チュン&わたる

傷病保護スズメのチュン(飼育8年)&ツバメのわたる(飼育7年)の飼育~
ツバメ営巣、野鳥観察の記録です。

ツバメを呼ぼう(自然に接して見よう)

2010年12月31日 | Weblog
今から5年ほど前、ふと
うちにもツバメが来て営巣してくれないかなぁ・・。
と思うようになりました。
ツバメって、気に入った住宅や建物には毎年のように営巣しますが、
私のうちはその実績ゼロ、
ツバメの営巣場所として私のうちを選んでもらうにはどうしたらいいのか・・・。

雲をつかむ様な目標に向けて思いついたのは、
納屋のヒサシに巣台を取り付ける事でした
巾30cm 奥行き18cm、巣台を手作りし
納屋のヒサシの下に取り付けました。
お客さんには大変目立つ場所で少々恥ずかしかったです。




今から考えると、笑っちゃうほど巣台↑は大きすぎ、納屋のヒサシは金属屋根で
夏場の温度上昇を全く考えていない無謀な営巣誘致でした。
一年目は巣台にツバメの接近を確認することはありませんでした・・・。

2年目は場所を建物内に変更、納屋内に石膏ボードで畳3枚分の白い壁を作り、
巣台となる半球形をした換気口を誘致場所とする、
半球形の面の上に巣を作ると、滑落する可能性があるので、
球面に鋸で傷を付けて滑り止めの細工をしました、
しかし、これまた失敗。

3年目、シーズン前から正直なところ、目からウロコだったのです。
3年目の策は壁プラス天井
天井の存在、どこのツバメの巣も天井に近い位置に巣作りされている事に気が付く。
天井に近かったら、天敵カラスの襲撃を受け難くなる!

問題なのは、巣台となる半円形換気口と天井の距離です。
何センチにすればツバメに合格の判定がもらえるのか・・・。
3年目も失敗でしたが、翌4年目には同じ条件で納屋内にてツバメ初の営巣となりました。



桜の花の咲くころ、数千キロ離れた南方の越冬地から、
生れ故郷に飛んでくるツバメ、
ペアで田んぼから泥を運んで巣造り
卵を温め、ヒナが育ち、ヘルパーツバメの応援、
天敵の襲撃から逃れ育ったヒナ達、嬉しさと寂しさが入り混じった巣立ち
みんなー無事に南の島へたどり着くんだぞ~!
ツバメに限らず動物の誕生~成長の感動や悲しみに接することは、
現実をしっかりと受け止めることが出来ます。
命を大切にする優しい気持ちも育まれ、子供達の情操教育にプラスになる事
自然の動物や植物や地球環境が命の鎖でつながっている事も
勉強出来ました。ツバメ観察非常に奥が深いなあ・・と感心
2011年は複数組の営巣を目標に見守り頑張りたいと思います。
それでは皆さま、良いお年をお迎えください。


(2枚目の写真、2009年初営巣、巣がにぎわってる様子。
 下積みが永かったせいか、嬉しかったですね。
 みんなー、うちに来てくれてありがとう!)
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出来る限りの事は

2010年12月19日 | Weblog
換羽もほぼ終了です

傷んだ羽が生え換わって美しい羽に・・・

でも喜びも束の間で、羽先にはすでに傷んでる部分が見られます。

出来る限りの事はしたつもりですが仕方ないです。

巣落ちツバメわたる、七転び八起きです。


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守護犬

2010年12月16日 | Weblog

久々のケンシロー、すましてます。




行儀よく座っちゃって、どうしたんでしょう?




ボールと戯れるケンシロー、やっぱり三枚目なのがお似合い。



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ノスタルジー

2010年12月13日 | Weblog

12月12日、師走もなかば今日も仕事です。
急きょ予定変更になり、エナガのお寺さんは来週になってしまいました。

携帯電話も地球温暖化問題も無い半世紀前にタイムトリップです。







燃料の薪


垣根の曲がり角、落ち葉焚き、あたろうか、あたろうよ♪

時代は変わりました。
今は野焼き禁止だから、消防署や役所に通報されます。
(たなびく煙は落ち葉焚きの煙です。)


ゆずの実


樫の木、大人ひとりではとても抱えきれない幹の太さです。


どんぐりも沢山落ちていました、
悲しい思いをした熊たちに、時間を戻して食べさせてあげたかったです。


玄関先にツバメの巣台を発見、近年は営巣されてない模様でした。
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わたるの弁当保温器

2010年12月10日 | 保護ツバメの餌

スーパーで頂いた発泡スチロールの箱を利用して
わたるの弁当保温器を作りました。
巣台に使った残りなので、発泡スチロールの材料が充分になく
いびつな五角形です。
カッターで切って、粘着テープで固定しただけ、簡単エコです。


ペットケットでカバーします。
           (何故だか、ここにも軍手の姿が・・・)


ミルの脱皮を促せるし、栄養剤水溶液も保温できます。
ダンボールハウスの上より温まる。
ダンボールハウスの中だとパックを取り出すたびに
わたるにギャーギャーやられるし・・・。
これなら、脱皮したての白いミルの温かい弁当が食べられます(^◇^*)
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木枯らしピューピュー

2010年12月09日 | Weblog
保護飼育中のチュン
パソコンで書類印刷中、プリンターの
“カタカタズーズー カタカタッズー”
と言う雑音に合わせ“スー スー スーッ”と
プリンターの真似をする愛嬌者のチュン。

弟のわたるの方がブログ登場回数が多くなり
少々ご機嫌斜めかな?
チュンはカメラを向けられるのが苦手
「チュン、携帯で撮った写真でガマンしてくれよ・・」

  ※今日撮影した最新のチュンです。

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エナガ

2010年12月06日 | Weblog

穏やかな快晴の日曜日、仕事で訪れたお寺の境内にやってきたエナガの集団。
この時はシジュウカラも一緒にいたのですが、写せたのはエナガだけでした。
(・o・)エナガって越冬季はヤマガラ、シジュウカラ、ヒガラなどと混群を作ることが多いようです。



集団で移動することが通常な事で、単独のエナガを見つける方が稀なのかな?
小さくて、動きが早くてキジバトとは正反対
小枝にピントが合ってしまう失敗写真も多数です。


鳥って体の特徴や鳴き声から命名されてる事が多いですが、
エナガ、ホントはオナガにしたかったけど先にオナガドリが決まっていたので
仕方なくエナガにしたのかな?と思ってしまいました。
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12月

2010年12月04日 | Weblog
12月のカレンダーは、お宿さん お二階さんの天使ちゃん 
ちびははさん のっとり君とひめままのヒナたち2009です。
「モフモフ」「スヤスヤ」、穏やかな写真には年末のせわしなさを忘れられます。
1年の長さの感じ方は年齢によって異なり、数字で表すと、年齢が分母、分子が1なのだとか、
しかし1年早かったです。



※備忘録 このところ、わたるの羽の換羽が進み少し飛べるようになる。
       窓の開けっぱなしに注意。
       
コメント (2)
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