斎藤秀俊の眼

科学技術分野と水難救助、あるいは社会全般に関する様々な事象を一個人の眼で吟味していきます。

弓削商船高専訪問3

2011年12月16日 17時00分59秒 | 高専訪問記
楽しみにしていた史料館の見学です。昭和46年に開設された記念館「善林堂」を百周年記念の時に史料館としてリニューアルしたものです。入口には舟大工野田房吉 による立派な北前千石船の模型が展示されています。高さは2mほどで、同氏が製作した45隻の内の1隻だそうです。


こちらが史料館の入り口です。きれいにされています。


古い船の装備品です。このような展示品が多数あります。


徳川慶喜公の書による掛軸だそうです。その隣には犬養毅氏の書による掛軸もありました。耳を疑ったのですが、掛軸にもそう記載がありました。船で弓削島に渡ってきたかいがありました。


明治の時代に表彰された学生の表彰状です。いまなら、きっと校長表彰というところでしょうか。100年もとっておけば、ありがたいものになるのです。学生の皆さん、表彰状は100年保存のつもりで大事にしましょう。


弓削丸の書は、文化功労者の村上三島氏によります。村上氏は愛媛県の今の今治市の出身の書家です。現代書道の巨匠です。


この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 弓削商船高専訪問2 | トップ | 弓削商船高専訪問4 »
最新の画像もっと見る

高専訪問記」カテゴリの最新記事