練習オタクの日々

3日ぼうずにはしたくありません!この日記とピアノのお稽古。練習記録とその他読書などの記録をつけておきます。

明日から9月

2004-08-31 | Weblog
いよいよ夏休みも今日でおしまい。
明日からは子供達も学校に戻ってゆきます。

今年の夏休みはなんともハードでした。
娘は学校があるときのほうがゆっくりできたりして・・・。

私は逆に学校が始まってからのほうが忙しそうです。
お休みしていたいけばなのお稽古も再開しますし、
ピアノのレッスンも始まります。

とりあえず明日寝坊するといけないので、
今日は早めに休むことにします。

絵文字が使えるようになったようですので、
今日はためしに使ってみました。
子供が喜びそうな内容になってしまった・・・。

「新撰組」 バトルの予感・・・

2004-08-30 | 映画・ドラマ
先週の山南敬助(過去ログでずっと間違えて敬介と書いていましたがこちらに訂正いたします)の切腹という涙なしには見られない展開とは一転、今週はコメディ・タッチでしたね。
番組が始まる前から「あの苦悶の最期の表情がまた出てきてしまうのか・・・」と思っていましたが、ちらっともそんなシーンはなく、お元気な時の山南さんのシーンが少しあっただけ。これはとてもよかったと思います。
そして「寺田屋大騒動」というタイトル通りのドタバタは先週のショックから私達を立ち直らせるための演出だったのでしょうか??

源さん、土方、やってくれました。
なんといってもめずらしく無精ひげもさっぱりそった斎藤一のいじけた姿に笑ってしまいました!
久々の三谷ワールドを見たような気がします。

そんな中にも実は重要なシリアスな場面もありました。
おつねさん×お雪ちゃん、そして近藤×竜馬という緊迫したシーンは見せ場でしたね。

おつねさんとお雪ちゃんのやりとりはどちらもよくできた利口な女性として描かれていましたが、
それも大河らしく、主役の近藤のイメージアップにつながりますよね。
それはそれでいいのですが、多分、実際は修羅場だったような気が・・・。
っていうか、私だったら絶対あんなに落ち着き払っていられない・・・。

そして竜馬と決定的に決別してしまう近藤。
まったくタイミングが悪いというかなんというか、
山南さんがなくなって最後の文を受け取り、日本という国の将来を憂い、
いざ立ち上がらん、としている竜馬の目の前で
妾と奥方がかち合わせてオロオロする近藤勇。
竜馬でなくてもいやみのひとつも言いたくなるくらい、間が悪い!
これがなくてもいずれ敵同士となるでしょうが、
この寺田屋での一件、いろんなバトルを引き起こしてしまったようですね。

「リミット」 野沢尚

2004-08-29 | 読書
野沢尚さん「リミット」を読み終えました。

野沢さんの自殺のニュースは衝撃でした。なぜ?お仕事も順調のように思えたのに。大河ドラマの脚本も決定していたようですし。ご本人はとてもまじめで繊細な方だったと報道で知りました。
それから追悼の意味をこめて作品をぼちぼち読んでいます。

私が野沢尚さんの名前を始めて知ったのは、ドラマ「眠れる森」の脚本を担当されたときです。
当時はあのキムタクとみぽりんの共演というだけで前評判も大きなドラマだったと記憶しています。
私も中山美穂さん見たさに毎週楽しみにしていましたが、なにより先の読めない展開、伏線につぐ伏線、意外なラスト、こんなドラマ今までみたことない、と驚き半分衝撃半分でした。
それまではドラマを見るのも、映画を観るのも出演されている役者さんで選んでいた私でしたが、脚本というものに興味を持つようになったのはこの作品が最初だと思います。

それからも「恋人よ」「氷の世界」、「破線のマリス」など野沢ワールドのひそかなファンでした。

妻夫木くんが主演した「砦なき者」は家族とのチャンネル争いかなにかで見損なってしまいました。
それが悔やまれます。再放送しないでしょうか?ビデオ化とか・・・。

「リミット」もドラマ化されていましたが、見損なっています。
母性の塊と化して警官であるにもかかわらず、誘拐されたわが子を救出すべく、警察の包囲網を振り切って単独行動に走る母。そして母性のかけらもない、家族の絆とかいうものにたいするすべての希望をもたない、臓器売買の目的で幼児を誘拐し続ける女。この2人の対決がクライマックスかとおもいきや、予想もしない共犯者が明らかになります。
死者が出て当然、というすじがきですが、できれば犯罪者であれ誰であれ、殺して欲しくなかった・・・というのが私の感想です。ちょっと希望が見えないラストでした。
たしか安田成美さんがドラマでは主演されていたように記憶しています。機会があれば見てみたいです。

大河ドラマを見てから「壬生義士伝」

2004-08-28 | 映画・ドラマ
とにかく今年は大河の「新撰組!」にはまっています。
前回の山南敬介切腹の余韻をまだひきずっている状態で「壬生義士伝」をレンタルしてきて観ました。
もち、堺さん見たさに・・・。

大河では山南役の堺さんが「壬生義士伝」では沖田総司役。
どんな沖田になっているのかと思いきや、大河の藤原君とは全然違う!
堺さんといえばあのスマイル、沖田の堺さんも相変わらずスマイルなのですが、
その笑いが・・・う~ん、なんともいえず不気味、というかなんというか。
沖田は天才少年剣士といわれていたそうですが、笑いながらばっさばっさと人を斬る、
顔は笑っているんだけど、恐ろしいことを平気で口にする、
その笑顔は見る人の背筋に悪寒をズ~~~っと走らせるような狂気に近いものを感じてしまいました。

ほんとうに上手な役者さんなんですね~。
微笑みの貴公子とか最近言われていらっしゃる方がいますが、
堺さんの同じようでいて、役柄によって全く使い分けている微笑の演技、すごいです。
山南の、自分がちょっと浮いているけどその場に留まりたいがために浮かべる微妙な微笑み、
沖田の、半分いっちゃっている、狂気に近い微笑み、
「ココニイルコト」のまるで人生達観しているかのような天使のような微笑み、
「ガッコの先生」のエリートっぽいやらしい微笑み。
私が知っているのはこの位でしかないのですが、
「壬生義士伝」の演技を見てますます堺雅人さんの魅力にとりつかれてしまいました。

ところで、大河はさすがNHKというだけあって、近藤も土方も沖田もそれぞれ志高い、男らしい人間に書いていますが、「近藤は悪いヤツではないが、俗物だ」という「壬生」の斎藤のセリフさながら、こちらではかなり低俗な人間として描かれているようです。主人公を引き立てるためだとは思いますが、今までの新撰組のイメージはこちらに近いものが多かったのでしょうね(大河はちょっと美化しすぎかも、と私自身思う所もあり。でも、はまっていることに間違いはない)。
近藤、土方、沖田がすき焼き(?)の鍋をつつくシーンがありましたが、なんだか私的にはその時の3人の姿がツボにはまってしまいました。近藤は肉を手づかみで鍋に放り込んでいるし、土方は鍋から離れてあくまで冷静、沖田は近藤の隣で、毎日しっちゃかめっちゃかで大変なはずなのに何事もないかのようにお食事を・・・そしてもちろんあの笑顔。
清廉潔白な若き志士たちというのもかっこいいですが、田舎からでてきた剣は強いがなんか変わり者の集団というのも親近感がわきます。

それから、もう1人、大河とダブって出演していられる佐藤浩市さん。
大河では芹沢鴨としてとっくにやられてしまいましたが、「壬生」では斎藤一役。
一匹狼風のところは共通するものがありますね。
「壬生」の斎藤は近藤のことを心の中ではあまり評価していなかったようで、その点少し残念だと始めは思っていましたが、よく考えてみれば斎藤一という人物は結局よくわからないようなところがあり、スパイみたいな使われ方もたびたびしていたようですし、実際、何を考えていたとしてもありえるような気もします。

芹沢は自らの死に場所を近藤らに託したかのように、さっさと消えてしまいましたが、
「斬ってくれるやつがいないから生きている」なんてことを言っていた斎藤が浪人風のロン毛をばっさり切って、明治の時代まで長生きする、というのも、案外したたかな人だったのかも・・・。

主役の中井貴一さんについては・・・
なまりが大げさすぎて、なんて言っているのかよく分からないシーンが多すぎでした・・・。

原作がとにかくいいらしいので、今、浅田次郎さんのほかの作品を読んでいるので、それ読み終わったら必ず読んでみようと思っています。


ベランダでいろいろ育てています。

2004-08-27 | お花
マンション住まいなので庭はないのですが、ベランダでいろいろな植物を育てています。
手間がかからないものに自然と淘汰されて、わりとほったらかしなのに1年中なにかしらお花が咲いています。

この写真はミニスプレーバラで、バラは普通世話がやけるとか言いますが、もう4年くらい同じ鉢に植えっぱなしですが、毎年健気に咲いてくれます。

それが不思議なことに、春の新芽から出たつぼみはほとんど咲ききらないで、つぼみのまま落ちてしまうのですが、夏の暑いさかり、葉が全部茶色くなり、あ~枯れたかな・・・と思うとまた新芽がいっぱい出てきて綺麗に咲いてくれるのです。夏のお花のほうが状態もよく、はなびらの数は少し少ないようですが、全部開ききります。

たぶん春のほうが植物にとっては環境がよいような気がするのですが、うちのミニバラは相当夏好きのようです。


今日の練習:「春の歌」の装飾音に苦労していたのですが、なぜだか自分でもよく分かりませんが、急に弾けるように・・・?
無意識に弾き方を変えていたようで、指のはらの部分で和音をおさえるように、でも同時に弾くのではなく、あくまで装飾音なので、ダララン♪と少しずつずらして弾くとうまくゆくようです。
弾けるようになると、ますます楽しい~!
でも、来週先生になんて言われるかちょっと心配・・・。


久々のレッスン

2004-08-26 | ピアノ・音楽
夏休みでレッスンもお休みでしたが、今日、久しぶりに娘のピアノのレッスンがありました。

まずはテクニックから。指上げ、ずいぶんいい音がでるようになりました。テンポも安定しています。
スタッカート、スピードを上げて軽く弾くのも自在にできるようになりました。
リズム変えは3連譜のリズムがつかみにくいときがあります。
どれもお稽古を始めたときに比べてずんぶん上手になったと思います。

チェルニーは夏休み1ヶ月ひたすら弾いていただけあって○もらえました。
右手のメロディを出す、という基本的なことも以前はできていませんでしたが、最近は言われなくても自分で気付くようになったようです。ただ、気がつくと左が大きくなっていて、先生に注意されます。

ギロックの「サラバンド」も夏休みの練習の成果があって○をもらえました。
ペダルがうまく踏み変えられないと、音が濁ってしまいますので、それが今後の課題です。
それから、この曲のようにわりとゆったりめに弾いたほうがよい曲でも、テンポよく弾いてしまいがちなので、曲調をよく考えて弾くようにしないといけませんね・・・。

さらに秋の音楽発表会の伴奏。「エール!」
クラシックの曲と伴奏とは弾き方が全く違うそうです。
伴奏の場合は左手のベース音をしっかり弾く、ということを教わりました。

娘のレッスンですが、色々とお勉強になります。
「もうついて来なくてもいい!」と娘に言われているのですが、自分のお勉強のために私がついて行きたいんですよね・・・。

来週は私のレッスンもお願いして帰りました。
さぁ、これから1週間はしっかり練習しないと・・・って今まではしてなかったの???

ギロックのピアノ曲

2004-08-25 | ピアノ・音楽
今日の練習メニュー:テクニック。ギロック叙情小曲集から「森のざわめき」、こどものためのアルバムから「森の妖精」「教会の鐘」、千住明「Gloria」、メンデルスゾーン「春の歌」。

久しぶりにギロックのこどものためのアルバムから何曲か弾いてみました。「こどものための・・・」とはありますが、曲調はどれもおしゃれで、しかもバラエティにとんでいて、難度も高いと思います。
娘がこのテキストで現在レッスンを受けているので、娘の前ではあまり弾かないようにしているのですが(譜読みの練習にならない、ということと、自分の演奏と比べてしまうので、あまりよい影響を与えないため)今日は彼女の留守中にこっそりと・・・。

思えば私が始めてギロックのピアノ曲を耳にしたのは、現在娘共々お世話になっているピアノの先生のところにレッスンを見学に行ったときでした。
その時レッスンを受けていた、多分小学4年生の生徒さんが弾いていたのがギロックでした。(「森の妖精」)
その時の気持ちは今でもよく覚えています。今まで聞いたこともないような美しい旋律、短い曲でしたがそのコードの移り変わりの不思議な魅力。もちろん、その時に弾いてくださった生徒さんの演奏がすばらしかったこともありますが、いっぺんで私はギロックのとりこになってしまいました。

さっそく楽譜を購入して、再度びっくり。レッスンで聴いたときはとても難しそうに聞こえた曲が、楽譜を見てみると意外と簡単に弾けそうなのです。
そうなんです。どなたかのサイトにも書いてありましたが、ギロックって、聞いた感じは上級者、弾いてみると初心者でもOKなんです。
ますますはまりました。

ギロックさんという方は作曲家というよりは、音楽の先生として有名だったらしく、楽譜にある指番号も完璧なんだそうです。
なるほど、子供にも練習として弾きやすく、それでいて子供っぽくない、おしゃれな印象の曲が多いのかもしれないですね。

今は「叙情小曲集」を全曲制覇すべく練習しています。
いずれこの「叙情小曲集」についても書くと思います。

アテネ・オリンピック 「ガーラ」って?

2004-08-24 | Weblog
夕刊テレビ欄を見ていたら、BSにてアテネ体操男女ガーラとありました。
どんな競技??と思って見てみると、体操・新体操・トランポリンのエキシビションでした。
この言葉をお恥ずかしながら知りませんでした。

エキシビションだけあって、楽しい雰囲気の中で、アクロバティックな演技満載で楽しめました。
メダルをかけた緊張感ある演技ももちろんよいです。
ガーラのほうはその緊張から開放された選手達のサービス精神旺盛な派手な技を次々と見ることができて、お得なかんじ。

女子選手は衣装も素敵で、ダンスのステージを見ている感覚でたのしめました。

それにしても、皆さん均整の取れたすばらしいからだ・・・。
細いだけではなくて、筋肉が綺麗についていて・・・。
うらやましいです。

ところで、日本選手、出ていました???
見逃したのでしょうか?私には1人も見えなかった・・・。


今日は忙しかったので、課題曲になりそうな「Gloria」と「春の歌」を弾いたのみ。
でも、短時間でも毎日集中して練習することが大事、という先生のお言葉を信じて、練習、練習。
時間がありさえすれば、1日中でもピアノを弾いていたいところ、なんですけどねぇ・・・。

さらば、山南敬助

2004-08-23 | 映画・ドラマ
ピアノの練習記録と読書の記録のつもりで始めたこのブログですが、今日はなんとしてもこれについて書かねばなりますまい!

大河ドラマに久々にはまっています。「新撰組」。そして今回はあの山南敬介の切腹という大変重要な内容の回でした。
もう放送開始3分で泣いてました、私は。この回の話の最後には悲劇が待っている、とわかって見ているので、すべてが切ないのです。
この思い、ここ3~4回の「新撰組」に関しても同じです。やがては淘汰されてしまう彼らの運命を史実として知りながら見ているので、近藤の隊士を思う気持ち、歳三の近藤のためならばという気持ち、どんどん繁栄してゆく組の活躍を見ていても、哀しいという感情ばかりが湧き出てきます。

この回以降、新撰組は西本願寺に屯所を移し、ますます歴史に名を残す存在となってゆく訳ですが、さらにそれ以降、彼らがたどる暗い運命を山南の切腹という辛い出来事が象徴しているように思えます。

おかしな言い方かもしれませんが、救われたのはラストの歳三の涙でした。ここのところの歳三の情け容赦のなさには私自身恐ろしさすら感じていました。しかし、まるで子供のように号泣する歳三と近藤のシーンを見て、一度は引っ込んだ涙がまたあふれてきたのは言うまでもありません。彼こそ、山南を死なせたくない、と最も強く思っていた人物だったのでしょうね。


こんな状況でも、ピアノのお稽古は欠かせません。
昨日は24時間テレビも見ていたので、「さくら」が弾きたくなり、久々に楽譜をひらきました。
その他は、メンデルスゾーン「春の歌」とドビュッシー「夢」をさらっと練習。
午前中に弾くときは近所迷惑を考えて電子ピアノで練習していますが、どうも電子ピアノにヘッドフォンだと気持ちが悪くなってきます・・・。

今日はやや涼しいようですので・・・

2004-08-22 | ピアノ・音楽
ピアノの練習も大分はかどりました。いつもより暇!でしたし。

指慣らしにギロックの叙情小曲集より「森のざわめき」「十月の朝」「人魚の歌」「秋のスケッチ」「なつかしいヴァレンタイン」を1回ずつ。

指慣らしといえば本当はいわゆる「指上げ」「リズム変え」の練習をテクニックの教本でしなければいけないのですが、ちょこっとさぼらせていただきます。夏休み中はレッスンが休みということを言い訳にして、少し手抜きしています。本当はこれをやらないと腱鞘炎になる、と先生にきつく言われてはいるのですが・・・。

次。一応の課題曲。ドラマ「仔犬のワルツ」から「Gloria~希望の光」をゆっくりと。聴いた印象よりはずいぶんと弾きやすい曲ですが、持っている楽譜にはペダルの指示がないので、自己流で入れています。それがやや疑問が残る部分もあるので、次回のレッスン時に先生に確認したいと思います。しかし疑問を持ちながら練習するのはどうもストレスがたまります。自信がない、というか・・・。

レッスンはこちらになるかもしれないので、メンデルスゾーンの「春の歌」も練習。1ヶ月以上かかってやっと曲らしく弾けるようになりました。と、いうことは分不相応の曲ということでしょう。でも、大分弾けてくると楽しいのでどんどん練習する気になります。この大量の装飾音、なんとかならないかな~。

最後、ビリー・ジョエルの「ピアノ・マン」。弾けるようになればいいな、と思って練習中。クラシックとは違う難しさ。とにかくつっかえないで完奏したい!


野沢尚さんの「リミット」を読んでいます。野沢尚さん、亡くなってしまわれましたよね。追悼の気持ちで最近片っ端から読んでいますが、亡くなる前に読むべきでした。本当に残念です。