ファーストフード業界で、どのお店がより早くドライブスルーのお客さんに品物を渡す窓に移動させることが出来るか、新たな競争が始まっています。ドライブスルーでの売り上げ比率は確実に増えており、バーガーキングの例では凡そ70%がドライブスルーでの販売になっており、売り上げをより伸ばすにはその時間短縮が必須になっています。鍵は従業員がいかに早くオーダーを組み立てて、支払いを済ませ、運転手に商品を渡すかに掛かっています。各社はグタグタと書き並べたメニューでなく、コンピュータープログラムを使い一つの注文から次に来る注文を推測させたり、それをコールセンターにすばやく回す注文システムなどを計画しています。スピードが成功の鍵ですが、最近の5年間ではその時間の平均は3分となっていて、それより短い時間はまだ達成できていません。その理由の一つには各社とも時間短縮よりも注文の正確度向上に傾注しているからです。「いくら早くてもその後がグチャグチャでは困るんです」と関係者は語っています。待つ時間は短いのに越したことはありません。どこがどんな手を使ってくるか興味のあるところです。
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