練習オタクの日々

3日ぼうずにはしたくありません!この日記とピアノのお稽古。練習記録とその他読書などの記録をつけておきます。

ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン 

2007-05-08 | ピアノ・音楽
毎年GWに東京国際フォーラムで開催される『ラ・フォル・ジュルネ・オ・ジャポン』
今年も行ってまいりました!
私はピアノの小曽根さんの演奏狙いで。
娘はのだめの影響で「ラプソディ・イン・ブルー」が聴きたくて。

2007年5月5日(土)14:30
東京国際フォーラム ホールA ドストエフスキー
ガーシュイン:ヘ調のピアノ協奏曲
ガーシュイン:ラプソディ・イン・ブルー
東京都交響楽団
指揮 井上道義
ピアノ 小曽根真

ジャズピアニストの小曽根さんを私が知ったのは、去年のこのプログラムの様子をテレビで観たときでした。
たしかモーツァルトのピアノ協奏曲を演奏していたのですが、
カデンツァの部分でブッ飛ぶような演奏をしていらしたのです。
今まで聴いたこともない・・・。
クラシックなのにジャズ、ジャズなのにクラシック。
まるで自由自在にものすごく楽しそうにピアノをあやつる小曽根さんを観て、
「なんじゃ、こりゃ~~~」と叫びだしたくなるような気持ちになりました。

その小曽根さんのガーシュイン、とくれば本領発揮、十八番、待ってました!
そんな期待をほんとうに裏切らない、すっごい演奏でした。
ピアノ協奏曲は30分くらいある大作で、途中の第二楽章あまりにも美しいメロディ、素敵なカデンツァ、うっとりとして気持ちよく寝てしまいたい・・・
と思ったのですがまたもやあまりの素晴らしい演奏に寝そびれて・・・じゃなくて、頭が覚醒しました、ばっちり。

ラプソディ・イン・ブルーもいつの間にか小曽根さんの独壇場。
ピアノの陰に隠れて見えなかったのですが、どこからともなくジャズ・ドラムのリズムも聞こえてきて・・・。
もう、私のつたないニホンゴではあの感動をうまく表現できないのがくやしいです

娘に「オーケストラが休んじゃってるところのピアノは楽譜とかたぶんなくて、自分で考えてそのときの気分で弾いてるんだよ」と教えたら、
「天才・・・だね、あの人」と言ってました。
ほんと、天才です。