一鉄草魂  鉄道風景と乗車記 

美しい信州の風景を五感で感じながら
日本の鉄道風景を求めて・・・

夕陽が沈む飯山と急行色

2017-09-20 14:45:00 | 飯山線

飯山線全線開通88周年記念臨時団体列車が行きます。
飯山駅で乗客も降車したのか、車内はスカスカ。
太陽は山の影に隠れて北信濃の秋は暮れていきます。

撮影日 2017.09.09 17:20 蓮~飯山(以下同じ)




こんな急行が飯山線を走っていた時代はもっと活気がありました。
人々も目力があり、活力に満ちて生きていたように思います。
そんな昭和の時代を生きてきた人間として残すべき風景です。


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実り豊かな能登路を行く

2017-09-19 14:45:00 | のと鉄道(七尾線)

黄金の稲穂が揺れる能登路をNT200形単行列車が行きます。
NO TO GOが黒瓦の住宅と稲刈り前日の田の横を駆け抜けます。
日本の実り豊かな秋を行く鉄道風景には心穏やかになります。

撮影日 2017.09.02 15:25 能登中島~西岸(2枚目同じ)




上り勾配に差し掛かり、エンジン全開。
秋の傾いた陽に車両から立ち上る排煙が棚引きます。
この田は翌日に訪れると稲刈りが始まっていました。




この日のラストショットは此処で崩れかけそうな民家を入れて。
この地方独特の板壁と黒い甍の民家…。
家だけでなく、日本の地方は疲弊し崩れかけています…。

撮影日 2017.09.02 17:36 能登中島~西岸


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里山を行くNO TO GO!

2017-09-18 14:45:00 | のと鉄道(七尾線)

かつての七尾線沿線である輪島市市出身の永井豪のラッピング。
私にとっては懐かしいマジンガーZやデビルマン…。
NO TO GOと永井豪を掛けたネーミングも面白いですね。

撮影日 2017.09.02 14:27 笠師保~能登中島(2枚目同じ)




こちら側はロケットパンチの力強いラッピングです。
頭を垂れた稲穂をコンバインで稲刈りが始まっていました。
能登地方の稲刈りは早く、9月中旬にはすべて刈られてしまうでしょう。




反対側はマジンガーZ、デビルマン、キューティーハニーです。
色合いもまったく違っているNO TO GOは2012年3月10日から走っています。
当初は3年間だったらしいのですが延長されて運転されています。

撮影日 2017.09.02 10:28 穴水駅にて

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ギラリ輝く「急行のざわ」

2017-09-17 14:45:00 | 飯山線

信濃平の田んぼの踏切近くには大勢のファンが詰めかけ…。
私は一人線路と平行に立ち、この一瞬を狙っていました。
信州の秋の夕日に照らされて車体が輝きました。

撮影日 2017.09.09 16:52 信濃平~戸狩野沢温泉(以下場所同じ)




2両という短編成のために、ホンとに一瞬の輝き…。
銀色にユニットサッシとガラスがギラリと輝きます。
秋の太陽は凄い演出家です。もっと仲良くなろう…。


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里山里海号で穴水へ戻る

2017-09-16 14:45:00 | のと鉄道(七尾線)

能登中島駅に元郵政省が保有したオユ10 2565が保存されています。
冷房装置がつけられた郵便車の中では比較的新しい方です。
国鉄とともに鉄道郵便局があった時代が懐かしいですね…。

撮影日 2017.09.02 13:03 能登中島駅(2枚目同じ)




見学を終えて車内に戻ると、運転台に制帽が置かれていました。
車掌?運転士?どちらも兼務しますが、サービスの良い方でした。
平仮名で「のと」七尾湾の波をあしらったマークです。




ビュースポットでは停車、または徐行をしてくれます。
車窓から眺める七尾湾の漁村といった風景が綺麗です。
大きな窓はさながらキャンバスのようです。

撮影日 2017.09.02 13:18 能登中島~西岸




最後はトンネルの中の電飾がお出迎え。
のと鉄道社員の手作りの電飾なんだそうです。
青い光が幻想的。お客さまを迎える気持ちが嬉しい、のと鉄道です。

撮影日 2017.09.02 13:37 能登鹿島~穴水

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のと里山里海号ゆったりコースに乗車

2017-09-15 14:45:00 | のと鉄道(七尾線)

土日祝日に運転される、のと里山里海3号の「ゆったりコース」に乗車。
まだ誰も乗車しないうちから、里海号の車内を撮影。
沿線の田鶴浜建具や輪島塗の伝統工芸品が配置されています。

撮影日 2017.09.02 12:26 七尾駅(以下同じ)




ヘッドレストカバーは能登上布を使用しています。
里海号の基調は豊かな海を表現した青。で座席はすべて海側を向いています。
この日はほぼ満席。3号は人気の高さが伺えます。




3号では和倉温泉の名店「能登すしの庄 信寿し」の寿司弁当があります。
車窓を流れる七尾湾を見ながら、名店の寿司を頬張る…。
地酒でもあればなお良し…。といいたい所ですがこの後運転もあるので…。




上手い寿司に感動しながら、乗車していると能登中島駅に到着。
鉄道郵便車「オユ10 2565」が保存されています。
のと里山里海号乗車のお客さまは車内見学が出来ます。

撮影日 2017.09.02 13:01 能登中島駅


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実りの秋の里をキハ47・48が行く

2017-09-14 14:45:00 | 飯山線

信濃平では大フィーバーになっていましたが、サイドからは誰もいません。
傾いた秋の陽が残るギリギリのタイミングでした。
住民の方も何事かとカメラ片手にワンちゃんと一緒に出てきました。

撮影日 2017.09.09 16:52 信濃平~戸狩野沢温泉(以下場所同じ)




稲刈りも間近に迫った信濃平の田んぼが広がります。
秋の夕日は釣瓶落としで、影が長く伸びます。
そんな構図でズームにしたり、引いたり…。




秋晴れの北信濃を国鉄急行色のキハが行きます。
これは画になりますね…。(写真の腕は別にして…)
往年の急行野沢と同じく2両編成のキハが実りの秋の中を行きました。


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七尾駅の「のと里山里海号」

2017-09-13 14:45:00 | のと鉄道(七尾線)

七尾駅での滞在時間をじっくり考慮すると意外に楽しい。
短時間で花嫁のれん号、能登かがり火号、サンダーバード号がやって来る。
そして、のと鉄道の「のと里山里海号」もお楽しみのひとつ。

撮影日 2017.09.02 12:05 七尾駅(以下同じ)




この時間帯に走る、ゆったりプランには食事付きもある。
こんな列車に乗ってみたいね…。と奥さんと話しながら撮影。
でも実際には予約済みでサプライズにしようと…。




花嫁のれん号が和倉温泉駅から戻って来ました。
能登地方の赤と青の2大観光列車が並びます。
さあ、そろそろ乗車時間が迫ってきて、ワクワクしていました。

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実りの秋にキハ47・48系が走る

2017-09-12 14:45:00 | 飯山線

飯山線全線開通88周年記念の臨時列車が企画されました。
「国鉄急行色DC野沢」として長岡~長野間を走り抜けました。
午後の飯山線は光線状態が難しいのですが、1発目は此処で…。

撮影日 2017.09.09 16:20 西大滝~信濃白鳥(以下同じ)




屋根上は箱型の分散式冷房装置でないので、スッキリし過ぎか…。
「急行野沢」といえばキハ58などが使用されていました。
オールドファンには懐かしい、飯山線の急行列車です。




無数のトンボが飛び交う白鳥の集落を抜けて行きます。
毎年、案山子が立っていたのですが、今年はありませんでした。
耕作放棄地の田も1枚。此処にも人口減少の影響が出ています。


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七尾駅で花嫁のれんに出会う

2017-09-11 14:45:00 | のと鉄道(七尾線)

穴水から33.1Kmの乗り鉄を楽しんで、七尾駅に到着しました。
七尾駅には、キハ48改の「花嫁のれん」が乗り入れます。
というか、穴水まで線路はJR西日本所有らしいです…。

撮影日 2017.09.02 11:32 七尾駅(以下同じ)




七尾駅からほど近い場所に、花嫁のれん館があります。
そこで、実際の暖簾を見て、説明を聴いて来ました。
幕末から始まる風習ですが、この列車も本当に綺麗です。




特急「能登かがり火3号」と七尾駅で離合します…。
観光特急で、アテンダントも乗車している2015年デビューの列車。
「和と美のおもてなし」をコンセプトにした列車に乗車してみたいものです。


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