練習オタクの日々

3日ぼうずにはしたくありません!この日記とピアノのお稽古。練習記録とその他読書などの記録をつけておきます。

ロックガーデンの花

2006-11-30 | お花
これ、なんていう花なんでしょう???
ロックガーデンのところに生えていましたが、野草(というか雑草)っぽくて、葉はピットスフォルムスという葉に似ているような、ハーブのような・・・。

まだまだ知らない植物ってたくさんあるものです。

クリスマス・イルミネーション

2006-11-29 | Weblog
近所のクリスマス・イルミネーション。

今日はパリのシャンゼリゼのライトアップの様子がニュースで報道されていましたが、あそこまで華やかではないけれど、毎年地味に飾り付けています。

でも、年々派手になっていることだけは確か・・・

『かもめ食堂』 群ようこ

2006-11-28 | 読書
映画のノベライズ本らしい。
これを読んだら俄然映画の方も観たくなってきた。

舞台はフィンランド。
童顔で小さいこどもみたいなサチエさんがひとりで日本からやってきて食堂を開く。
そこにミドリさんとかマサコさんとかいう日本人がやってきていつの間にかお店を手伝うようになる、というようなお話。

話自体はまぁ、実に淡々としたお話で、とりとめもなく終わってゆく、といった雰囲気なのだが、これが映像化されたらきっと素敵だろうなぁと思うのだ。

フィンランドといえば・・・シベリウス???
まぁ、こちらはクラシックなので盛り上がりもあるし、豪華な感じもするのだが、私がフィンランドに持っている印象というと、モノトーン、雪と氷、オーロラ、それからムーミンといったところであろうか。
全体的に暗い印象は否めないのだが、そんな中にもシンプルですっきりとした町並みとか、暮らしとかが思い浮かぶ。

サチエさんが選んだ「シンプルで使いやすい」食器にかこまれた「かもめ食堂」、きっと基調としている色はオフホワイトで、あったかい店内はガラス窓が湯気でくもっているだろう。
余分な装飾などなく、白いまるいお皿に海苔を巻いた三角のおにぎりがふたつのっかって出てくるだろう。

なんだかそんな映像を想像しながらこの小説を読んでいた。
行ったことのないフィンランドっていう国。行くことはたぶんないだろうけれど、この本を読んだらちょっと行ってみたいなぁ、なんて気にもなってきてしまった。

『ケッヘル』 中山可穂

2006-11-26 | 読書
今年はモーツァルトイヤーだし(って何回書いているんだろう)『ケッヘル』ってなんてタイムリーなんだろう、と思い、内容も作者の他の作品も何一つ知らずに読み始めた。お堅いクラシック小説なのかなぁ、とも思いあまり期待しないで読み始めたが・・・いえいえ、かなり私的には面白かった。
エンターテイメント小説のあらゆる要素がこれでもか、と詰め込まれたようななんとも豪華な小説、という印象。

主な登場人物は一人の女と初老の男。
女は結婚しているにもかかわらずこちらも結婚しているある人を愛してしまい、逃亡の身である。その恋愛の相手とは大物政治家の妻、つまり彼女はレズビアンであった。彼女はしかし、奪いとった女からの愛情にも負担を感じ、国外へ逃亡する。政治家からは命も狙われているので日本には帰れない。

一方初老の男はその生い立ちから語られる。
彼の父は高名な(高名だった)音楽家。母は才能あるピアニスト。彼は父の気まぐれな恋愛の末に生まれた私生児だった。
父はモーツァルトに耽溺しすぎるあまり、普通の音楽活動を続けることを拒否し、その結果職を失ってゆく。母もやがて体を壊して死んでしまう。
父に「誘拐」されて日本各地を転々と放浪する親子。目的地を決めるてがかりはモーツアルトの音楽のケッヘル番号任せだった。
父と母の血を受け継いだ音楽の才能とサバイバル能力、やがて少年に成長した彼は名門高校に入学する。

時は経ち、初老となった男がつくったアマデウス旅行社というモーツアルティアンのための旅行会社に件の女が拾われるところから物語は始まるのだが・・・。

上下巻に分かれた小説なのだが、下巻に入ると「えっ!!これってサスペンス小説だったの?」と驚くような展開となる。
上巻ではケッヘル番号は父子の放浪の旅の道しるべとなるのだが、下巻では連続殺人事件の深い意味を持った番号となっている。

推理小説的な側面から読むと、あれ??そうなっちゃうの?と疑問を感じる部分もあったけれど、物語に出てくる数々のモーツァルトの音楽を楽しむのもよいし、登場人物の波乱万丈な人生を読み進めるのもよいし、次々と起こる連続殺人事件に背筋を凍らせるのもよいし、なかなか読み応えのある一冊だった。

ガーデンシクラメン

2006-11-23 | お花
シクラメンは寒い冬は家の中でしか栽培できない、と言われていましたが、最近は冬でも地植えにできるガーデンシクラメンと言われる種類が出回るようになりました。やや小さめですが可愛らしくて好きです。

奥の葉はぎぼうしです。これも結構好きです。

『強運の持ち主』 瀬尾まいこ

2006-11-21 | 読書
ショッピングセンターの占いコーナーで働く占い師のルイーズ(もちろん仕事上の名前)。
お客としてやってきた最高に強運の男をなんだかんだうまいことやって自分の彼氏にしてしまう。仕事の占いのほうは最近はちゃんと占いもしないで自分の直感でお客にそれらしいことを言って納得させている。でも、大丈夫、私には絶対的な強運の持ち主のカレがいるんだから。

4話あるうちの始めの2話は占いコーナーにやってきたちょっと変わったお客さんが主人公の話。
いろいろとルイーズに相談するのだけれど、どうも的を得ないし、相談事の全貌が見えてこないのだ。よくよく話を聞いてみたりしてみるとどうやら人には言えない「家族のことでの悩み」があるようなのだ。

それから残りの2話はなんとなくルイーズ自身が主人公の話。
自分は最強の男をゲットしたんだから大丈夫、と思っていたけれど、なんだか未来が見えてしまう青年に「終わりが見える」とか予言されて大慌てになってしまったり、その強運の持ち主の彼氏自体にも終わりが見えるとか言われてまたまた大慌てでなんとかしなくちゃと思ったり。

でも、結局はルイーズが職場でやっているように直感を信じて自分の気持ちが向かう方向に人生向けてゆくのが万事においては正解なんだ、と確信できるような話。
占いっていうのは迷っている人が先に進めるようにほんのちょっとだけ背中を押してあげるようなもの、という言葉が印象的でした。

『Presents』 角田光代

2006-11-20 | 読書
人生何年も生きていれば、というか生まれた瞬間から人間だったらいろいろな人・・親、兄弟、友達、恋人、家族、子供・・などなど・・から贈り物をされるだろう。
『Presents』というこの短編集を読んで、プレゼントっていうのはただ単に物をもらう、ということだけではなくて、目には見えないいろんなものを相手からもらっているんだなぁ、と思った。

目には見えないいろんなもの・・・たとえばそれは相手からの思いやりだったり、懐かしい記憶だったり、ときには迷惑な気持ちだったり、押し付けだったりするかもしれない。
もらって本当にうれしいものをもらったときでも、そうでないときでも、離れている間も相手が自分のことを思ってくれていた瞬間がある、そんなしるしがプレゼントなんじゃないかな。そんな気持ちになった。

最後の一話、『涙』。この話のようにみんなが自分のために流してくれる涙に対してもそれが大切な贈り物であり、ありがとうって思えるような人生が送れたらいいなぁ、と思った。

ハンギング

2006-11-17 | お花
ハンギングバスケットのお花もきれいです。
私も自宅で一度やってみたいと思っているのですが、いかんせん吊るす場所がなくて・・・

セージ

2006-11-16 | お花
アメジスト・セージって言うんだったかなぁ・・・?
とても鮮やかなむらさきいろです。

以前我が家のベランダでも育てていたのですが、ベランダなのでもちろん鉢植えで、にもかかわらずどんどん大きくなってちょっとした低木のようになってきたので、庭のある家のお友達にあげてしまいました。窮屈な鉢では可哀想だったので・・・