車中泊へ行く時には、最初は助手席に雑用品の入った青いコンテナを乗せていきますが、急ブレーキで落ちないように後の寝台板
からフックの付いたゴムバンドを回して押さえています。手頃な所に荷物を置いた時には、車では必ず移動防止対策が必要です。
そして宿泊をした後寝台をフリースペースにしている時には、クーラーボックスと青いコンテナを乗せて、もっと短いゴムバンド
で押さえています。つまり状況に応じて、40センチぐらいの差のある2本のゴムバンドを使用しているのです。
そこでこれを1本で兼用できないかという要求が出ました、つまり長さを調節できるようにしたいのです。そうすれば押さえる時
の張りの調節も出来ますし、常に使用するので紛失することもないという利点があるからです。
そこでネットで「紐の長さ調節」と検索したら、テントを張る時のロープの長さを調節できる、簡単な板状の部品がある事が判り
ました。早速スポーツショップで探してみましたら、販売が複数個単位でしたし希望するサイズがなかったので、それならば作っ
てしまえというわけで、さっそく製作に取り掛かりました。
手元に2mm厚のアルミ板があったので、ゴム紐が通る穴を開けて外形を整え、綺麗に磨いてから少し折り曲げれば出来上がり。
思ったより簡単です。組み込みは、ゴム紐を通してから太い金属線で末端処理をすれば完成です。今までの部品も流用しました。
さて使用状況は?、フリースペース上の折畳んだ寝袋は、季節によって厚みが変わるので、クーラーボックスとコンテナの位置が
少しズレますが、そんな時でも今回作成したゴムバンドなら、長さを調整して最適の張りで使用する事が出来ます。
また、助手席に置いたコンテナの時には、全く問題なく掛ける事が出来ました。これで1本のゴムバンドで二役をこなせるように
なって、荷物がほんの少し減りました。
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