斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

銭函海岸水難

2017年08月27日 13時00分59秒 | 水難・ういてまて
高校生3人が無事に見つかりますように。

昨年発生した石狩海岸の水難は石狩新港から北東に10 km,今回の銭函海岸は石狩新港から南西に10 km。エリアとしては同じ石狩湾の中です。札幌中心に考えると遠い関係かと勘違いしてしまいます。


因みに、水難学会事故調査委員会の今年の7月と8月の調査結果では、石狩海岸の水難で四人が亡くなった原因は、自然現象に起因する水難としては説明がつけられませんでした。少なくとも離岸流で流されて深みに入って溺れたという推測は当てはまらない海岸でした。

銭函海岸水難

2017年08月27日 12時56分59秒 | 水難・ういてまて
高校生3人が無事に見つかりますように。
昨年発生した石狩海岸の水難は石狩新港から北東に10 km,今回の銭函海岸は石狩新港から南西に10 km。エリアとしては同じ石狩湾の中です。札幌中心に考えると遠い関係かと勘違いしてしまいます。

北海道銭函海岸

2017年08月27日 11時55分55秒 | 水難・ういてまて
高校生が溺れて3人行方不明です。
原因ははっきりしていないのですが、この周辺では過去に繰り返して水難が発生しています。
全部、はっきりした原因が不明です。

なんとなく離岸流に流されたとか。

救命胴衣不着用で、妙なところで盛り上がっていて

2017年08月26日 13時21分31秒 | 水難・ういてまて
8月11日放映のTBSあさチャンで、斎藤が川に足を入れているのに、救命胴衣を着用していないと、あるところで指摘があったとか。

その方は、当日のテレビの画面の下に「※緊急の潜水救助に対応するため救命胴衣を不着用で参加しています」と注意書きを出しているのに気づかなかったのでしょう。そういう注意書きを表示してあったことを申し添えます。

川でも、海でも、万が一のことが起こった時に、その対象者が浮いていてくれるとは限りません。沈水してしまったときに、緊急で救助するためには、潜水して救助することが求められます。赤十字水上安全法では、潜水して溺者を救助する方法も教えます。その指導員として、ロケ中でもすぐに潜水できるようにするため、救命胴衣不着用で、ゴーグルをあまたにかけ準備しながら現場で解説する責任が求められます。

なお、潜水救助にしても、水面救助にしても、もっとも重要な技能は、立泳ぎです。この立泳ぎで自分の体を浮かせ、さらに溺者の体を水面に持っていき水面で確保する浮力を自らが生み出せなければなりません。波があろうと、激流だろうとです。

救命胴衣は、自分の命を守るために水辺では必要です。ただし、訓練された潜水救助にはその活動を制限してしまいます。
立場が変われば必要とする装備が変わります。

さいたま市での水難

2017年08月26日 07時00分18秒 | 斎藤秀俊の着眼
4歳のお子さんがお亡くなりになりました。たいへん痛ましいと思います。
報道ではプールと表現されていますが、映像で見る限り、簡易水槽と表現するのが正しいと思います。少ない予算で工夫されて、子どもたちに楽しい思い出を、と考えた結果だと思います。

こういった簡易水槽を運営する上で気をつけなければならないことがあります。こういったことをコンサルティングできる仕組みが必要だと感じました。