斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

防衛大学校訪問

2013年01月29日 23時58分30秒 | 学校.学会訪問記
防衛大学校にお邪魔してきました。
到着後ただちに月橋 晴信 副校長先生にご挨拶し、校内の見学をしました。
まずは史料館を訪ねました。立派な史料館で、学校の歴史が説明されていました。


特に初代校長の槇 智雄先生のコーナーがしっかりとしていました。槇 智雄先生の槇家は長岡にあり、長岡と縁のある方です。その説明が記されていました。


史料館を出ましてすぐ近くに、槇 智雄先生の胸像もありました。バックには学生寮があります。学生はこの胸像の前を通りながら学校に通うとのことでした。


逆側には防衛大学校のモニュメント的な存在のタワーがあります。給水塔で、校章が輝いています。


タワーの向こう側に図書館がありました。蔵書63万冊ですから、相当な蔵書数です。入口すぐに遺墨がありました。犬養毅第29代内閣総理大臣の書、東郷平八郎元帥海軍大将の書がありました。


たいへんしゃれた図書館で、地下から地上にかけて3階建て構造ですが、この吹き抜けのおかげで館内くまなく陽が差します。


歴代の内閣総理大臣の寄贈書があり


校長、副校長の推薦書コーナーもありました。これは本学でも導入するとよいかもしれません。執行部も常に読書を求められることになります。


記念講堂に案内されました。実は、防大フォーラムという講演会に呼ばれていました。
ステンドグラス「若人の城」が入り口にあります。これは、平成14年2月、防衛大学校創立50周年の際に防大同窓会から寄贈を受けたもので、原画は、日本画家の平松礼二 先生(多摩美術大学教授)作だそうです。守るべき対象である日本のシンボルとして富士山と、陸・海・空を示す「咲き誇る桜」「金色に輝く海」「紺碧の空」を描き、全体として国を守る若人の城としての小原台(大学の所在地)を表しているとのこと。花弁は約2000枚で、防大生の数を表しています。


講堂の内部です。2300名入るそうです。ここで、卒業式も行われるとのこと、大変立派な講堂に圧倒されました。


「我が国の技術者教育の中核」というタイトルで、1時間半にわたり先生方にお話しを差し上げました。しっかりとお聞きいただきまして、ありがとうございました。



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