練習オタクの日々

3日ぼうずにはしたくありません!この日記とピアノのお稽古。練習記録とその他読書などの記録をつけておきます。

雪柳

2007-02-28 | お花
お稽古で使った雪柳をグ~~ンとアップで撮ってみた。
かわいい・・・。

この花がお稽古に登場すると、「あぁ、春だなぁ・・・」と思う。

『百鼠』 吉田篤弘

2007-02-27 | 読書
少し前に吉田篤弘さんの『それからはスープのことばかり考えて暮らした』を読んだときは確か私は「スローライフ系」だとかほのぼのとした雰囲気の作品だったというような感想を書いたと思う。

でも、この『百鼠』を読んで、吉田さんの作品に対するイメージがまたガラッと変わってしまった。

3篇からなる短編集、1作目と3作目はまぁ、『それからは・・・』に通じるような雰囲気もあるが、表題の『百鼠』。
これはまぁ、なんというか、ファンタジーのような、幻想小説のような・・・。
読み始めの何ページかは、何の事だか全く分からないで、読みにくいなぁ・・・はっきり言って面白くない、とか思いながら読んでいた。
でも、ある山を越えると、なんだか不思議なものにトリツカレタかのように先が読みたくて仕方なくなってきた。
「三人称」って?「一人称」?なにか意味があるの?

あらすじすら私のつたない文章力ではうまく書けないのだけれど、
ひとつだけとても印象に残ったシーンを記しておくと、
「一人称」の小説を読む事を禁止されている「朗読鼠」の僕がどうしようもなくその禁止されている書物に惹かれてしまって、古本屋のようなところに出向いて、賄賂と交換に「一人称小説」を店の主人からこっそり手に入れるというシーンだ。
禁断の・・・とか、いけない・・・とかいうことの誘惑、手に入れたときの甘美な気持ち、すごく怪しげなその記述。
ちょっとよかったです。

とにかく、なんだか読んだことないような不思議な話。
でも、こういうの好きだなぁ・・・。

桜満開!

2007-02-26 | お花
なんと、もう桜が満開になっているところがあったので、思わずシャッターを切ってしまいました。
でも、携帯のカメラなので、写りはどうでしょうか・・・?
どうやら「河津桜」という種類の桜のようです。

レッスン記録(2/24の分)

2007-02-25 | ピアノ・音楽
先生が花粉症でかなり辛そうだった。
知り合いのこれまた花粉症の女性が、マスクの中にぬらしたティッシュを入れて、できればス~っとする感じのアロマオイルを1滴それにたらしておくと楽だ、と言っていたので先生に教えてあげると「わぁ~、確かに楽になった!!」と喜んでくれた

『テクニック』
今回から「リズムの練習ー単純拍子」というプログラムだ。
初めはゆっくり、次は中くらいの、最後は速いテンポで弾く練習。
簡単だと思ったが、テンポを正しくキープするのが案外難しく、しかもゆっくり、中くらい、速くと連続して弾くとかなり腕がキツイ。

『30番練習曲 13番』 ツェルニー
中間部がどうも弾きにくく、ミスタッチも多い。
右手の4の指が弱くなるとメロディが崩れやすくなるとのこと。右手4を特に意識して弾く。
それから、弾きにくいところはリズム変えをする!
8分の6拍子だが、1小節に3拍子がふたつ入っているつもりで、イチ、ニ、サン、イチ、ニ、サンとイチのところに拍を意識して弾くと弾きやすい。

『亜麻色の髪の乙女』 ドビュッシー
あともう一息!
ラスト近くの和音が変化してゆくところの指使いを直していただいた。
楽譜にも指番号がちゃんと書いてあったのに、私は全く無視して弾いていた
確かにこっちのほうが弾きやすい。

『ぼくのメジャースプーン』 辻村深月

2007-02-24 | 読書
小学4年生のぼく、ふみちゃん・・・登場人物の可愛らしさ、純粋さとはうらはらにとても重くて苦しい内容だった。

大好きなふみちゃんが大切に大切にしていた学校のうさぎ。ある日そのうさぎが悪意ある者のせいでバラバラに切断されて殺された。
ふみちゃんはショックで何も話せず、感情さえも表現することができなくなってしまった。
そんなときぼくには不思議な力が宿っていることが分かる。
ある言葉を口にすると相手を意のままに動かすことができる力。

ぼくは犯人のことがどうしても許すことができず、犯人に復讐する、もしくは制裁を与える、でなければ反省をうながすためにその力を使うことを決心する。

「○○しろ、でなければ○○になる」という条件→結果の呪文(?)を唱えると必ずその通りになるというのがぼくが持つ不思議な力なのだ。
でも、その力を使うためにはいろんな条件がある。
一人の相手には一度しか使えないとか、あいてがその呪文を聞いて条件・結果どちらかを避けるために死に物狂いになるような言葉を選ばなければいけない、とか。

その力を上手に使うために「先生」と持つ話し合いがこの小説のメインだ。
その話し合いはまるで禅問答のよう。
犯人に復讐することでふみちゃんのためになるのか、動物虐待するような人間が本当に恐れることとは何なのか、力を使うことで自分は納得できるのか・・・。

最後にぼくが下した決断、それもあまりにもショッキング。
人間の純粋な気持ちととてつもない悪意、両方について深く考えさせられる小説だった。

『クラシック100バカ』 平林直哉

2007-02-23 | 読書
フィクション以外の本はほとんど読まないのですが、なんだかタイトルからして面白そうだったので・・・。

なにしろ「100バカ」なので、50を過ぎたあたりからまだあるのか~とテンションがやや下がってくるんだけど、頑張って最後のほうまで読んでいくと、
「おバカな書き間違い・思い違いの数々」というホントに笑えるネタに行き当たる!

ここに書いてしまうとたぶん著作権とかの問題であんまりよろしくないのだろうけど、ひとつだけ・・・。

シューベルト作曲『美しき水車小屋の狼』

ぷっ!一見どこがおバカなのか?とか思うけど、よく見ると・・・。

それにしてもクラシックファンって一歩間違えると王様の耳はロバの耳的になったりするからなぁ・・・。

オフコースのアルバム

2007-02-22 | ピアノ・音楽
これ、すごいです!
なにがすごいって私が全部歌えることがすごい!
ある意味オフコースは私の青春でした・・・とかいうとトシがばれるけど・・・。

娘が一緒に聴いていて「女の人が歌ってるの?」と言ったくらい、小田さんの声はすばらしく綺麗です。

2007-02-20 | お花
今日は生憎のお天気でしたが、これは晴れた日に撮った梅の写真です。
香りはちょっと雨に打たれたほうがよりかぐわしかったような気がします。

東京タワー

2007-02-19 | Weblog
こんな写真を撮ってしまうなんて、私ってやっぱりおのぼりさん?

でも、東京タワーと富士山が見えるとなんだか嬉しくなってしまいます。
しかもこんないい天気!