RURUのひとりごっち

「博多にわか」な「独り言」と「ごちそうさま」を鍋に放り込んでなんだか煮てみたら・・・ひとりごっちが生まれました。

ブルーズの聞こえる六角屋根の喫茶店は四辻の先

2009-01-31 17:32:01 | よかね~

(ねえダーリン 米コーヒーて美味しいわよ)

日々寝に着く時間が遅くなって
ここ数ヶ月はAM4時就寝が常態化している
まあ最低5時間は睡眠しているから
べつにずれた時間を
普通に暮らすだけだ
ここ1週間は確定申告の為の経理の仕事
夜な夜な朝までやる
ロバートジョンソンの
「4時からずっと遅くまで」
の4時は
夕方の4時なのか朝方の4時なのか
を考えつつ歌詞を思い出す
夕方の4時に決まっている
そうよね

4時からずっと遅くまで、手を握り締めておれは泣いた
4時からずっと遅くまで、手を握り締めておれは泣いた
ガルフポートへ俺はどうしても行かなきゃならない

ガルフポートもどんなのか気になるが
悪魔に魂を売った
ミシシッピー・デルタも気にはなる
それでブルーズの魂を手に入れた
伝説の男
11人兄弟の11番目だったらしい
本当にブルーズは悪魔の音楽なのか?
悪魔の概念がわからないような気もするから
どっちでもいいさ


(悪魔は追い払ってやるよ!)


4時と四辻に囚われてても仕方がない
テレビでは朝まで生テレビ
近頃とみに年とった田原総一郎
激論には程遠い感じの進行
まあBGMにだし
帳簿付けが進むし
いいだろう
さっき別のチャンネルでやってた
「タモリ倶楽部」
初のお宝総集編の方が
気を取られて
ペンを持つ手が止まったよ(笑)
若いタモリと井上楊水が
自分達の人望のなさ!

ついて語っていた
笑える
人望のなさ自慢と
親友がいない自慢
参加できそうな話

ともかく
それでも手は計算機の上で踊る
太陽電池式計算機は
暗い部屋では見難いなあ
スタンドを持ってきて置く

人に会わない穴に籠りっきりの
日々がこのところ続いたので
昨日は午後からソンさんとイオンデートした
おかげでちょっと肩の凝りが直った

スタバでお茶を飲みながら
話の流れで
夢の話
夢と言っても将来の夢じゃない
初夢は見なかったが
クリスマス頃に見た夢
るるは何故か
喫茶店のマスター(ママ或はオーナーかも)
しかも自分で設計した喫茶店だ
六角堂の様な傘の様な屋根
しかしなぜか部屋は三つ
間に三つのテラスと庭がある
三つ葉のクローバーみたいなプランか?
夢だから輪郭はあいまい
なのに
部屋はかなり克明にデザインが
一つ目の部屋は
厨房とカウンター席
その部屋からつながる両翼の部屋は
一つは正面の壁一面本棚が天井まである
テラスに面しての窓は高めの横長

ソファ席が幾つかある
天井に照明はなくて読書灯のみ
間接照明の部屋
窓からは落葉樹の梢の緑と自然光
もう一つの部屋は
庭にオープンになってて
内と外は舞台構成でつながる
はき出し戸とかじゃなくて
全開する硬い幕の様なもので仕切られてて
夢の中じゃオープンの状態だった
部屋には大きな長いテーブルが一個
でんとある
何故か椅子は無い
テーブルには花もない

テラスには椅子が幾つかあるが
テーブルはなくて
椅子の脇に台がついている
つまりくつろげそうな寝椅子?
とことん回転率悪そうな喫茶店

クローバーのような草が植わった前庭
芝生じゃないところがいいね
雑木が植わっている

私はその地下に住んでいる!
地下室住居のデザインは夢に出てこなかった
がきっと居心地のいい穴蔵風
スピーカーからは好きな音楽が流れていて
壁にはスクリーンなら
なおいい


(これとはだいぶ違う)


この夢の話を年末
るるよりも
余程マスターが似合いそうな
友にメールしたら名前を付けてくれた
「サイドガーデン」というの
わりと普通の名前

「四辻六角堂」とか
「ブルーズ魂」
「転がる石の家」
とかでなくて良かった

で話は戻って
ソンさんが話の流れで
「喫茶店!土地があるよ~貸そうか」
などと言う
「田んぼやけど、周りも全部田んぼ」
「うんうんいいかもね」
「でも客はいないよ」
「うん・・・でも周りで米が取れるから
米コーヒーってのを、メニュウに入れよう」
と、るる
「・・・・・。」
「ほらロハス?とか・・・。」


まあそんな訳で
ブルーズの流れる何処かの四辻の先
野原か田んぼの中に
変な六角堂を見つけたら
米コーヒーを飲んでいってください
魂は買いませんが
人望のないマスターが話し相手になります

あの風のうなる音が聞こえないかい
あの風のうなる音が聞こえないかい
台所にはいってきなよ
もうすぐ外は雨になる

COME ON IN MY KITCHEN
歌いつづけるロバートジョンソン


(小川の上 橋を渡って入るアプローチもいい)


真冬の戸外調査を思い起こせ雪の坂

2009-01-25 12:34:02 | どっこい!


巷に 雪の降るごとく
我が心にも あられ(荒くれ?)降る

朝 
ベッドから出ようと 
掛け布団をめくって床に立ち上がったら
結構な力でベッドに引き戻された
何?
何!よ
って言って
腰のへんを見やると
毛布の縁がほどけて
身体に纏わりついて
引き戻されたのだった

やめろよ!
もう一度お前に潜り込みたい
気持ちはやまやまだ

絡み付いた毛布の綴じ糸を解き放って
起きる



外は雪景色
昨日から降り続いていた雪は
明け方もまだ空から
はらはらと
しずしずと
降って来ている
この分じゃ
山は 真っ白けのけ だんべさ
それにしても
毛布のへりは
なぜに ほつれ ほつれて
びろびろになる?
ましてや
古い毛布は縁が
縫い目部分からぱっくり切れてくる

はなれろキレろは
芸者の時に言うとくれ
うんそうする


だからフリースの薄くて
洗濯しやすく
乾きやすい毛布を使っているのに
それでもやっぱり
縁はかがり糸があるから
何年も使えばほつれてくるのね

ほつれほつれて 未練を残す
寝床に今朝も別れを告げる
また夜になれば戻って来るよ
かならず来るから
浮気はするな
他の人を引き込むな
と念をおす

ほどけ~て♪ ほ~つれ~た♪
謎を~解く~♪
平次親分!
なんだ@!
いくぞ@
へい!がってんだ!
(銭形平次の子分の名が思い出せない・・・。)



そんな和気で

そんな訳で
昨日は
ひと仕事終えて
晩ご飯の買い出しにスーパーへ寄った
スーパーの外に出るとかなりの雪
買い出しに行って
両手に袋を持って傘はさせないから
自転車君に応援たのもうと
電話するも
家にいない!
こんな雪の土曜の夜に
走りに出ている
!?!
がっくり
きたがしかたない
とぼとぼ坂道を登り
雪にまみれる
ちゃぶいよ~

荷物がなけりゃ辛くない
雪もいいじゃない

余裕で帰れるが
なんか急に悲しくなる



公園の傘屋根ベンチで
雪宿り
まだ六時だにもう真っ暗よ!
落葉樹の裸木に降り積もる雪は
見た目には毛布を来て温かそうに見えるが
どう?
冷たいの?
どうなの?
落葉樹は答えない



顔に振り来る
六角の結晶を持つ物質は
凍える死の冷たさ
皮の手袋の心根縮む
泣きそう
帰ったらあったかい晩ご飯
できてたら いいのに
その材料はここにある
ちぇっ
ちぇっ

舌をだして雪を舐める
ふん
寒さがなんだ
なんなんだ
今度生まれ変わったら
料理好きで会話上手で
走らない男を亭主にする
絶対に!
とひとり悪態をつく
雪の日




その夜の会話
テレビに移る雪の祭典
『雪祭的なところへ行ったことないよね。』
『行っても、かあちゃんはホテルから出ないんじゃない?』
『遊びならきっと寒くないと思うのよ♪ 仕事だと寒いけどね!』

でも遊びでもちょっと寒いかも
と心で思う
雪の毛布のほつれぐあい
今夜もおあとがよろしいような
よろしくないような

そんな寒い日に
児童の体力測定にニュースを見て
福岡も大阪も惨憺たる順位
上位を占めたのは福井県
地道に体力測定調査を行い
そのデータを授業に生かして
劣る身体能力の運動練習をしていたからで
やっぱり調査は大事
もちろん体力測定だけじゃなくて
いろんなことに調査は必要
でもデーターを集め
人が理解できるよう整理する仕事は
とても地味で地道な労働
やってきたからわかる
特に真夏と真冬の戸外調査はつらいね

心も冷える
そんな雪の日

グスタボ・サンタオライヤでも聞く










ミモザ色の希望は「我われ」に託されたが

2009-01-21 18:08:32 | どっこい!


頚性神経筋症候群という新病に
デスクワークの皆さん注目しましょう
頭痛やめまい手足の冷え微熱
自律神経失調症などの症状の不定愁訴
それは首の筋肉の凝りによって起きる
のだそうで
首の周辺背中にかけて広がる
僧帽筋や頭板状筋やら頭半棘筋
などという聞いたことのない
複雑怪奇な神経が緊張して
凝りから
血管の圧迫とか
さまざまな症状を引き起こす

この前新聞で読んだよ
症状との関係は
まだまだ未解明の部分があるけど
慢性疲労症候群、パニック症候群
ストレス症候群、更年期障害の半数以上が
頚性神経筋症候群に該当するものがあり
合併している可能性が高いと
考えられるって
そ~なんだ
前に
めまいが来た時に頚椎が怪しいぞ
って思っていたことがあった
納得
皆!み~んな
今すぐ首を肩を回そう!
頚椎を暖めよう!
電気鍼や低周波治療は病院でしてね


そんな首が肩が凝り凝りな理由は
昨日の深夜
オバマ新大統領就任演説をNHKで流しつつ
電卓をたたき伝票を整理していたからで
今日も一日伝票書き書き
首が回らなくならないように
回しながら
3分体操も盛り込みつつ
昨日の裏民放のオバマさんのビデオを
流すのよ
どんだけ~オバマ漬け?
ってかい
そうでもない
ながら族の常
BGMに演説もなかなかいい
首が回らなくなるのを防ぐやも
でビデオを消すと何故か
まだオバマさんが映っていて
ミシェル夫人のファッションの話
ミモザ色の洋服は希望の色だとか
舞踏会のドレスは台湾の26歳のデザイナー
のものだそう
そんなワイドショーネタも入れといて
でもミモザ色は今年流行るかもね
「我らに希望を」って



就任演説は
うわついたところの無い
力強い声と
27歳のスピーチライターと練ったという
ちょっと硬めの演説内容
20分近い時間
200万人の聴衆を前に
よどみなく閊える事もなく
言葉が飛び出して
プロジェクタを使っている?
としても
すごいと思う
日本のKY(漢字が読めない)首相
も何分の1かでもいいから
言葉を自分のものにして
喋って欲しいと思うのは
無理なのか?


(どう?無理かも・・・。)

就任式の日に株が急落とかっていう
イギリスの大銀行のせいだとかって
どれだけ世界中が疲弊しているかが
窺えるけど
演説聴いてて思ったのは
やっぱりアメリカは大国だってこと
あたりまえだけど
その当たり前が
何?っていうと
日本が小国だってことをあらためて思う
だって
クレイジーさも驕りもアメリカは桁違い
桁違いだから軌道修正は
かなりの犠牲が伴うに違いないって思う
日本の疲弊もアメリカほどじゃないけど
今後
我われに今更以上に犠牲を強いられる
だろう事は明白

「我われ」
という言葉が
いやに耳についた演説だった
と思う
少なくとも60回は
「我われ」
と言っていた
オバマさんの
「我われ」の集合体の中には
日本人はいるのだろうか?
ケニア人はいるんだろうね
そんなことを思う日

アストル・ピアソラを聞きながら


驚いたこと!
大阪の母から届いた誕生日カードが娘から貰ったカードと
シンクロしていたのは遺伝子のなせる業なのか?



鈍感力更新表明するも寒空にカナリア果つ

2009-01-17 16:20:15 | どっこい!

(寒鳩の生る樹に)

オバマ氏が大統領になる
就任式の20日頃
ワシントンはこの時期
最高気温でも氷点下になることが多く
寒いのだそうだ
ある新聞記事に
第九代のハリソン大統領なんか
屋外の2時間に及ぶ演説で風邪をひいて
それがもとで
1ヶ月後に亡くなったとあった

第十八代ユリシーズ・グラント大統領の
2期目就任式では
空に放つ予定の鳥カナリアが
あまりの寒さに死んだっていうから

今年もかなりの冷え込みになるんだろう
それよりも何故ハトじゃなくカナリアなんだろう?


(そして白い鳩は何故平和のシンボルになった。)


週刊誌の見出しとかに
オバマ大統領は日本に興味がないとか
オバマさんの黒い交友関係だとか
まだ就任前から
マイナスイメージの記事を載せていて
なんだかなあ
と思う
確かに今の日本に興味を抱く国が
どれだけいるのかというと
そんなにいない気もするが
日本国民は結構がんばっていると思う
興味を惹かれなくても
目立たずひっそりがんばればいい

そのうち・・・なん。とかかんとかかんとでかるとかんと
ショウペンハウエル
はいはい



(冬のランドスケープはいつも無口)


長崎県立美術館でのダニ・カラヴァン展
見に行きたかったが明日までだ
去年なら長崎の仕事があったから
便乗すれば経費削減でいけたがなあ
近そうで遠い長崎

だってバスでも片道2500円かかるべ
たまたまその去年に
仕事で行くのに自転車君が買って
使ってないバス回数券が1枚残っていて
それを使えば片道分で行ける!
とかって思ったが
行くなら二人で行きたいし
結局やめたさあんたがたどこさ

長崎といえばランタンフェステバルも
もうすぐ始まるランタンタン
寒空によさげにぶら下がる行灯たち
ちょっと情景的にはあったかいが
割と小規模だったと行った人の話
何にしても
行って見なけりゃランドスケープはわからない



(何故か辺見 庸の文章を思い浮かべた情景)

そんな夢を見つつ
1月2月は
1年分の経理をどっぷり溜め込んでいるから
伝票と伝票と科目印と帳簿と
領収書と電卓とに埋没して
赤ペン黒ペン両耳に挟み
定規でまゆをかきかき
冷や汗を流さねばならない

だからブログ更新してる場合じゃない
でもするのは何故?
それは鈍感力を養うためよ

ブログって恥ずかしいからね
恥ずかしいことやってる感があるからね
知ってる人に会ったときに
「ブログ時々読んでます。」
とか
「たまにブログ見せてもらってます。」
とか
「前にブログ見たことあります。」
などと面と向かって言われると恥ずかしい
恥ずかしいのに
時々?たまに?前に?
とかって形容が付くと

読むなら全部読んでね!
と心で思う
たまに時々
とかの方が恥ずかしい気がするから

何故かな・・・。

だからブログやってる人に会ったら
「いつも拝見しています。」

「毎日チェックしてるよん。」
と言う事にしている。
人によっては感じ方も違うでしょうけど
それが何っていわれても

で恥ずかしさを乗り越えて生きていく為にも
ブログを更新する
思えば恥の多い生涯でした
と太宰さんも言っていました
恥の多い人は鈍感力を身につけなきゃ
生きるのが辛いもんです

鈍感力でかなり周りに不快な迷惑なこともございましょう
そこはどうか大目に見て欲しい

はなはだ勝手ではありますが思う次第です。
所信表明のようじゃ

それよか20日の
ワシントンオバマ大統領就任演説が楽しみ


(兵庫の友達が送ってくれた誕生祝の品)
(手づくり暦・栗柄の布巾)



(それから手帳も入ってた。その心は・・・栗拾い)
(さっそく手帳に栗マーク、暦にマル印、布巾は栗入れ?)

愛しきは憂鬱なペンギンの生き残りを糸色望む

2009-01-12 17:46:58 | そげんこつ!

(壁に張るほど増える街で拾うちらし類)

成人の日である

珍しく休みの娘が
「朝、電話で成人おめでとう!
って言われた。来年やのに・・・。」
と言って起きて来た。
その後
「よくここまで育ったよね」
と自分で言ってうなずいていた

「・・・・・。」
母はなんと言うべきか?
「そうね」
と老眼鏡をずらしながら
顔を見て、とりあえず言っておく



眼は新聞に戻る
最近新聞を読むと
気分が鬱に向かうので
ナナメに
拾い読みすることにしている
しかし
パソコン開いてみても
ネットの最初の画面が
レッドデータブック関連記事
7分間に1種類の生物が消えている?
一日200種
一年で75000種
の生物が
絶滅している昨今
皆様いかがお過ごしでしょう?

だからと言って家に籠って
ゴミが出るので
ご飯は1日1回
水は貴重だし
汚水を流すので
風呂は1週間に1回
人間が活動すると
温暖化で
環境は破壊され
ますます絶滅種は増える
などと
引きこもりになってはいけません


(四角四面な穴空)

前向き~に「前へ」なんて
ありきたりのことは
新聞のコラムにまかせておくとして
人生に疲れたら
前でなく後ろでもなく
一時的に
ナナメ横を向いてみるのも
いい
るるの場合一時は万事
ナナメ横を向くのは
夜中から朝方ですが

久米田康治作
「さよなら絶望先生」の
糸色望(いとしきのぞむ)に習って
とりあえず絶望してみるのも
いい
テーマ別に・・・?。

糸色望は
糸色大と糸色妙の間にできた子であり
兄弟姉妹には
糸色景(いとしきけい)

糸色命(いとしきみこと)
糸色倫(いとしきりん)
がいて
甥っ子は糸色交(いとしきまじる)
とにかく
自分たちの名を
「横書きにするな!」
と願う一族だ(笑)
まあ執事は時田だけどね
コミック読むのは30年ぶりだ
笑えた
夜中にほくそ笑む


(もう上を見上げるのも疲れた)


コミックはすぐに読み終わるから
本に戻る
今読んでいるのは
ウクライナのロシア語作家の本
アンドレイ・クルコフ
「ペンギンの憂鬱」
だったりもするよ

お察しの通りペンギン派を自認する
わたくしですから
題名に惹かれて読んでいますが
面白いのでゆっくり読もうと
スピードをゆるめて
ベッドの上に何日も置いてます

哀しい眼をしたペンギンを自宅で
放し飼いにする男
ペンギンの名はミーシャ
男の仕事は物書き
ある日
奇妙な仕事(まだ死んでない人の追悼文書き)
が舞い込むところから
物語は始まる
そういえば今のるるの様に
新聞を読むと気分が悪くなる警官
も出てくる
時代背景もかなり閉塞感漂う感じで

「この国も奇妙なら、ここの生活も奇妙だ。
でもなんでそうなのか理由を知りたいとも思わない。
ただ生き延びたいと思うだけだ・・・。」


(自販機を高級自然石張りにする意味は?)

などと主人公が言うところがある
内容はおいといて
あとがきにある小話を紹介したかったので

こんなの


「警官とペンギンの古い一口話」

警部が車で街をまわっていると、
警官のペトレンコが
ペンギンを連れて歩いているに気がついた。
警官は車を止めて言った。

「何をしているんだね。
すぐにペンギンを動物園に連れて行きたまえ!」
「わかりました」とペトレンコ

こうしていったん別れたが、
二時間ほどすると、別の場所で
またペトレンコとペンギンに出くわした。
警部は怒って、どなりつけた。

「さっきペンギンを動物園に連れて行け
って言っただろう?!」
すると警官のペトレンコはこう答えた。

「動物園にはもう連れて行きました。
映画にも行きました。
これからサーカスに行くところです。」


(願いは結ぶよりも念じる)

るるの心の友
ペンギンは絶滅しないでほしいなあ
はなはだ勝手な願いではある










はぐれもんの20年目の探し物

2009-01-08 14:05:41 | つぶやき

(あなた様はもしや・・・。)

ブログを始めて
早くも3度目の七草を迎え
年も三つ食ってしまいました
七草粥とケーキの取り合わせ
次の日はなんとなくお腹が痛い

プレゼントに娘から貰った
椎名林檎を聞きながら
今年は去年にも増して厳しい年になる
その覚悟ができていない自分に
活を 克を 喝を 入れたいのに
入れる心がはぐれもんになって
どこにもいない
探しています
自分のはぐれた心の臓

覚えておきたいこと
気になること
を綴る日はいいとして
新聞やニュース腹立たしい報道に
やるせない怒りなど
を綴る時
怒りに任せて言葉をはしょり
何をいいたいのかわからぬ文になり
後で気がつき
改訂してみる ていたらく
(前回記一部改訂しました)
べつに誰かが文句を言う訳でなし
どうでもいいさ
と思うのに
あんた
結構几帳面じゃないさ
大雑把なふりしてさ
そうね


(やはりオスカル様!ですね)


男と女の間には
深くて暗い川がある
などと
えんやこ~ら
歌う人も昔 いたが
私は男と女の間には
大した川はないと思っている
一人の人間の中には大抵
男と女が
同居しているもんだって
思うから

それより
成長期と青春期を過ごした地方が
まるで違う夫婦には
かなり深くて暗い川がながれている
どちらかがどちらかの地方で
ほとんど帰ること無く
暮らすことになると
自分の心を離れた自分の地方に
置いて来ることになる

心がないまま暮らしていると
自分が誰だかわからなくなってくる
そのうち異邦人という人格ができてきて
異邦人として暮らし
異邦人として孤独に死ぬしかない

ひとり対 多数の中で
違和感をごまかしながら暮らし
自分の心を置いてきた地方にも帰れない
何年も何年も何十年の間に
自分を無条件に受け入れる場所は
なくなるのだ
行き場をうしなった心が
浮遊しながら
どこにも落ち着くことなく
さまよい
肉体と心は
別れ別れのまま朽ち果てる


(影はついてくるのに心は・・・。)

異邦人がその地方人になることはない
はぐれもんははぐれもんでしかない

成長期、青春期を過ごした土地の影響は
おもったよりも ずんどこ大きい
むしろ混血に生まれるよりも
もどかしい
二つの血が体にあるなら
まだ生きられる気がする

たとえその地方が暮らしやすく
良い人ばかりの地方であっても
たとえようもなく
からっぽのひとりぼっち感は
消えることはない
いやむしろいい人ばかりの中で
行き場を失う悪い心
なのだろう


まあ一般論じゃなくあんたの話か!

言われても
そのとおり正解です
と言うしかないが
友達や親族にも結構多く
自分の地方を離れて
嫁ぎ暮らす人はいて

どうやって
つじつまを合わせて
暮らしているのだろう?
と思う
私にとっての二つの地方は
九州と関西である
九州人という人種があるとするなら
関西人という人種もあるだろう
細かな県民性の話ではない
大雑把ではあるが
この間に確かに流れる深くて暗い川
しかも九州も関西も
どちらの土地も私は愛している
どちらの土地も
何十年分かの人生を分けあった場所である
土地は人だから

愛している
愛しているから 憎らしい
20年間
九州に溶け込もうと励んで見たが
溶け込もうとすればする程
自分は関西の人であると思い出させられる




関西人のまま九州で生きればいいんじゃない?
などと
軽く言う やからを憎む
その人には この孤独はわからない
わかろうとする 気もないのだ
そうやって不器用に
溶け込もうと
もがかねば 生きられないのだ

それに
人の名字でこの地に骨を
埋めなさい
知らない人ばかりの墓に
入りなさい
と言われてもそんな覚悟はない
ただ
死んでしまえばどこに
埋められようが
もう無に帰するから
気にすることはない

生きている間だけの
もどかしさなのだ
とわかってはいる
生きている間だけの
苦悩だから


(音楽と水のコラボは一つの環境美)

もどかしさが理解されるなら
それでなんとか生きていける
そんな一見簡単な欲求は
実は
天地が逆になる位難しい
多分死ぬまで満たされないことを
気付いているから
人は絶望し
はぐれもんの夜を
泣きながら過ごすのだ

20年目のホームシックに捧ぐ
20年て!
あんた遅すぎる


(好きなだけ泣いたらええやん)

写真人形はは母の新作


正しい月に桂男の国へいざなわれ(改訂)

2009-01-05 16:11:54 | いうてなさい




明けまして。開けました
お待たせしました
待ってないって?
もう飽けましたか!
そういわずに今年もお付き合いください

お正月
正しい月と書くお正月
正しい?
とは何ゆえなのか
つまり他の月
他の日々は
正しくないとでもいうのか!
などと、絡む相手もいない月


(今年の神社の穴空は好けたらしい)


そんな正しい月の正しい日に
嫁たちは
年末風呂カビ取り掃除をするときは
服を着てするか
裸でするか
どっちなのかについて
話したりする
服を着てすると
結果びしょ濡れになる
朝着替えた服だったりすると
もちろん濡れただけで
洗うほど汚れちゃいないが
風呂カビの菌だか胞子だかが飛び散って
着いている気もするから
やはり洗濯機行きとなる
かといって
裸でカビ取りは
肌に直接汚れが着くし
風邪を引きそうだから
終わったらそのままシャワーだとしても
夏だけにしたい


大掃除の活躍する活躍筋は
あっと
括約筋は胃や肛門の輪筋です
そっちじゃなく活躍筋肉

利き腕 二の腕で
レンジ周りの油とりにしても
洗面所、トイレ、その他拭き掃除
右・左・上・下
とにかくワイパーの動きを
間欠でなく連続で連続しながら行う行為
肩が鍛えられます

大リーグボール養成ギブスをハメてやれば
完璧に!
「消える魔球」をなげられたに違いない
ね?。花形満君
そうね。



(鍼急行?)


それから正しい月のためのお節な雑煮もちなど
材料買い出しも
まことに二の腕を使うことを添えておこう!
何の為?
添えることは和の真髄
そんな気がする正しい月

わさび、つま、しょうが、はじかみ、ちょろぎ
まつば、もみじば、めじそ、そしてあなた

添えることは和の真髄


衣食足りて礼節(栄辱)を知る
というが
衣食足りすぎた人達の礼節は
衣食足りぬ人には関係が無い
食べるパンがないなら
ケーキをたべればいいのにと
言ってマリーアントワネットは断頭台へ

あれから幾年月
衣食のみならず
住も足りぬ人で町はあふれかえり
公園は派遣されない派遣者の森になる

「本当にまじめに働こうと
している人たちが集まっているのか」

のたまう総務政務官
傲慢政治家の失言の中で
一番怒りがこみあげた

礼節って何か?
失言の撤回だけでは物足らぬ
派遣村の人たちに
一発づつ殴らせてやって欲しい

心から思う
衣食足りすぎている政治家こそ
まじめに働いてよ!!
日本はどこかの大国の添え物じゃあない!!!

添えるものの前に
添えると際立つものを置かねば添えられないから
添えない
「あなた」とは添えないのじゃなく
添えられるべき「あなた」がいない

「あなた」がアメリカで
「添えるもの」が日本
などというつもりはさらさらない
和。


(冬芽に逢いに来たの)


和といえば年末イオンの食料が良いと
ソンさんが言うので見聞にいって
豆腐業界のネーミング合戦に
豆腐戦国時代を確認した
何ゆえ
この白き柔らかき豆プリンどもに
戦いを強いるのか!

韓国じゃあ豆腐を食べるのは
監獄出所時清めの儀式らしいが
白きをみれば夜ぞ更けにける
などと添えてみて
上の句が思い出せないことは悲しい



(風に吹かれているのは豆腐屋の頭)


悲しみジョニーを歌うのはUA
戦国豆腐の武将は風に吹かれて豆腐やジョニー
ジョニーが来たなら伝えてよ二時間待ってた

そんな歌もうたいつつ
そろそろ飽きてきたところで

とろっとろの眼を覚まし
冬物語がはじまる俺好みの男が
風に吹かれてマブい女などに眼もくれず
男の3連チャンに命を張る夜明け前

豆腐屋はギャンブラーなんだね

















ギャンブラーといえば
月が落ちては運がまわってこない
なんていうが
月は「桂男」が鎌を振るう
桂の木の国でもある
桂男?
万葉集や伊勢物語や中国の故事に出てくる
在原業平似の絶世の美男妖怪である
なにかようかい?
ちょっと豆腐を買ってきて~

久かたの月の桂もをるばかり
家の風をもふかせてしかな
(拾遺集巻8・菅原道真母)





カツラの木というのは中国では木犀のこと
木犀が沢山あった桂林地方原産
桂は月の中にある高い理想のことを表すらしい
モクセイ科モクセイ目は葉が硬く
樹皮も硬い木が多い

木犀のサイは
だからあの硬い皮を持つサイなのか?
おなじみの金木犀は
中国じゃあ丹桂と呼ぶ
丹はだいだい色のこと
薫り高く黄金にきらめく花は
月にふさわしいのか?

いや銀木犀(桂花)のほうが月には似合う
と思う
日々見ている月の色は
黄色よりクリーム色に近いもの
大根の切り損じの透けた月
好けたらしい月だ


薄月や水行く末の小夜砧(さよきぬた)
(高桑闌更)


忍法小夜砧はここでは関係ない
念のため
月は赤く見えるときもたまにあるけど
金木犀は黄色
銀木犀はクリーム色の小花
それから真っ白い花は柊木犀
で魔よけに植えるギザギザ葉の
ただの柊もあるね
柊にも豆腐のように白い小花が咲く

お正月姪っ子が花のピアスをしていた
「これ本物の花を加工したらしいです」
と言っていた
耳に飾られた小花は
木犀の花
桂花ではないだろうか?


桂と月の関係に気を取られていると
昨日
テレビで桂離宮が映っていた
桂離宮は月見る為の装置なんだ
徳川家康が政治から皇族を切り離したおかげで
暇になって親王さまは
桂離宮造りに邁進したらしい

源氏物語の光源氏が月に棲む桂男ならば
その風景を取り込んだともいわれる桂離宮は
まさに男前の棲家だ
と勝手に思う正しい月

澄み渡った夜空に凍った月
雪など空から舞い落ちようが
夜はあまりに明るくて
私は天をばかりに仰ぐのでした

桂男が手招きをする
見てはいけない 
惑わされるな
冬の満月は最も高い位置にあるのだ
月天心
いざよいながら

どうも月が笑って見える
どうも私を笑ってみえる

波立たぬ池の水面
今ひとつ まだひとつ黒い月がある
池の中ほど凍って落ちた満月の月
裏返っては浮かんで笑う

(白道・平均五度八分三秒四十三傾くなり)
正しい月に捧ぐ



(ひとりゲートボールもいい)


(冬芽が好いたらしい)