今、出発の刻(たびだちのとき)

車中泊によるきままな旅
<名所旧跡を訪ねる>

峨眉山 文殊仙寺(大分県国東市国東町大恩寺)

2020年02月14日 | 神社・仏閣
訪問日 令和元年6月9日

峨眉山 文殊仙寺
国東半島のほぼ中央に位置する文殊山 (617m) の東北側の中腹にある古刹
狭い山道を走り何とか広い駐車場にたどり着いた



「三人寄れば文殊の知恵」の発祥の地と称している



「日本三文殊 峨眉山 文殊仙寺」と刻まれている
日本三文殊巡りは完結したと思っていたが、ここもそうだと知って驚いた



天台宗開祖 最澄が残したことば 「一隅を照らす、これ則ち国宝なり」



表参道入口 約300の石段があることなど、この時は考えてもいなかった






仁王像(大分県指定有形文化財)
仁王像と書いていなければ見落としてしまうほど周囲の風景に溶け込んでいる



仁王像が置かれている場所が国東半島独特のものなのか……






長く急な石段を上がって行く



山門
到着を喜んだが、奥の院の本殿まで更に80段程あるとの案内に力が抜ける



最後の石段を上がる途中に本殿の姿が見えてくる



懸造りの本殿になる
大化4年(648年)に、中国の五台山から迎えた文殊菩薩を本尊とし、役行者により創建された



奥の院本殿 文殊堂
飲むと智恵が授かるとされる「智恵の水」が岩窟から湧出している
本尊は高さ約30cmの金銅仏で、秘仏(卯年の春の大祭の際に開帳)



十六羅漢


















開山 役之行者
本殿横の岩窟に安置されている



役行者が好きで多くの像を見てきたが、これほど穏やかな表情は初めてかも知れない









本殿を後にする






聖徳太子殿
山門まで降りて来た。天台宗寺院と聖徳太子との関係がよく分からない



鐘楼門



梵鐘(大分県指定有形文化財)



宝篋印塔
鐘楼門から宝篋印塔が見える



高さが約9mで、日本一大きいとされる



御神木「千年欅」 文殊仙寺の自然林は、大分県の天然記念物に指定






「21世紀に残したい日本の自然100選」に選ばれている



客殿
参拝者の休憩所として湯茶も用意されている



仁王像を後ろから。自然に同化している感じがする






撮影 令和元年6月9日

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