RURUのひとりごっち

「博多にわか」な「独り言」と「ごちそうさま」を鍋に放り込んでなんだか煮てみたら・・・ひとりごっちが生まれました。

太子風か小野妹子風髪型か悩む穴籠りヌーヴォーな夜

2007-11-26 12:58:44 | ぼちぼちですわ

(穴籠りの夜はヌーヴォーとして浮かび上がる紅葉)

3連休は特に連休らしさも無く
何処にも行かずに
穴蔵で普段どうり過ごしました
とさ
めでたしめでたし
昨日
まだ出しっぱなしだった
扇風機を娘の部屋の収納戸棚に
(あえてクローゼットとは呼ばないのは扉だけが
クローゼット風で中はホントに戸棚なんだな・うん)
いつも入れているので、開けて入れようとしたら
びっくり仰天である
扇風機のスペースなど無いくらい
ぎっしりと娘のかたずかない衣類やら本やら
その他もろもろ
ぎゅうぎゅうに押し込んであったのだ
そういえば
こないだ母のベッド(娘が使っていた)を運び出す前
かたずけなさいといったら
珍しくかたずけていた・・・・が
その正体は
戸棚へ押し込めるという事だったのだ
あふ~ん
先ずは扇風機を入れるスペースを空けねば
あんにゃろめ~である
仕方ないがな
まず戸棚整理から初めにゃ始まらぬ
ほんまによういわんわ
かなんわ
まいどまいどのことではあるが
5分の仕事が1時間かかってしもたがな

前々日勤労感謝の日も虚しく過ぎて
秋の行楽シーズンに
戸棚に向かう女がひとり
京都~大原~三千院~
娘居(こい)~に疲れた~女がひとり~
この疲れをナニで挽回しょうぞ
そうだウルトラマンを呼ぼう
じゃなく
ボージョレ~ヌーヴォーを飲もう
自転車男がもらったビール券で
ビールを買ってきたので
「まだビール券のこってる?」とるる
「まだあるよ」と返事が
「そのビール券でワインも買えるよね」
「たぶん・・・買えると思う」
「ふふん。じゃ~ボージョレ1本所望じゃ」
「それもヌーヴォーじゃなきゃダメよ」
「ヌーヴォー?」
「そうよ、フルーティィー新鮮わか~いすっきりワインのことよ」
「へ~い。買ってきます」
と出かけていった自転車男であった
で昨日は何故かきつねうどんが食べたかった
もらい物の乾麺(稲庭細麺)をゆでて
ねぎたっぷりきつねうどんを作り
一気食いしたあと
ヌーヴォーをあけたのだった
つまみは黒胡椒入りのチーズだ
それからTVじゃあ
「聖徳太子の超改革」(ドラマ部分は香取俊介脚本~
横のブックマークから香取氏HPへ入れます)
を見ながら
ヌーヴォーと黒胡椒チーズを交互に口に運ぶ
う~ん、連休は穴籠りにかぎるね
武田真二の聖徳太子がなんか言っていた
いいとこ取りの~国づくり・・・とかなんとか
つまり~この浅はかな日本人の基礎は
あんた(聖徳太子)の責任だったのね~
あのころ一万円札だった
結局福沢諭吉になったけど
それはこの日本の行く末を象徴している
聖徳太子から福沢諭吉に向かって進む日本?


(福沢はんはええこといいはるわ~家訓にしよ)

ところで
ほっぺたの右と左に
糸巻き巻きな髪の毛のリボンをつけて
あの頃の髪型はなかなかイケてるな~
現代でも流行しないかしら
美容院に行って
「あの~太子風にしてください」
とか
「小野妹子風におねがいします」
とかね
るるはきっと似合うとおもうのよ
垂れ眼のしょうゆ顔だからね

それからビデオに撮っておいた
三谷幸喜の「コンフィダント・絆」
って作品を見た
ゴッホ・ゴーギャン・スーラ・シュフネッケル
4人の画家たちの共同アトリエでのお話
ライバルな男達のひきこもごも
嫉妬羨望友情愛情うぬぼれ信頼うらぎり義理立て?
言葉で並べると陳腐なので
フルーティーなヌーヴォーワインのような
まあ後口のいい作品に仕上がってます
中井貴一演じるスーラがゴッホの絵を見て
衝撃を受け嫉妬と羨望を味わうシーンは
アマデウスとサリエリの関係を彷彿とふつふつ
だったけど(笑)
舞台劇なんだけど今回の放送は客を入れずに
まるでドラマか映画のようにカメラだけを入れて
カメラワークを考えて収録された
新しい試みというか実験的というのか
だから舞台中継とはちょっと一線を画してみたかった
と本人が語ってたが
三谷幸喜の個性は演劇人じゃないところにある
理屈っぽくないから作品を見ても疲れない
連休の穴籠りに最適の一本でございました
おおきにWOWOW様







ドラキュラ派とペンギン派の言い分

2007-11-23 19:20:30 | つぶやき

(第二弾・・・となりの木漏れ日紅葉~見上げろ秋)

「ドラキュラって本当にいるの?」
と高校生の娘が夕食を食べながら聞いてきた
たまたま
テレビが金田一少年の事件簿で
吸血鬼伝説が出てくる話だったので
「吸血鬼かい?まあルーマニアには居たかもね」
「血を吸うとき牙から吸うのかな?」
「牙は吸うために血管に穴をあける為じゃろうて」
「しかし吸う時は牙が邪魔じゃないかな?」
「ふうむ確かに牙がストロー状になっていたら便利かも・・・。」
しかし吸血鬼が美女の首筋に唇を当てて血を吸うのでなく
牙をストローにして吸ったらこれはコメディーじゃ
恐怖感もエロチックさもないから
ドラキュラ映画好きのるるとしては
即NGです

そんなことは兎も角
吸血鬼の子孫が死んだらしい
今朝の新聞に載ってましたよ
ほんとよ
ルーマニアのプラド公の子孫でドイツ在住の
オトマル・ロドルフェ・プラド・ドラキュラ・プリンツ・クレツレスコ氏
67歳です
11月17日に脳腫瘍の為亡くなったとあった
もともとはパン職人や骨董品店経営が本業だった同氏は
プラド公の家系の断絶を食い止める為
1990年に同公の子孫と養子縁組し
「ドラキュラ家」の危機を救った男として注目を浴びた
ドイツ赤十字の協力で献血を呼びかける
「吸血鬼パーティー」を開いたり
地元議会の選挙に出て当選するなどの
話題を提供してきた人とあったよ・・・ふーむ
彼、亡き後のドラキュラ家の存続のことは
載っていなかった、載せてよね、ちゃんとね
てゆっても単なる小説のモデルだからね

伝説自体も、小説「吸血鬼ドラキュラ」も、
もともとはアイルランドの伝説だから
アイルランド出身の作家が書いたし
ルーマニアの伝説じゃないのよね
伝説や神話といえばいつもアイルランドなのよ
そういえば去年の11月4日のブログ
「コルビジェの海とケルトの大地」にも
ケルト民話のこと書いてたよなあ
秋になるとなんか魔物や妖精
和風にいうと物の怪の話を持ち出したくなる
陰陽師女るるです

昨日は数ヶ月ぶりに天竺会のメンバーと会席
ソンさん(やっぱり日本人)が
「あなたのブログ、猫が出てくるからしばらく読んでないわよ」
とおっしゃるほどの猫嫌いさん
まあ猫嫌いサンはるるの周りには沢山いて
言い訳するようじゃが
るるは別に
猫が大好きって訳じゃないし
犬が嫌いって訳でもないから
犬派とか猫派ってジャンルには入らない

目玉焼きは醤油派でもソース派でも塩コショウ派
でもなく
気分次第でどれもするし
なんならケチャップもかけちゃうよ~
だから何派にも属さないし、暴走族でもない
猫の中にも嫌いな猫はおるし
犬も好きな犬と嫌いな犬がいる
つまるところ人間に対する感覚と同じかもしれぬ
たまたま家の庭にやってきたのがジプシー猫ども
だっただけで
それも生まれたての子猫だっただけで
軒下を貸してやってるだけなのだ
心が広いからね、ふふん。

昔、確かに飼っていたのは猫だった
子供の頃るるは家で一番下っ端だったから
とにかく妹分が欲しかった
庭のある家じゃなかったから
猫なら散歩させることもなく
家の中で留守番しててくれるしね
たまたま祖父母の家に猫が沢山いたから
タダだったしね

ただ姉が
隣の犬にじゃれられて
眼のそばを噛まれ(あやうく失明じゃ~)
何針か縫った事件が記憶にあったことで
ちょっと猫より犬は危険だと認識していたってことも
多少あるが
でも犬が嫌いなわけじゃなく
好きな猫もいれば、好きな犬もいるし
嫌いな猫もいれば、嫌いな犬もいる
ってことなのだ
だから派閥にいれないでくれ
と節に願う
るるでありました。
ただ
ペンギン派ではあるがね
うっふん














すっとこどっこいの秋に愛を告げる神経伝達物質

2007-11-19 15:56:47 | そうさくらん

(裏の雑木林じゃあ~秋がけぶるんだよ~すっとこどっこいめ)


海をみる
海がみたいと思う
打ち寄せる波のように
生まれるひと、ひと、ひと
生まれるが
生まれたとたん
平等に一秒一秒死に近付くから
究極の無駄な存在ともいえる
平等に死につつある
この差別的社会で
平等のなんたる無駄遣い
と秋に思う

馬に生まれて
たてがみを逆立て
走る秋はいい
ひとには
すっとこどっこいな秋
紅葉が海の日没の夕焼けの
波の花のキラメキのごとく
かがり火のごとくに
けぶって
時をたてている
秋なんて秋なんて

ぱさりぱさりと時を鳴らす
時を音に替えて
春のなんたるかを知る
なんたるかを

秋の裏側にいるのだ
春はいつもありがとうを持って
裏っかえしになっているのだ
秋と春はリバーシブル
それなのに夏と冬は
結婚してから裏表がなくなって
結局同化してゆく運命
いずれ冬は夏になる温暖化と共に
結婚は自然破壊に似て
今日
時の裏側で春が死んだ
明日
冬が産声をあげ
一秒一秒平等に死に向う
時の音はすっとこどっこいだ

おっちゃんみかん
カゴひと盛りとだいこん一本
入れてんか
寒いからだいこんも甘うなって
おいしかろ
鍋が
鍋が待っててくれるの
あたしを
こんなにも待っててくれるの
海の香りのする
緑の波うつ敷き布団を
鍋の底に敷いて
今宵のシトネにするの
私は柔らかくアミノ酸の羊水に浸り
柔らかく美味しく美しく
立派なふろふき でいこん
立派なふろふき になるからと
今夜待っててと
必ず待っててと
すっとこどっこいに告げたの
これも愛でしょ
裏返ってて ごめん
これも愛だから
春にさようなら
冬にごめんなさい

神経伝達物質グルタミン酸が
過剰摂取の冬に向かう準備
してください
そしてアゴニストとアンタゴニストも
リーバーシブルです
(あごフェチの人のことでなくアゴニストとは生体内の
受容体分子に働いて神経伝達物質やホルモンなどと同様
の機能を示す作動薬のこと。)


大阪に住む母が市内で
今日引っ越しをすることになり
福岡で同居していた時に置いて行った
ベッドとタンスと額や鏡を送って欲しい
というので
引っ越し屋のバイト娘に
会社に安く頼んでちょうだい
と言った
そしたら自分が担当させられたと
昨日の日曜日
朝から引っ越し屋ユニフォームのつなぎを着て
やって来た(戻ってきた?)
若い女の子二人でしゃきしゃき梱包して
重いタンスも女だけで上手に運んで
集金して
お疲れさん
ご利用ありがとう次に行って来ま~す
と言って帰って行った。
ふうむ、なかなかのグッジョブぶりだ
と喜ぶべきだが
我が家は引っ越しと縁がありすぎて
なんか喜べないのさ
母の引っ越しは15回はゆうに越えただろう
(るるは15回だが)
引っ越しなんて
秋と共に
すっとこどっこいなのさ
渡り鳥には愛はいらねぇ
ギターの一本もあれば
よかったのに
Clip Driveの1本でも持って
旅に出るか~





ヒロ・ナカムラはヒーローになれるか?それはちゃぶ台に聞け!

2007-11-15 13:15:15 | ほなそないしまひょ

(やお屋という八百屋・とり吉という鶏肉屋・定食Yaという定食屋。この町は・・・。)


黒い煙を はきながら
お船はどこへ 行くのでしょう

毎朝新聞を広げるたびに思う
日本は黒い煙を吐き出し続けて
何処に向かっているのか
官僚のトップたちの醜悪
食品業界老舗リーダーたちの醜悪
昨日今日と報じられているのは
総合学園総長の醜悪
人を育てる側の人間達のいかに貧相なことよ
隠蔽・偽装・口止め・セクハラ
黒い煙を撒き散らしながら
日本丸は何処へ向かうのだろう
日本丸を導いてくれる
ヒーロー達はいるのだろうか?

とういわけで
アメリカのドラマ『HEROES』にはまりつつある
日本を憂いていてもしかたがない
夜は長いし(寝ろよ
だいたいアメリカのドラマは刑事ものか探偵もの
「コロンボ」や「マックロード」「アイアンサイド」に
始まり「名探偵モンク」に終わる?
あるいは医者もの病院群像劇に検死官もの
「ER」は最初の頃が面白かったよね
あるいは弁護士もの法廷劇は盛り上がるからね
そしてシュチェーションコメディね
「フレンズ」はハマりましたよ
マイケル・J・フォックスのホームドラマも見てたなあ
ちょっとジャンルはわからないけど
「ダラス」ってドラマも昔々に見てたっけ
アメリカ版華麗なる一族的物語だったような・・・違う?
だけどSFものは昔からあまり見なかった気がする
最近は日本のドラマも見なくなり
もっぱら中国や台湾や韓国の文化に浸っていたが
それがである
たまたまケーブルTVで5話連続放送とかを
気紛れにビデオに撮っておいたのを
眠れぬ夜のお供に見たら、眠れぬ夜が・・・眠れぬ朝となり
その後、毎週続きをみなけりゃおさまらないハメに
陥ってしまった、だって気になるでしょ
ドラマって5話まで見るともうだめでしょ
やめるなら3話でやめなきゃ駄目です
これは統計学上証明されてる
そんな気がするわけで~
前略おふくろ様・・・うみちゃんは恐怖です???

で、『HEROES』ですが
お話はとんでもない超能力をもつ人達が各地に居る
発想は漫画チックなんだけど
ストーリーはかなり込み入っていて
登場人物たちも多いし主役ってのが誰かわからない
群像劇でありつつミステリーの要素もあって
ふふふん・・・最後にちゃぶ台をひっくり返すとしても
今はハマッテいてあげようじゃないのさ

そのヒーロー達の一人が日本に居て漫画おたくで小太り眼鏡の
コミック青年(設定サラリーマンのヒロ・ナカムラ)なのだ
この役者さんは6歳の頃、IQ180の天才少年であったらしい
彼は時を止め空間をテレポーテーションできる
ある日電車に乗っている時、力をためしたら
なんと一か月後のニューヨークに瞬間移動してしまう

彼はニューヨークでコミック雑誌の表紙を見て驚く
自分にそっくりの主人公がまさにニューヨークに
テレポーテーションして「ヤッター!」と
ばんざいをしている絵だった、さっき自分がやったことじゃん!
で、中のストーリーは彼の日本の友達(同僚)アンドウ君
(在米韓国人らしいから日本語があやしい)も登場していて
まさに自分の未来を描いていたのだ
彼はそのコミックの作者を訪ねていく
作者の男は未来に起こることを無意識に描いてしまう
ドラッグ中毒の絵描きなのだが・・・そして大変な事件が起こる。
それはおいといて~
それに並行しつつ、オデッサという街には
不死身のチアリーダーの女学生
どんな傷も瞬時になおる不死身の彼女は
好きになったアメフトの選手男子学生に乱暴され
はずみで頭に杭のようなものが刺さり仮死状態
(もちろん普通なら死んでるのだが)になり
死体として解剖までされているのに
杭が取れたはずみに目が覚め、切り開かれた肉体を
自分で閉じて傷をなおし復活して家に戻る
あれ~そんな~ばかな!である
ほかにも人の心の声が聞こえる刑事
(FBIの搜査官がその力を知り協力を求めて来る)
その連続殺人事件は超能力者達に関係ありなのだった

他にも
ロケットのごとくに空を飛べる下院議員当選を目指す青年
その弟も飛べると思っているがまだ飛んでくれない
弟がビルの屋上から飛べる気がして飛び下りる
それを兄が助けるのだが・・・。
他にもラスベガスには壁や物をすり抜ける黒人男と
鏡の中に別人格をもつ白人女、二人は夫婦らしく息子がいる
身体に放射能を溜める男もいた・・・。
それぞれに出会ったり、ニアミスしたりしつつ
連続殺人事件や地球の終わりがすぐそこに迫る?
などが絡んできて
その超能力者たちを研究している?インド人の学者が
殺され、その後、その息子(彼も遺伝学教授)が
アメリカにやってきて、父の死の真相を調べると共に
父の意志を継ぐべく行動を開始する
学者の隣りに住んでいた父と友達だったという若い女が
彼に協力しながらも、実はチアリーダーの養父である
謎の男とその女はつながっていて
その謎の男と行動するもう一人の謎の男は
人の記憶を消したりするのさ

ひえ~どうなるどうなる
まだ7話目だし、わかりましぇーん
地球を救うことが出来るのか!
謎が謎呼ぶ殺人事件は誰の仕業なのか?
次週につまづく
かつまづかないか、それは誰にもわからない!
乞うご期待

ところで小学校のころから気になっていたフレーズ
るるにとって何十年もの間ず~と謎だった
あえて調べなかっただけだけど

黒い煙を はきながら
お船はどこへ 行くのでしょう

というフレーズは一体何の歌詞?って
気になっていたのだけれど
この前偶然近所のうどんやさんに流れていた
DVDの日本の童謡の中
映像と共に歌詞が流れてきて
「あ~これじゃん!」
「そうだったのね。そうか~。」
とあっけなく解決してしまいました
みかんの花咲く丘(1946年)
作曲 海沼実 作詞 加藤省吾
の2番の歌詞だったよ

長年の謎が解けると
なんか寂しい気がするのは
一体何故なんでしょうか?



(台所という名のめし屋は入ってみたい気がするような・・・。)






ジミー・ペイジを生で聴くには胸毛を剃れ

2007-11-11 14:21:31 | もうよういわんわ

(天津のボーンチャイナな家・あまぐりさん撮影)

(妙にかわいいあくび狛犬?と樹に張り付いている猫まくら)

日曜日おそ朝みるくてぃーを
ミムラ姉さんマグで飲みながら
新聞をめくっていたら書評欄の頁に
ジミー・ペイジの文字が眼に飛び込んできた
「予定日はジミー・ぺイジ」って題の本であった
なんか妊婦の戸惑いを書いた小説?らしいが
ジミー・ペイジの誕生日が予定日って設定らしい
ロックファンへのアピールか?騙されんぞ~

それで急にレッド・ツェッペリンの19年ぶりの
再結成ライブ(ロンドン)が11月にあることを思い出した
1日の新聞記事で英国のラジオ局のチケットプレゼント
2万枚の抽選に100万人の希望者があったというから
恐るべしである、100分の2か~

ラジオ局は熱烈なファンに対し
「チケットを手に入れたい気持ち」を
最大限アピールできた人にチケット2枚をという企画

ラジオ局前で全裸になりロンドンをストリーキングしたおばかや
人気サッカー選手ベッカムとルーニーの
サイン入りW杯ユニホームを差し出す猛者やらが出て
で、獲得したのはチケット購入に10時間以上ねばって
千回電話をかけたが購入できなかった27歳の男性
しかもスタジオで胸毛のワックス脱毛のライブ中継
をして、その場でラジオ局の入れ墨を腕にいれ
(胸毛剃ったんなら何故胸に入れ墨を入れないのさ

そしてついに夢がかなうとうれし泣きした
というからね、でも27歳っちゃあ
ツェッペリン結成時(ほぼ40年前)には陰も形もないじゃろうに
音楽は時代を超えて生き続けるってこのことよ
まあ11月26日に生で聞ける幸福を噛み締めて下さいな
るるは寂しく穴蔵で
BOOK OFFで買ったノイズ入りCDを聴き
ロンドンの方角を向いて
巻き寿司でも1っポン食いしながら(なんで?)
我慢いたしましょう

中古のCDは当たりはずれがあります
雑音入ってたりします
ほんまあきません・・・ガッカリしますな
BOOK OFFよおごる無かれじゃ・・・ふん

ロンドンか~
ロンドンといえばイギリス
イギリスと言えば議会制民主主義に二大政党制
日本の二大政党制ははたして確立するのか
無理じゃないのか
と英国じゃ思われているというから
ぜひとも民主党にやり遂げてもらって意地をみせてもらわにゃ
とはいうものの日本は自民党と民主党が
イギリスのように階級的支持層にすっぱり分かれている
ってわけじゃないので
こりゃやっぱりむつかしそうよね
報われない労働者の味方は何処にいるのか
はっきりすっぱり行動で見せてもらわにゃ
票にはつながらないよね

それより円安ユーロ高の今こそ
欧州からの観光客を呼び込む最大級の宣伝をして
日本の良さも美しさもアピールできて
(地方の温泉地を特にアピールしましょう)
ちょっとは外貨が入ってきていいんじゃないの
って思うけど・・・どうなの?だめなの?











穴蔵で悶死寸前の栗握り飯女の旅心

2007-11-08 13:10:15 | ぼちぼちですわ

(ムーミンパパのTシャツのアイロンはシルクハットに気をつけてね)

天津のあまぐりさんのメールに
一週間に一回は栗を食べているとあったので
しかも栗の販売店の写真付であった
こら~ よだれが~

無性に栗が食べたくなり、探しに行った
ちょっと高かったが愛媛産と熊本産があって
安いほうの愛媛産を買ってきて茹でた
今年は2回目の茹で栗(焼き栗は1回食ったので計3回)

ザルにあけてテーブルに置いて夕飯の支度してたら
自転車男が日課の夕食前の焼酎をグラスに入れに来て
その栗を見て、さっそくスプーンを出してきて
え?・・・・もう食っている
お~い るるの~栗くりくり~
残しといてよ~ 
も~うううううう
そうなんだった
自転車男も栗が好きだったのを
すっかり忘れてたよ
るるの栗好きは
栗握り飯を河畔で食う女(去年の秋のことだったな~)
でも書いたが
今年は栗が不作らしいし、栗ご飯も炊かなかった
もう1回くらい栗にお目にかかれるかな
無理かもね・・・。
栗ご飯も食べたいよ
栗の味はもちろんのことだが
るるは栗の形が無性に好きだ
このくりっと まるっと したフォルム
とんがった頭のふぉるむにざらっと丸い袴
なんて愛らしいんでしょうか
愛らしいから食われないようにと自然と
イガイガのゆりかごで外敵から守ってるのでしょう?
まあ栗の話はそのへんでおいとくかあ
天津の栗のはどんな味なのかなあ
栗の写真はおまけだったのだが

他の写真は天津の街の写真だった
天津には租界というのがあって
イギリス、フランス、日本、アメリカ、ドイツ、
オーストリア、ベルギー、ロシア、イタリア租界
と万国建築博覧会のように各国の小洋楼(西洋風庭園付住宅)
などによって町並みが創られ、一つの文化をつくっていた
漢口や広州や上海にもあるが、天津ほど多くの国の租界じゃない
その租界をあまぐりさんが歩いて写真を送ってくれたのだが
他にも磁器で建物を覆いつくしたデコラティブアートのような
商業建築とかの写真もあった
写真紹介したいが了解をとってないから
お~い あまぐりさん いいかい載っけても?
天津の街は散策し甲斐がありそうだ
るるの旅心を誘ってくれる・・・行きたい
あまぐりさんが天津にいる間になんとか行きたいが
貧乏暇なしを25年程やってる気がする
気が?する?やってるよ~やってたよ~
年金なんとか必死で払ってきてるし
貰わずに死ねるか~

そうだ
なんか天津に行かねばならぬ仕事があればいいのよね
できれば栗が食べれる時期にね
火鍋に紹興酒も食いたいさ
本場タンタンメンもついでにね

天津関連調査のご用命は私にお任せください
モーツアルトも父ちゃん宛の手紙に書いてます

請合って言えることですが
旅をしない人間はみじめな人間です!


穴蔵で悶死寸前の
栗にぎり飯女のたわごと
読んでくれて有難う


(事件は会議室で起こっているんじゃない!穴蔵で・・・。)






クマ撃ちは鍋持参モーツアルトは時空を超える天才

2007-11-05 13:43:55 | おすすめ

(そうそう昔の台所ってこんなんやったよ)

我が家じゃ風呂にお湯を溜めるのは
自転車男の仕事となってます
(娘が中学生までは彼女の仕事だった
のに、今は何もしない!何故よ!)
だから
何時風呂に入れるかは自転車男の気分次第
るるは「今日溜める?」と聞かれた日に
「うん、どうぞ。」と答えるのみ
風呂を溜める日の間隔が短くなればなるほど
冬が近いのだな~と、我思う故に我有り。
平均値で夏は一週間に一度程度
もちろんシャワーはします
春秋は6~5日に一度
そして冬は3~4日に一度と
だんだん短くなる
季節感を風呂日で感じる我が家かな。
である、で昨日は風呂日だった
湯気で白くけぶった浴室で湯船につかって
しゅら、しゅしゅしゅ と口をついて出る唄は
何故か手毬唄だった。

あんたがた どこさ
ひごさ ひご どこさ
くまもとさ くまもと どこさ
せんばさ 
せんばやまには たぬきがおってさ
それをりょうしが てっぽで うってさ
煮てさ 食ってさ? 焼いてさ? 食ってさ
んーとさ!どっちさ?
焼いてさ?煮てさ??
え~と煮て食うには鍋がいるから
やっぱり焼いてさ?だね?
あれ~?そうかな・・・どうかな?
と生まれたまんまの姿で熊本の漁師が
鍋持参なのかどうか
民主党代表辞任!
日本の政局大混乱の中
熊を焼いて食ったか煮て食ったかどうかに
悩むな!ですな。はい
でも気になるから検索してみたら

煮てさ 焼いてさ 食ってさ
それを木の葉でちょいと隠し
とあった「あ~ね」
この最後の部分は地方によっていろいろ違うらしい
ちょいと かぶせ だったり
ちょいと かくせ とか
ちょいと おっかぶ~せ
に なってたり
あ~うまかったとお茶の子さいさい
てのも あるらしいことがわかった
菜の葉でちょい
って いうのもある
へ~そうなんだ
で結果

熊本の猟師は鍋を持参でクマを撃つ
って ことですかな?
煮たり焼いたり両方だったとは
不覚だった~
るるは
やいてさ くってさ うまかったさ
それを木の葉でちょいと ご~め~ん
かって思ったのね
やっぱりクマにあやまっとかにゃね

熊本って昔は結構クマ撃ち猟師が
いたのでしょうね
るるが大学生の頃九州出身の同級の女の子が
キツネの襟巻きをして学校に来たから
「え~これってキツネ?」って聞いたら
「うん、おっちゃんが撃ったの」って答えた
「・・・・」であった
そんなことを思い出した風呂日であった

話は変わるが、前回のブログ(1日)での
シススティーナ礼拝堂の天井画のこと載せたけど
たまたま昨日読んでた「モーツアルトの手紙」
っていう本にモーツアルトが14~5歳の頃に
父のレーオポルトとローマにいるときに
このシスティーナ礼拝堂の朝のミサに行き
有名な「ミゼレーレ」
(これはグレゴーリオ・アッレグリ作曲の
九声の二重合唱曲で、礼拝堂の楽員にさえ
写譜も許されず外部持ち出しは破門という
ほどの秘曲だったという)
少年モーツアルトはこれを一度聴いて正確に
楽譜に書き取ってしまった。

というエピソードが書いてあって
手まり歌も覚えきらぬるるは
あんたがたすご~いとうなりつつも
天才ミケランジェロが天井画を描き
その約200年後に天才音楽家が
この礼拝堂にいたということと
その後また200数十年経った今も
多くの人がこの礼拝堂を訪れていることに
何か感動する るるです

で今日はモーツアルトの手紙の一通なりと
ここで紹介しようかとも思ったのですが
胃も痛いし、やめました
興味のある方は本で読んでね
214通の手紙は人間臭さ満載で
何百年の時代なんか飛び越えてしまうこと
うけあいじゃ
岩波文庫「モーツアルトの手紙」
その生涯のロマン(上下巻)




プシケとサイラ我が巡礼の旅は天地創造に準ず

2007-11-01 12:30:00 | そげんこつ!

(アダムの創造は六日目に行われた猫と共に)

月曜日に昼と夜を造り
火曜日に空(天)を造り
水曜日に海と大地を造り
木曜日に星たちを造り
金曜日に魚と鳥を造り
土曜日に獣と家畜と人を造った
『アダムの創造』は
天地創造の六日目のことです
七日目は神様も疲れておやすみにしました
だから日曜日という安息日が出来たのです
旧約聖書の話よね
世界中が天地創造の一週間のサイクルを実行してるが
人間のサイクルと神様のサイクルは違うんでないの?
5日に一度の日曜日とかで良かったかも
神様より人間は疲れやすいかも知れないっしょ
世界中がアイラブユーじゃなくて
世界中が旧約聖書にのっとって生活する
ああ1っしゅうか~んて
トゥリャトゥリャトゥリャリャ~
トゥリャトゥリャトゥリャトゥリャリャリャ~

そんなざれごとはおいといて
写真はミケランジェロの「アダムの創造」
システィーナ礼拝堂の天井画の一部です
神様が脳みそをアダムに送り込んでいる所を
描いているらしい?
指先から脳みそを?
あんたもうちょっと品よくね、生命の源とか
知恵の素(味の素じゃなく)とかなんか
いいかたあるっしょ・・・うんそうね

なんでこの絵「アダムの創造」の話かっていうと
先日テレビで見たイラン映画レザ・ミル・キャリミ監督の
『こんなに近くこんなに遠く』って作品のラストシーンが
この絵をイメージさせる映像だったのでね
父と息子の話なのだけど、巡礼の旅?の話でもあるかも
すごく印象的なラストなので、これはおススメの一本です。

さっき白猫がガラス戸にイモリのように張り付いていた
勘弁してくれ、お前達も巡礼の旅に出ろ~
白猫よ?しかしお前はもしやプシケの生まれ変わり?
そっくりだよ・・・。
父が一歳の時に亡くなったおかげ?でるるは
物心ついた頃からの生粋の筋金入りの鍵っ子であった
幼稚園前後は母が会社に出かけている間
住んでいたアパートの隣りの家で入り浸って遊んでいた
親切な優しいおばさん達がいたのである
昔はそんな感じよね、近所付き合いがね
子供を育ててくれる
夏休みはほとんど祖父母の家に居て
やっぱり祖父母と伯母伯父達にお世話になっていた
小学生になると学校から我が長屋に帰って
鍵をあけて、近所の市場に買いもんかごさげて
食料の買い出しに行くのが日課となった
晩ご飯は三つ半年上の姉がメインで支度をして
二人で食べる事も多かった
ある日そんな鍵っ子小学生のるるは
母に自分で世話をするから猫を飼わせてくれと頼み
おばあちゃんちから一匹子猫をもらって飼い始めた
祖父母の家は浄土真宗の寺で広い庭があり
庭から土間の台所には出入り自由な村の猫達が
かってに住み着く場所がたくさんあったから
いつも猫がいた、寺に捨てに来る人もいた
もらってきた猫はプシケと名付けた
しっぽと耳の付け根に黒い毛が少しあり
それ以外は雲のように真白い猫だった
そいつが毎日るるが学校から帰ってきて
玄関の鍵をカギ穴に差し込むと
すぐに玄関に飛んで来ては、にゃあご、にゃご
とお出迎えである
そりゃ暗い部屋に半日閉じ込められているから
当然である、あるが、るるは出迎えのある家は
いいもんじゃ~ねと満足げにうなづいた
だからプシケは所謂るるの妹分であった
夏休みおばあちゃんちにプシケを連れて滞在し、
寺の庭で放し飼い状態で過ごしたら、プしケは村猫にやられ
妊娠猫となり家へ帰ってしばらくして押し入れで子供を生んだ
このときるるは初めて生き物の生態をじっくり勉強したのだった

子猫はおばあちゃんちに連れてってかつおぶしを付けて
近所で飼い主を探し里子にだした
その数年後プシケは姿を消した
寿命を悟って消えたのかも知れない
そのプシケによく似ているのだ
新三獣士の中の白猫君がね
それで思い出してしまったのさ
おまいさんプシケ再来ということでサイラと名付けよう
あとはオマケとグリコにしとこう
神が人をつくりアダムとイブと名付けた
三獣士たちも名前があるほうがうれしかろ
だが早めに巡礼の旅にいってくれ
どうやらここの他の住人達も猫嫌いらしい
ジプシー猫たちの安住の地はどこにあるのか
造りっぱなしの神様に聞いてくれ


(今は亡きプシケ(左)と新3獣士のサイラ(右)よ、似ている・・・尼寺へゆけ~)