも覗き込んだ頭に顔に
埋冷蔵庫の冷気が包み
脳が一瞬正気に戻る
そうだ!
溜まった経理仕事しなくちゃ

我に帰るのだった

我?誰?
私はだあれここはどこ?





最近両手指の
第一関節が腫れて痛いから
なにをするにも
手を使うんよね って事を
いちいち
思い出させてくれるの 指が
なにかにあたると
たまらなく痛い
手をにぎりこぶしするのも痛い
テーピングしてみたら
テープ剥す時と剥した後痛いから
やめた
溜まった経理も
手書きはきついので
伝票も帳簿もパソコン打ちで作ることに
パソコン様さま
ぱこぱこ打つからパコ ソンと呼ぼうか
パコパコ
パコソンを産みだした天才達に
今のところ感謝です(今のところって?)





天才達といえば
IQが高い方の事
IQ84どころじゃない
最高値をもつ
世界の歴史的人物のIQランキングが
あるサイトにあった
まあ実際測ったわけじゃないから
残った資料からのランキングらしい。
面白いから拾ってみた

IQの最高値ランキング
なんと
一位が IQ 210 ヨハン・ヴォルフガンヌ・フォン・ゲーテ
「若きヴェルテルの悩み」詩劇「ファウスト」で知られる、ドイツを代表する文豪

二位は IQ 205 レオナルド・ダ・ヴィンチ
芸術家としてだけでなく、彫刻、建築、土木、人体、その他の科学技術など広い分野に通じていた万能の人。美男だったらしいよ。

三位が IQ 205 エマヌエル・ス・ヴェーデンボリ
18世紀に活躍したスウェーデン、バルト帝国の科学者、政治家、神秘主義思想家。

四位 IQ 205 ゴットフリート・ライプニッツ
17世紀に活躍したドイツ・ライプツィヒ生まれの物理学者、数学者、哲学者、経済学者、歴史学者、神学者。

五位 IQ 200 ジョンスチュアート・ミル
19世紀のイギリスの哲学者、経済学者。

六位 IQ 195 ブレーズ・パスカル
人間は考える葦であるの名言で知られる17世紀のフランスの数学者、物理学者、哲学者、思想家、宗教家。

七位 IQ 190 ルードヴィヒ・ウィゲンシュタイン
オーストリア・ウィーン出身の哲学者。

八位 IQ 187 ボビー・フィッシャー
アメリカ・シカゴ生まれの、チェスの世界チャンピオン。

九位 IQ 185 ガリレオ・ガリレイ
天文学の父と称されるイタリアの天文学者、物理学者、哲学者。

十位 IQ 180スタール夫人
ホルシュタイン男爵夫人(アンヌ・ルイーズ・ジェルメーヌ・ネッケール)
ナポレオンと対立したフランスの批評家でロマン派の道を開いた人
フェミニズムの先駆者らしい




IQ250~300?あったと言われる
ノイマン型コンピューターで有名な
ノイマンさんは入っていないとあった
なんか実際は他の人の発想から作られたらしい
ノイマンさんは数学的基礎を与えたって
有名だった人の名をつけて広めるっていう事らしい
まあ原子爆弾開発や核にかかわっている人
ということもあって
人気はいまひとつなのかも。
人気ランキングじゃないけどさ
人格のようなものも知能に含まれるのか?



IQ180以上とかってもう
ランキング自体無意味でしょ?
というか
180と210の30の差は
なんなんだろう?

知能の高い人間を
それより低い知能の人間がランク付けすることに
無理があるんじゃなかろうか?

というかIQって
年齢の違う人の数値を比べても意味がない
年齢に知能が見合っているかどうかを測る指標だし
成長した大人のIQはどうでもいいんだから

でも面白いから拾ってみた
ゲーテとダヴィンチの差はなんだろう?
人気のあるアインシュタインは入っていないけど
アインシュタインの脳ミソは
なんかもう異次元だろうし



今や
人間の脳の中にある
孤独はデジタル化されて
薄い薄い 板に 閉じ込められる
あなたとあなたとあなたの孤独は
引き合うこと無く
絡み合ってほどけ無くなって
無数の信号になる


誰に届くのだろう
誰が届いたと答えるのだろう

つぶやいた人に
届いたと答えてみる
そんなことが
天才たちの夢なのか?
天才達は本当は何がしたかったのか?

空に 三つめの月 を確認したら
空気なぎさ にツナミが押し寄せる

なんだか宇宙は
もう
ねむちぇんこ
ねむちぇんこ
ねむちぇんこ

ところで
村上春樹「1Q84」は全3巻
高枕で3段階調節可能



(誰の席でもないわよ・・・ここは。)



第2話「縁側の住人軸がブレて7回転8転び半屈折の巻」

2010-02-17 01:44:09 | 縁側の住人の巻


第2話「縁側の住人~花咲客人と軸がブレて7回転8転び半屈折~の巻」


縁側の住人は
あの日
あの日とは
ポールニューマン追悼で
「まだらキンセンカにあらわれるるガンマ線の影響」
見聞以来
縁あって居着いてしまった客人と
暮らし始めたが
とりあえず
西の翼縁を自らの場所とし
客人には
東の翼縁を使って貰うことにした
とはいうものの
西も東も南も北も
なんら変わった所はなく
全て縁側なのだが
肝座りの景石が
十分の十
苔土に埋まった
中庭を囲むように
四方四角に縁側が
縁々と
つながっている
今度リホームする時は
中庭の肝座り石に向かって
蝸牛のような
螺旋縁側に造り変えようか
などと考えている
縁側の住人である
そんな
縁だけで出来た奇妙なサブ空間だけの家をメインに暮らし
縁あって居着いた客人と
今日も
日向ぼっこ な
毒にも 薬にもならぬ
無駄話に花さかじじいな感であります




『冬季オリンピック始まりましたね』と客人
『え?陶器オリンピックが始まったって?』
『ええ始まりました』
『ふうん…やっぱりあれは土が重要でしょう。で、登り窯で競うわけ?』

『そうそう三日三晩、窯の前で番をして…
ちゃうがな!土じゃなく雪と氷の世界でしょ!』
『ありがとう。のりつっこみ♪ 氷の世界!井上陽水ですな!そりゃ』
『揚水路じゃ 滑れませんよ!』
『傘が無いから?』
『リンクじゃないからです!!』
『リンクフリーなブログですか?これ』
『・・・・。』 



『どうかされましたか客人?』
『なんか~も~う・・お腹が減りました。』
『そろそろお昼ですからな、なにか食べます課にいきます可』
『昨日の残りのおでんでも食べましょう』

『今回のおでんは一番だしの素とあごだしに、朱だしをまぜて
三瀬鳥のダシもあいまって絶品に美味でしたな』
『ああた 自画自賛はほどほどに ですよ』
『おでんといえば大根!冬大根は今のウチに沢山食べておかねば
すぐにすかすかの春が来ますからね』

といいつつ
縁側の隠し取手をクルリと回し
かぱっと縁板をもちあげて
鍋の載ったコンロを
引き上げ火をつけた




『冬でいこん春でいこん味しみてうましでぃこんどら』
『でぃこんどらって花を春に縁側に沿って
植えてみませんか縁取りの縁取りに』

『どうぞお好きに…あれは地被ですから花は咲かないでしょ?
話は戻りますが、高橋四回転いけますか?』
『背筋力の勝負ですな』
『そうそう0,7秒に四回転まわるわけですからすごいです』
『話がかみ合いましたね』

『フランスのジュベール選手の四回転の秘密をやっていましたね』
『そうそこで背筋力のすごさを分析して、飛ぶ高さもですが
回る間の姿勢が重要だと言ってましたな』

『飛んで 回って 回って 回って 回わ~る』
『まどかひろしはいりません!』
『軸がぶれたら回れないとか 言ってました』
『軸 と 香炉…。』
『にく と ころ…。』
『おでんに もどりますか…。』



『ところで話は軸がぶれますが、最近の日本のドラマはどう思います?』
『どうって どうってこと?』

『たとえば、「まっすぐな男」に「曲げられない女」に「泣かないと決めた日」
それにNHKの「龍馬伝」にしたって、とにかくどんなに困難がまち受けていよう
と、まっすぐに進んで行け!というわけでしょ…いやはや、天の邪鬼で自称寄り
道評論家としては、こういう世の中は暮らしにくいです』

『素直とかまっすぐとか曲げられないとかいうのは
柔軟性がないと言うことでしょう。』
『そうですよ、ぽっきり折れたり、突っ走って海に落ちたり、
崖から墜ちたりするよって、言ってみたいわけです』

『それで、結果。「きみたちに明日はない」(これもNHK)って言われた日にゃ、
日本の行く末は真っ暗闇じゃあごさんせんか・・ねぇ?座頭の市っつぁん!』

『ああた!タイトル並べてみたかっただけでしょ?』
『違います~違う!本当に世相を映すのがドラマですから』

『だいたい人間は曲がりくねってなんぼですからね。』
『ええ、屈折すればするほど人間に近付くんですよ!
まっすぐであればあるほど非人間的になっていく・・・それがわかっていて
まっすぐに行こうなんて!』

『ふん。蛇の道はヘビィで邪道です』
『いまいちな 落ちに落ち着きましたね 市さん』
『おれたちゃ なあ~』
『裏街道でなく縁側ですけど』
『まあそうですけど』

縁側の住人(その1) クリックして再くり?

第1話 「縁側の住人客人と~まだらキンセンカにあらわれるガンマ線の影響~を見る」の巻



縁側の住人客人と~まだらキンセンカにあらわれるガンマ線の影響~を見るの巻

2009-09-28 17:07:24 | 縁側の住人の巻

(そろそろ、ブレイクタイムよ)



第一話
「縁側の住人客人と
~まだらキンセンカにあらわれるガンマ線の影響~を見る」
の巻


その男は
縁側に住んでいた
正確には
縁側でできた家
正方形のオレンジ色の板張り
縁側でできた家
縁側というのは
部屋のへりにくっついて
内でも外でもない空間
雨が降れば半分は濡れ
風が吹けば板の上をするりとぬける
陽が射せば日だまりができて
座布団を枕に 猫ろべば
にゃあ~と鳴いて眠る最上快眠

縁側だけで出来た家には
部屋はない
真四角に縁側がぐるりとあるだけ
真ん中は抜けている
はて?
縁(へり)なのに
何のへりなのか定かでない
男は
いや男だったのかどうかも
定かでない
女だったかもしれない


(さっきお八つの虫捕り逃がしちゃったのよ)


縁側の家
縁側だけの家
縁側で出来た家

内でも外でもない

その住人は
オレンジの板の上で思案する
軒下なのだが
その軒はどの屋根に
つならっているのだろう
ありえないことに
軒先だけの家なのだ

玄関はないが
どこからでも入れる
入らずとも腰は掛けれる
しかし
くつぬぎ石のある場所
いわばそこが玄関だろう
住人は
そこの近くの柱に表札をかけた
柱は何本かあるみたいだ
軒をささえている柱
あくまで屋根ではない
屋根がないのに軒とはカタハラ痛い!


(おなかすいたな~おいでよあたしの可愛い虫さん)

表札にはこうある
『やせ我慢の住人棲家』
横に小さく
~縁を感じたら遠慮無くお上がりクダサい~

ちょっとダサい
猫が縁側四隅にいるまるで狛犬のように
前足を立てて座っているもの
寝そべっているもの
のびをしてあくびをしているもの
もう一匹は・・・・逢引に出かけたか?
しかし魔除けになるのかならないのか
これまた曖昧に尽きる

あいまいもこ な住人は
出かけようか家にいようか 悩んでいた
出かけてもよい が
風にあたるならここでもいい
日差しもそこそこ秋びより
外庭には
紅葉が切り石の道に沿って
数本植えられている
軒しのぶの羊歯類の葉が被った
吊りヒモの間の三角形を窓枠がわりに
まだ紅葉していない
かえで類を眺めてみた



(隠れてないで出ておいで~)



吊りしのぶは
朝日のあたるへりの
中央に三つ下げてある
内庭には
芝生に近い色の苔が隙間無く張られていて
これまた
和風なのか洋風なのか
遠目に微妙にあさはか なり
庭のどこかに
肝据わりの景石を埋めてあるが
十分の一を地上に出して
据えるつもりが
苔の下に
十分の十埋まっている
何ゆえなのか・・・。
見えぬ景石は
埋めてあることさえ 時に忘れる
肝が据わりすぎて
もう矢でも太鼓でも鳴らしてくれ
飛び道具は嫌いだから



縁側ぐるりと周って一周できる
回遊式縁側 いや縁宅
南には座布団と新聞紙
の上にはむきかけの南京豆
北側には藤の枕と細長い床ぶとん
丸めるとマーブルロールケーキのように
茶と紺色の縞の布団である
東には小さな文机がひとつ
上には
硯ならぬマウス
引き出しもついている上板を上げると
おどろいたことにPCが出現



(もう・・・なにさどこさ?)



西にはたくさんの笹に短冊
七夕の飾り
ところどころに
色紙で作った西瓜やなすび
本物のきゅうりやトマトも
うりうりして
はりはりしてるな
まあ七夕はとうに過ぎたのに
七という字が好きらしい住人は
いつまでも七夕を飾る
東・西・南・北は多分
客間・書斎・寝所・居間
といったところか
まあそれも定かでないが

内庭には桜の木
桜桃の木も一本
兄弟の様に植わっている
桜の下には
四角い縁台
縁側の家のコアは
やはり縁台なのか
縁側に座って縁台を見る
不要の様は必要の用
月見る月は映し絵の月

そろそろ昼か
とひとりごちる頃
西の文机の横に客人が
なにげに上がりこんで
隠し剣ならぬ隠しバソコンを覗いていた

『あ、ども。縁あっておじゃま してます。』

客人はペコリともせず玄関でない
縁から上がりこんでいた

「なにか御用でしょうか?」
「あ、いや御用というほどでもありませんが
このパソコン画面のものはなんでしょう?」
「これは公園の調査票で夜中から明け方に作っているのです」
「ほほう何故夜中から明け方に?」
「まあ段取り上そんな感じになるので」
「いつ終わりますかそのお仕事」
「いやまだもうちょっとかかります、何故です?」
「私、ちょっとお借りしたいものが。」

「はい、お塩ですか?しょうゆですか?」
「いやしお・・・しょうゆうものではなく」
「実は、このパソコンでテレビは見れますまいか?」

「あ。見たことはないのですが、コードを繋げて設定すれば。」
「では、ぜひに設定して見せてください。」
「何をご覧になりたいの?」

「~まだらキンセンカにあらわれるガンマ線の影響~を見たいのです」
「なるほど~まだらキンセンカにあらわれるガンマ線の影響~それは妙に気になります」
「是非に」
「見ましょう」

「ポール・ニューマン 追悼一周年ですからね」
「そうですね」
「ポール・ニューマン は5本?も監督として映画を残しているのに、
あまり監督として語られないのは何故ですかね?」

「さてね、「まだらキンセンカにあらわれるガンマ線の影響」は
3本目らしいですよ」
「1作目が「レーチェルレーチェル」、2作目は「わが緑の大地」」
「3作目が「まだらキンセンカ」で
4作目が「ハリー&サン」、で5作目が「ガラスの動物園」」
「テネシーウイリアムズですか?」

「そのうち4作に奥さんのジョアン・ウッドワードが出ていますね」
「多分奥さんの演技者としての才能を世間に見せたかったんじゃないですか?」
「ふーんどうかなあ、でも愛妻家ですからね」






「ところでお腹がすきました」
「確かに」

と言って
住人は縁側表面をなでて
なにやら指で板を押さえた
すると
隠し取っ手がくるりと突出して
取っ手を持ち上げた
縁側の板が
これまた正方形にパカリとはずれて
その下に冷蔵庫が現れた

「これは便利至極、いやはや恐れ入り屋の鬼子母神です」
「ビールをどうぞ、ワインにしますか?」

住人はくるりと反対側を向いて
別の隠し取っ手をくるりんとした
パカリと音がして
そこに手をつっこむと
グラスを二つに
ナイフと箸を二膳出し
ついでに
オードブル皿も出した
パカリふたの縁板をひっくり返して
その上にチーズとハム
七夕の笹につるした
きゅうりとトマトを取ってきて
載せて食べやすくスライス
そして皿に載せて

「さあ、どうぞめし上がれ」
「いやはや、まな板になるとはこの縁側は
何にもないように見えて・・・いただきます。」

夏のなごりの風鈴が
軒下でちりりん ちりりん鳴る
豚の蚊取り線香入れから
一筋の煙が風に乗って縁側を走る


(おーい・・・無視かい?。)

「いや~縁があってよかったです!この縁に」

客人はチーズにハムときゅうりをはさんで
ほうばる
「この縁はまさに縁の下の力要れ?ですなあ」
「まあ・・東西南北の縁の下にはまだまだいろいろございます」
「囲炉裏も井戸も衣類入れも五右衛門風呂もこの隠しブタの下に?」
「まあ・・・そんなとこです。」
「なるほど縁側の家はおもったより快適ですな」
「まあいちおう、やせ我慢の棲家とはいえ、それなりに。」

「ふむ、ところで話は戻りますが、やっぱりポール・ニューマンですよね!」
「もちろんです!」
「くらべるもんでもありませんが、クリントイーストウッドより?」
「もちろんです」
「自分が法律のクリントイーストウッドは、とうとう
「グラントリノ」で神になって昇天しましたし・・・。」
「また甦るでしょうあの人は」
「ポールは甦りませんが・・・。」

「ポール・ニューマンのすごいところは、縁を切らない演技といいますか
他の役者を生かす演技をする、そこがいい。」

「確かに!縁起な演技ですな、監督としてはどうでしょう?」
「とりあえず「まだらキンセンカにあらわれるガンマ線の影響」
を見てみましょう」
「そうしましょう。」

第二話につづく。

ポールニューマン追悼特集を
テレビでやっていたのを知らなくて
大半を見逃した、悔しい!
が唯一ビデオに収めることができたのが
この
「まだらキンセンカにあらわれるガンマ線の影響」
であった
まだ見ていないのさ!うふん。





(あ。ここに居たの)