練習オタクの日々

3日ぼうずにはしたくありません!この日記とピアノのお稽古。練習記録とその他読書などの記録をつけておきます。

スノードロップ

2007-01-31 | お花
とか言うお花だったっけな?
朝はこの状態なのですが、日が高くなってくると、クス球が割れるような感じに花が開くのです。
球根のお花って結構好きかもしれない、と最近つくづく思います。

『月魚』 三浦しをん

2007-01-29 | 読書
これが三浦しをん作品の本流なのかな?
三浦さんの小説を読むのは『むかしのはなし』に続いてまだ2作目。
『むかしの・・』も幻想的な雰囲気の小説でとても面白かった。
この『月魚』を読む前に彼女のエッセイを読んでいたから三浦さんが♂と♂のLOVE・・・みたいなものにとっても興味があるっていうことを知っていたので、ははあ・・なるほどと思ったけれど、『月魚』はそんな怪しい想像をかきたてられるような艶かしさも感じさせるような作品だった。
老舗古本屋の若き店主、そして彼とは分かちがたい運命の糸のようなもので結びついてしまっている同業者の彼。
古本にまつわる因縁めいた話も面白かった。

でも、読みすすめていて、話の中ではさらっと書かれるにとどまっていた「水に沈んだ村」の話がなんだかとても印象に残ってしまった。
二人の若者を見つめるもう一人の男性。無口な高校教師の彼がふとその場の雰囲気で話してしまった自分のふるさとの話。
本当に目にしたわけではないのに心の中でイメージばかりが膨らんでつい口から出てしまった水の底深く沈んでしまった自分のふるさとの村。
そのくだりを読んでいるときに私自身もそのふるさとの村にトリップしたかのような不思議な感覚を味わった。

久しぶりに物語に気持ちが入り込んで読んでしまった作品だった。

アネモネ

2007-01-28 | お花
買ってきた苗のアネモネが綺麗に咲きました。
しかもどんどんつぼみがあがってきている!
長く楽しめそうです!

『県庁の星』 桂望実

2007-01-27 | 読書
織田ユウジ(漢字忘れた)と柴崎コウ(漢字合ってるかな?)で映画化されていたなぁ。
確かに映画にしたら面白そう。

頭が固くてデータでしか物事を判断できないエリート公務員が地元密着のスーパーに研修に来て、そこで臨機応変、お客の心がよく分かる、っていうパートのおばさんの元で働かされる羽目になり・・・・。みたいな。
でも、エリート→×、パート→○という単純な話ではなくて、おばさんも家では息子の心の中なんかぜ~んぜん分かってないダメなお母さんだったりして。

スーパー業界の内部事情なんかもリサーチされていて面白かった。

ひとつ難を言えば、読んでいてこれは誰の視点なのかな?と考えなければいけないようなところが多くて読みにくかったけど、それは私だけかもしれない。
あと、ちょっとエリートくんが大事なことに目覚めるくだりが唐突すぎて、あれ?いつの間にいい人になっちゃったの?という気もしたけど。

たぶんもうレンタルされているだろうから、DVD借りてみようかな?

東フィルコンサート

2007-01-26 | ピアノ・音楽
すごいコンサートに行ってきました!

東京フィルハーモニー交響楽団 定期演奏会

2007年1月24日(水)
午後7時開演 東京オペラシティコンサートホール

指揮:チョン・ミョンフン
ピアノ:横山幸雄
オンド・マルトノ:原田節

メシアン トゥランガリーラ交響曲

オンド・マルトノのハラダさんの私設後援会長Sさんに誘っていただいて行ってきました。
この曲の演奏会は2回目です。
何度聞いてもすごい曲だなぁ・・・。

今回は特にバ、バーンという会場全体が揺れるかと思うくらいの大爆音(?)のような迫力と、その後のなが~いなが~い余韻、そしてさらにその後の残響と全くの無音の緊張感が印象的でした。

特に1曲1曲が終わった後の静寂。
その間は声を出すことはもちろんのこと、息をすることすら憚られるほどの異常な緊張感。
それは家でCDを聴いているときには絶対に味わうことのない感覚、と思いました。
そしてそれはある意味、あのときあの場所にいた人全員が感じた一体感でもあるんだろうなぁ。

この曲に関する・・・か、メシアンに関する解説がどこかに載っていましたが、「音がしていない時の音、時間が大事」みたいなことが書いてあり、まさにこの感じ!と納得した次第です。
そういえば、昔読んだ辻一成の小説にも、「昔のアナログレコードは人間が感じることのできない音域の音もなにもかもすべて録音されていたのに、デジタル化されてしまったCDは聞こえる音域の音だけを抽出している。」とか書いてあったことを思い出しました。

なんだかいろんなことを感じたものすごい演奏会だったことは確かです。
生の音楽ってすごいなぁ。

Sさん、それからお時間作って下さってお話できたKさん、Tさん、ありがとうございました。またこんなすばらしい体験をご一緒できたら、と思います!

レッスン記録(1/20の分)

2007-01-22 | ピアノ・音楽
いや~、寒い寒い・・・。
手がかじかんじゃってピアノが弾きにくいです。

『テクニック』
いつもと一緒です。
とにかく左手の4,5の指。
それから力を抜くように。

『30番練習曲 13番』 ツェルニー
このパターンは苦手なんだよなぁ・・・。
左手伴奏、右手メロディ、ではなくて、右手と左手がそれぞれ違う曲を弾いているようなパターン。ほんっとに苦手なんです
だからこそいい練習になると思って・・・。

『亜麻色の髪の乙女』 ドビュッシー
もり上がりの部分の次の和音を覚えこむこと!
弾けないので譜面よりも音符を長く弾いていたようなので、ちゃんと直して楽譜どおりに弾けるように。
ここがカッコよく弾ければほとんど仕上がったも同然(?)なので、頑張ろう

ハーブガーデン

2007-01-19 | お花
ここはハーブガーデンと呼ばれている花壇です。
今は枯れたハーブなどが整理されて少し閑散とした雰囲気ですが、春になってハーブの花が咲いたらまた違う印象になると思います。
めずらしいハーブも植えられているようなので、ちょっとマメに観察してみます。

なでしこ

2007-01-17 | お花
なでしこが咲いていました。
たった一輪だけ咲いているのですが、どんどん増えたりするんでしょうか?
でも、お花の雰囲気からして、ちょっとだけ咲いているほうが風情があります。

『人生激場』 三浦しをん

2007-01-16 | 読書
三浦しをんさんのエッセイを読むのは2冊目。
相変わらず身の回りのおもしろいものをキャッチするアンテナが冴えまくっています。
お友達との会話なんかもよく出てくるんだけど、そのお友達もなんだか変わって・・・じゃなかった、おもろい方ばっかりで、やっぱり類は友を呼ぶんですね。

あるある、、とか、ああそういえばなるほど・・とか思わせる日常の分析がたっくさん書かれているんだけど、あとがきに書いてあったことが最後に読んだこともあってすごく印象に残っています。
それは、路線バスに乗って、運転手さんの後ろの席に座って、道でほかの路線バスとすれ違うときに運転手さんが手を上げて挨拶するのを目撃するとなんだか嬉しいとか、相手によって微妙に挨拶の具合が違うことを発見して悦に入っている、とかそんな話。
日常に隠れていて滅多にお目にかかることができない些細な(どうでもいい)ことが大好きだという三浦さん。
すごくいい人生を送っている人なんだな、と思いました。

レッスン記録(1/13の分)

2007-01-14 | ピアノ・音楽
またもや結局一ヶ月ぶりのレッスンになってしまった・・・。
本当は毎週来たいんだけどなぁ。

『テクニック』
だんだんスピードに乗って弾けるようになってきた!
でも何度も弾いていると腕がつりそうになってくるのと、左手の4,5の指がさぼりがちなのは変わらず。

『30番練習曲 12番』 ツェルニー
もうかれこれ2ヶ月くらいこの曲を弾いているので(その間お稽古は2回くらい)さすがに○もらえた。
同じ音をスタッカートで弾く練習だが、初めのころは連続して弾いたときにつぶたりかすれたりしていた音が全部そろって弾けるようになった、と先生に言っていただけたのでよかった。自分ではよく分からないけれど、上達している部分はあるみたいだ。
この曲はひそかにボーリングと一緒だ、と思っていた。
1レーン目はまぁまぁ、2レーン目はちょっと慣れてきていい感じ、でも3レーン以上続けると腕が痛くてもうボロボロ・・・。
という具合に、弾けば弾くほど疲れてしまって上手に弾けなくなるのだ。
曲の中で力を抜くところをうまく見つけて弾かないとスタミナがもたない。

『亜麻色の髪の乙女』 ドビュッシー
一番盛り上がるところの和音が怪しいので、そこを重点的に弾いてくること。鍵盤を目で覚えて、指の開きも感覚で覚えて、音でも覚えて、腕の動く感覚も覚えて・・・。
とにかくここでつっかえるととてもカッコ悪いので頑張って弾きこなしたい。