日本ではあまり話題になっていないのかもしれませんが、ジョン万次郎を救って世話をした捕鯨船の船長の家を保存する動きが報じられていました。それはマサチューセッチュ州、フェアヘイブンと言う町にあります。ニューヨークから車で95号線を北におよそ4時間、人口1万6千人の町です。船長の名前はホイットフィールド船長で、漂流、無人島生活をしていた万次郎をアメリカに連れて行き、民主主義や造船技術を教えて捕鯨で世界をめぐる機会を与えたのです。万次郎も居住したその船長の家が売りに出されていると言うことを聞き、万次郎歴史友好協会が動き出し、日本の聖路加病院の日野原博士などが8000万円もの募金活動を成功させ。船長の家を収得そして改修しました。改修された家は町に寄贈され、「ホイットフィールド・万次郎友好記念館」となりました。管理運営は万次郎の生まれ故郷土佐清水市との友好団体、「ホイットフィールド・万次郎フレンドシップソサエティー」が行っています。機会があれば一度訪れてみたいものです。
オハイオ州コロンバスの近郊には自然保護とその啓蒙活動のためのメトロパークが13あります。今日はその内の一つチェスナットリッジで、「キツツキを探そう」と言うちょっとしたトレールがありましたので、参加してきました。あいにくの天気でバードウォッチングには適しませんでしたし、キツツキも見ることは出来ませんでした。しかし、都会の近くにありながら、深い森の中は別世界で、枯葉が敷き詰められた絨毯の様にもみえました。パークレンジャーの案内で約2時間の散歩でした。寒い時期でも森の中のいろんな造形物や春の到来を待っている植物の鑑賞でした。