チュン&わたる

傷病保護スズメのチュン(飼育8年)&ツバメのわたる(飼育7年)の飼育~
ツバメ営巣、野鳥観察の記録です。

今年の営巣を振りかえる。

2011年12月19日 | ツバメ営巣2011

ツバメ営巣まで、3年空振り(下積み)を経て、
2年続けて営巣してくれました。
2011年3年目の営巣は・・・。
今年を振り返ってみます。

今年、ツバメが飛来してきたのは
3月25日(昨年より1日早い)

営巣まで日にちが空きました。
昨年の巣をリフォームする事3日、5月28日から抱卵開始。



6月11日、卵の殻ハッケーン(゜▽゜*)



毎日早起きして営巣の見守りです。
この頃は順調に行ってました。
(6月12日、午前8時半)



(6月16日、午前9時)
母ツバメの尾?
この後母ツバメは戻らなくなりました。



6月25日(午前6時半)



6月26日(午前9時38分)
2羽巣から落ちる)゜0゜( 。。。
大師匠、お宿さんの掲示板にSOS書き込みさせて頂きました。



6月26日(午後8時10分)
このヒナは落ちずに巣にいた1羽
このヒナを保護した時に初めてダニに気が付いたのです。

クッキングペーパーに除菌アルコールスプレーを吹いて
ダニ落とし。
アルコールが蒸発するときヒナの体温を奪うので、
温かいお湯を入れたペットボトルで保温する。
鼻にツンと来る、気化したアルコール分にも気を使う。



6月27日(午前1時40分)
引っ越しの新巣(カゴ巣)を急造する。
作業を始めた時間が遅かったので、深夜です。
(新聞紙の中敷きは良くなかった、後に取り替える事に。)



(6月27日、午前5時49分)
夜明け前、親が巣に戻る前に
再度ダニ落とし、給餌、巣に戻す時間を、
逆算すると寝ない方がいいと判断。

朝になり、親ツバメが給餌に戻る。
引っ越し その1が上手く行きました。



(6月27日、午後7時10分)
新聞の敷物はツメが引っ掛からず安定が悪く、
巣の中に便をしてました。
敷物、新聞紙から古着のデニムシャツに替える。
アドバイス頂いたベラツバさんに感謝。
(茶卓と湯のみ茶碗のような感じ、
 ワンタッチで取り外し出来るカゴ巣、
 大変作業し易かったです。)



6月28日(午前4時27分)
引っ越し その2
最初に落ちた2羽を巣に戻す朝です。
「餌食べさせてあげるのは最後だからね・・。」
お腹いっぱい食べさせて体重測定。



 〃 (午前4時55分)
引っ越し その2
親ツバメとヒナ3羽無事に再会。
大家、小さくガッポーズです。
(納屋と外を出たり入ったりする事数回。
 親ツバメの、感謝の気持ちを表す飛行?も見られました。)



7月1日(午前8時25分)
片親のヒナ達、
無事成長して、すぐにでも飛んでいって欲しい・・。
と思いました。
いざ巣立ちが近くなると、
「もう少し、巣に居てもいいんだぞ。」

我がままですね。


 〃 (8時半)
翼の後にも2羽います。
(漆喰壁には、ライターでダニをあぶった時に出来た黒いスス。)



7月4日(7時28分)
巣立ちの日です。
まずは納屋内の照明器具の上に。



 〃 (7時30分)
初めての屋外、車庫の上です。



 〃 (午後1時43分)
足を出して、初心者飛行?
このツバメ、ダニ落としの写真のヒナでは?



 〃 (午前7時40分)
親ツバメに見守られて、巣立ちヒナ初飛行(*゜▽゜)ヤッター!



 〃  (午前8時25分)
外に出ても、兄弟一緒。


 〃 (午後1時44分)
この日は南風が強く、暑さもきびしかった。
4羽揃って電線の上に。

アドバイス頂いたツバメ仲間の皆さんには感謝感謝です。
来年は複数組を目指して、納屋等に手を加えたい思います。
ダニ落としの経過はあきこさんのホームページ
“つばめの飼育日誌”ダニ対策で写真付きで紹介して頂いてます(^^)ゞ



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6 コメント

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大変な年 (ベラツバ)
2011-12-20 00:00:45
こんばんは~。
数か月前の出来事なのに、なんだか
何年も前の事のような感じがします。
あの時は、ドキドキしました(^_^;)
葦原さんの素早く優しい応援で
かわいいヒナたち、元気に巣立ちましたね(*^_^*)
減り続けているツバメたち…
来年は数が増えてくれるように、ツバメウエルカムのお家にたくさん来てくれますように。
返信する
皆さん苦戦でした。 (葦原)
2011-12-20 22:16:27
ベラツバさん、こんばんは。
巣の引っ越しの時は、大変お世話になりました。
各地の皆さん、今年は営巣が進まずヤキモキされてたのではないでしょうか・・。
ツバメ観察歴はわずか数年です、たった数年間でも数が減っている事はわかります。
来年はやはり複数組営巣を目指して見ます。
返信する
お疲れ様でした!! (あきこ)
2011-12-21 10:03:26
葦原さん、こんにちは!
2011年ツバメさんフォトアルバム、感慨深いですね~
あの時は徹夜での保護、お疲れ様でした!
大家さんの大活躍で、片親になってしまった雛たちも無事に巣立つことができて
本当に良かったです~(^0^)
私のホームページも、お写真提供を快諾して下さったおかげでとても充実した内容になりました!
ありがとうございます~
ツバメ見守り、毎年ハラハラしたり落ち込んだりしますが、巣立った雛の姿を見ると
すべて吹き飛びますよね!
年が明ければもう春が待ち遠しい‥今年は何組入居するでしょうか?!楽しみです♪
返信する
給餌、親ツバメの気分です。 (葦原)
2011-12-21 22:16:17
あきこさん、こんばんは。
あきこさんの仰るように感慨深いものを感じます。
うちにもツバメが営巣に来ないかな・・、営巣以前の時がありました(T_T)。
ヒナへの給餌、順番に平等にと思うのですが、大きく口を開けて前に出てこられると、そのヒナに箸が動いちゃうんです・・。
本物の親ツバメはどうなんでしょか?
複数組の営巣にはその場所周辺の樹木の剪定が必要かな~?と考えてます。
返信する
お疲れ様でしたね。!(^^)! (サエ)
2011-12-24 09:07:04
少し前のことですけれど、大変でしたね。
小さな命の為を守るため 徹夜での保護お疲れ様でした。
ツバメのことを知らないときは 日本で家族を作り無事に南の島に帰っていくのだろうとしか 思っていませんでしたが、現在日本の建物の作り、又 営巣に非協力的な人も多く、自然界の厳しさの中で 家族で再び南の島に帰っていくことができるツバメちゃん達は
僅かだということを知りました。
葦原さんのように優しい気持ちの方が沢山増えてくれたら、つばめちゃんたちも 住みやすい日本になることでしょう。
私も微力ですが 見守っていきたいと思っています。
返信する
ありがとうございます。 (葦原)
2011-12-25 00:24:09
サエさん、こんばんは。
巣造りし難い住宅、営巣を嫌う住人。
以前はツバメの営巣している家や建物を見つけると無条件に嬉しかったですが、この頃は心配なのが先になってしまいました・・・。
サエさんの見守りの協力、大変嬉しいです(^o^)/

ツバメに限らず、野鳥、野生の生き物たち、人間はこれからどうなってしまうのかと思います。
お気に入りに登録してあるホームページを載せてみますね。
◆地球カレンダー 46億年の歴史を1年で見る
http://www.ne.jp/asahi/21st/web/earthcalender.htm
◆レッドデータブック なぜ絶滅していくの?
http://www.pref.kyoto.jp/kankyo/rdb/kids/about/03.html
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