RURUのひとりごっち

「博多にわか」な「独り言」と「ごちそうさま」を鍋に放り込んでなんだか煮てみたら・・・ひとりごっちが生まれました。

昆布だしソムリエ幻のカブカにウルトラJ着地

2011-11-01 12:10:58 | びっくり



家族は寝ている
誰もいないリビング
シャワーをあびパジャマ代わりの
ボロTに着替えリビングに戻って
深夜にNHKをつけてみた
幻の昆布の話
京都の老舗料亭などがこぞって欲しがる
カブカ昆布?
味は柔らかく上品だか
調味料を入れずとも旨味がたつ
香深と書くらしい
うん
礼文島の香深産だから
利尻礼文島の間の冷たい海流で揉まれて
良い昆布になる

そこまではふんふんと聞いていた
しかしそれだけでは
プレミアものの
幻の昆布などというにはまだ早い

何が早いのか?
それは北海道の香深で採られたあと
敦賀の昆布問屋に運ばれ
温度湿度管理された
蔵で寝かされる
オヤスミなさい
えっ?
ねかすの?
昆布を?




テレビを消して
寝ようと思ったわたくしは
また画面に食いついた
昆布問屋のオジサン
おもむろに室の奥から
昆布の束を取り出してきた
これは平成元年のやつです
二十三年 経ってます
二年三年じゃまだまだ若い?

え~そんなにねかすの?

ひとり呟き
あれだな
昆布ソムリエ
ダシソムリエがいるな
と考える




一口すすれば

『ふむこれは!平成11年の・・・つまりですよ
12年物の香深ですな・・・・うむ、ふくいくと
柔らかな香りが立ちこめ、奥で島ユリが風に吹かれ
揺れ動きその風に乗ってかすかな潮の香りがして
花の蜜の如き甘み旨味が聞こえいやはやまさに極み!』

「・・・・・。」
それは兎も角
この幻の昆布は高級料亭でしか味わえない
庶民には高嶺の花
しかしです
まさかの裏ワザがあるという

それは
普通の昆布をですね
小さく角切りにして下さい
それに日本酒を満遍なくからめ
テンパンに重ならないように並べ
110℃のオープンで1時間焼く
そして普通に出汁をとれば
幻の昆布の味に極めて近づく
らしい
しかし我らにはその味が本当に
香深熟成昆布の出汁と同じなのか
比べるすべはない(笑)
昆布も旅をするんだな
とわかった日




幻のごとく
かつぶしのごとく
ねかすねこんぶかぶかにゃあ
昆布にかつぶし
猫にかつぶし

猫といえば
話はくるっと変わりますが
猫はちょっとした高さからなら
ひらりと飛び降りて
華麗に着地する
たまにダメ猫はべちゃっと
落ちることもあるが
ほとんど怪我をしないよね




西日本新聞の連載記事
「ほのぼの数学」
で読んだ話で
二年前の夏にアメリカでビルの
50階の高さから落ちた猫が助かった話
これは計算すると時速252キロ
空気抵抗は無視して
つまり
新幹線の速さで地面に激突しても
猫は無事だった




実は猫は地上20~50メートル位の
高さから落ちると危険だが
それ以上の高いところから落ちると
助かるのだそうで
それは空気抵抗の落下速度が一定以上
大きくならないのと
地面に落下するまでの時間内に
ベストの体勢をとれるからだって
これはどうよ




猫に数学は適用できないってこと
しかし落下中に
気を失わずにウルトラJな
着地体勢をとるなんて
恐るべし~猫の生態




猫を寝かして熟成させて
ネコ出汁ネコ鍋をいただき
ウルトラパワーを身につけて
大空たかく舞いひらりと着地してみたい

何年もののどこ産ネコ出汁ならいける?

そろそろ鍋の季節です
死にたくなっても鍋で生き返りましょう




鯛三連写~たい



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