RURUのひとりごっち

「博多にわか」な「独り言」と「ごちそうさま」を鍋に放り込んでなんだか煮てみたら・・・ひとりごっちが生まれました。

時は激波に乗り、ここは若さ以外がすべて

2007-04-15 19:15:58 | びっくり

(薬院「abeki」は元は時計屋さん)



「激賞」は賞賛の最上級、「激職」は激しく忙しい職務、
「激越」は声が激しく高いこと、感情が高ぶって荒々しいこと
「激語」は興奮して発する激しい言葉
「激甚」はたいそう激しいこと、はなはだしいこと
以上あまり使わない「激」シリーズ岩波編でした。

何のことっていわれても、別に・・・ちょっと気になったからよ
夜中にお笑い芸人が驚きの表現で「どびっくり」って言っていて
びっくりの最上級なんだってさ「どびっくり」って
この表現にまさに、どびっくりよ(笑)
つまり最上級の形容に使われる「激」は、過激や激減や激化
激震や激情、激臭や激痛、激暑以外にどんなのがあるのか、気になっただけです。
あまり日常生活でつかいたくない言葉です、できるだけ穏やかに生きたいからね
過激なことはドラマや映画の中だけでいいです、まあ感激ってのは使いたいけど。

映画って言えばブログになんとなく書いた映画のことが、その後数週間で
結構偶然、テレビ放映されることが重なって、見たい映画の事書いたら
又、偶然があるかしらなんて思うんですが
この前志賀島でサーファーを見て思い出した
「ビッグ・ウエンズデー」を昨日の深夜やっていました
最初だけちょっと見たら、海と波の映像が映り・・・。

私たちは車の中で眠り
沖を渡る風の匂いで眼を覚ます

ってナレーションで始まった
そうそうこんな感じだったよ~
ジャン・マイケル・ビンセントが飲んだくれてさ
他所から来た女の子の台詞

「私たちのところじゃ若いって大人への一つの
ステップだけど、ここでは若さが、すべてなのね。」
って言ってましたね
若さは激しさに通じるもの、波も高ければ高いほどチャレンジし甲斐がある
なつかし~と思いつつ、時の流れに身を任せ過ぎかと振り返る夜

おとといはなんか天使の話で書いたリュックベッソン監督の「アンジェラ」
がテレビでやってて、これは最後まで見てしまいました。
珍しく自転車男が風呂から上がって来て、るるが見ている横で見だして
結局最後まで一緒に見てました、これは10年に1回くらいの珍事です(笑)

この主演のジャメル・ドウブ―ズって役者は、前に家族で見に行った
「アメリ」っていう映画に出ていたのを覚えていたみたいで
いつも右手をポケットに入れていて(8歳の時鉄道事故で右手を失ったとか)
印象的だったようで、もともとはコメディアンなんですが、最近は国際的に活躍
プロデューサーなんかもしているらしいです。

リュックベッソン監督は日本ではエンゾ役のジャンレノと共に
「グランブルー」(グレートブルー)の大ヒットで人気が高いけど
「レオン」94や「ニキータ」89もヒットして、「ジャンヌダルク」から
6年振りの新作がこの「アンジェラ」で、たしか去年日本じゃ放映だから
テレビでもう見れるなんて早いよねって思いつつ・・・内容は「へ~っ」
ていうのか「どびっくりよ」(笑)
こんな感じの映画も撮るのねってことで、映像も良かったし
るるは嫌いじゃないタイプの映画でした、でも賛否両論だろうなこれは。

話は変わりますが
この前、本屋で村上春樹訳のチャンドラーの「ロンググッドバイ」
が新刊コーナーに並んでて、うーんちょっと読みたいが
新刊本は高いからねやめとこう
そのうち文庫になるからさ、るるが買わなくても
常に村上春樹は激うれ?するからね。
その下に「村上かるた」って本が、ぱらぱらと立ち読みしたが
結構面白かった、中でも笑ったのは「き」のところ
「き」・・・「きみはころころの妻だから」
ってやつに笑いました、絵はやっぱり安西水丸さんでした。

今日は自転車男の母の誕生日祝いに行きました
正確に言うと真ん中の兄夫婦に車で連れて行ってもらいました
いろいろ、ありがとうございました。激謝。

明日はチャップリン(1889年)の生まれた日です。
生誕118年?
シルクハットで乾杯だね



(時はコーヒーの香りの波に静かに過ぎ行く)






最新の画像もっと見る

コメントを投稿