パウル・クレーの展覧会に行ってきました。
我が家の玄関にはクレーの絵のポスターが飾ってあります。
それはクレーがチュニジアに旅したことにより、彼の作品が色彩豊かなものに変化していった時期の絵画のポスターです。
私が知っているクレーの作品はそのカラフルな時期の絵画と晩年の天使の絵に表現されているような線画のようなものがほとんどでしたが、今回、彼の作品のほぼ全般を網羅する展覧会を見て、クレーの作品のバリエーションの多さに驚きました。
そして私が好んで見ていたあの色彩感覚あふれる作品というのは全体のほんの一部であったということにも驚かされました。
彼は創作活動に対し、常に新しい表現を研究して、それを作品として残していった、非常に努力の人だったという印象を強く持ちました。
どちらかというと画家というよりもグラフィックデザイナー、職人という雰囲気もあります。
画材に関してもとてもよく研究しており、いろんなタッチの作品が多数展示されていて、どのように製作していたのか、個々の作品についてそれぞれ興味深いものばかりでした。
また、私は昔、クレーが「私は音楽的に絵画を描きたい」と言ったということを聞いて、「素敵なことを言う人なんだなぁ」と思っていましたが、ご両親が共に音楽に関するお仕事をなさっていて、クレー自身も晩年までヴァイオリンを演奏していたという事実を知って、「あぁ、なるほど」と思いました。
『日記』と呼ばれる彼の書いた文章もなかなか哲学的で素敵でした。
「芸術とは目に見えるものの再現ではなく、見えるようにすることである(パウル・クレー)」
我が家の玄関にはクレーの絵のポスターが飾ってあります。
それはクレーがチュニジアに旅したことにより、彼の作品が色彩豊かなものに変化していった時期の絵画のポスターです。
私が知っているクレーの作品はそのカラフルな時期の絵画と晩年の天使の絵に表現されているような線画のようなものがほとんどでしたが、今回、彼の作品のほぼ全般を網羅する展覧会を見て、クレーの作品のバリエーションの多さに驚きました。
そして私が好んで見ていたあの色彩感覚あふれる作品というのは全体のほんの一部であったということにも驚かされました。
彼は創作活動に対し、常に新しい表現を研究して、それを作品として残していった、非常に努力の人だったという印象を強く持ちました。
どちらかというと画家というよりもグラフィックデザイナー、職人という雰囲気もあります。
画材に関してもとてもよく研究しており、いろんなタッチの作品が多数展示されていて、どのように製作していたのか、個々の作品についてそれぞれ興味深いものばかりでした。
また、私は昔、クレーが「私は音楽的に絵画を描きたい」と言ったということを聞いて、「素敵なことを言う人なんだなぁ」と思っていましたが、ご両親が共に音楽に関するお仕事をなさっていて、クレー自身も晩年までヴァイオリンを演奏していたという事実を知って、「あぁ、なるほど」と思いました。
『日記』と呼ばれる彼の書いた文章もなかなか哲学的で素敵でした。
「芸術とは目に見えるものの再現ではなく、見えるようにすることである(パウル・クレー)」