練習オタクの日々

3日ぼうずにはしたくありません!この日記とピアノのお稽古。練習記録とその他読書などの記録をつけておきます。

1年間、ありがとうございました。

2004-12-31 | Weblog
窓から外を見ると、かなり激しく雪が降っています。
今年は「ホワイト・大晦日」となったようです。

今年1年を振り返ってみると、おおむね充実したよい1年でした。

年初にHPを開設したこともあり、
ずいぶんPCを駆使し、座りっぱなしだった気もします。

また、サイト更新のためにデジカメを研究できたり、
しばらくさぼっていた、文章を書く、という作業で脳みそも大分活性化されたような・・・。

夏からはブログも始め、ますます文章作成に苦労し、
それでも話題探しにいろいろなものを見る目も変わりました。

そして何より、ネットを通じてしばらくご無沙汰していた親戚とも頻繁に連絡を取りあえるようになり、
そのつながりから新たに様々な皆様とお近づきになることができました。
これは今年私が得たものの中でも、何にも変えることのできない、
大切な宝となりました。

みなさま、今年1年間、いろいろとありがとうございました。
何も知らない私に様々なことを教えて下さり、
私のつまらないお話にもお付き合い下さり、
いろんなことで同じように喜んだり、悲しんだりして下さったみなさまに、
感謝の気持ちでいっぱいです。

来年も今年以上に充実した1年にできるよう、
また、みなさまにもよいお年が訪れますよう、
お祈りいたします。

年末の予定

2004-12-28 | Weblog
29日(水)
 
ベランダの大掃除。枯れた植物とか、伸びきった葉っぱとかを整理する!
本棚の整理。いっそのことどっさり整理して、ブックオフに持っていこうか・・・。
いろいろな引き出しの整理。次の日の不燃ごみの回収に間に合うように!

おせち作りステップ1
黒豆を水にひたすこと。
かずのこの塩ぬきをすること。

30日(木)

高いところの掃除。天井とか、エアコン付近とか、照明とか・・・。
低いところの掃除。流しの下とか、洗面所とか・・・。
お天気よければカーテンを洗うこと。

おせち作りステップ2
黒豆を1日中煮ること。
かずのこを漬けること。
必要そうなものを買出ししておくこと。

31日(金)

台所の掃除。換気扇、流し、コンロ、などやりたくないけど・・・。

おせち作りステップ3
いつもご親切にも豪華3段セットのおせちを頼んで下さっているところにおせちを取りにいく(これ一番大事)。
年越しそば、忘れずに作ること。

ふぅ~~。ここに書いておけば、なんとなくちゃんと予定通りに事が進むような気がします・・・(願望)。

『邪魔』 奥田英朗

2004-12-25 | 読書
どんどんと暗い深みにはまってゆく男、女、少年。

ひとつの嘘が次々と大きな嘘を呼び、
ちょっとしたきっかけで人生さえも狂って行く。

日のあたる場所で暮らしていたはずなのに、
いつの間にか取り返しのつかない大きな間違いを犯している。
でも、それに気がついたときには、もう後戻りはできない。
すべてを失ってゆくしかない・・・。

そんな恐慌状態に陥って、血の気が引いてゆく思いをしたことは、
ないですか?

完全に全てを失った時に、
しかし、女はそれでも生きてゆく。
今までの生活、家族、子ども、自分の名前すら捨てても・・・。

それに対して、男は完全に壊れてゆくしかない、
と言わんばかりの結末がショッキングでもある。

奥田英朗さんという作家はいろいろなテイストの作品を書くことができる人なんだなぁ・・・。
その他の作品もまた読んでみます。



『歓喜の歌』

2004-12-23 | ピアノ・音楽
今年度から娘の小学校に赴任してきた音楽のT先生は、
いろいろ面白いことを授業などで取り上げてくれて、
先日の音楽発表会のときも歌にリコーダーとお琴をあわせたアンサンブルというのを生徒にやらせて、
他校の方々からも「よかった」と評判だった。

今回、3月の「6年生を送る会」では、いままで学年別のだしものが主だったのだが、
全校生徒でベートーベンの第九交響曲から『歓喜の歌』の部分を演奏する予定で、
希望者で編成された合奏団の演奏に合わせてその他の全校生徒が合唱する、
という趣向らしい。

オーケストラ部分(150小節)を音楽室にある楽器で演奏する、
というのだが、ブラバンなどない学校なので、
楽器の種類は限られており、何種類かの打楽器と、キーボード、バスオルガン、(使用するかは不明だが)リコーダー、鍵盤ハーモニカなどしかない。
この状況で先生がどのように原曲を編曲して、即席の小学生合奏隊に演奏できるよう指導していただけるのかとても楽しみだ。

娘はさっそく合奏団に申し込みをしてきた。
希望楽器ははじめティンパニと言っていたのだが、
それは6年生が優先らしく、キーボードかグロッケンあたりになりそうだ。

いろいろな経験をさせてくれる先生なので、とても感謝しているし、
3月の本番を聞くのが今からとても楽しみだ。

クリスマス・アレンジメント

2004-12-20 | お花
クリスマス用のアレンジメントを作ってみました。

まず、100円ショップで買ってきたかごに香辛料の八角(スターアニス)をランダムにグルーガンでつけます。これで100均のかごには見えなくなるでしょう!

かごの中に防水用にセロハンを敷きます。

コニファー(今回は2種)をビニールポットごとこのかごの中に入れます。
長く楽しめるようにしたかったので、そうしたのです。

あいたスペースをオアシスでうめます。
これはいったん取り出し、充分に水を吸わせます。

オアシスの表面にひいらぎの葉を短く切ってさしてゆきます。
びっしりでなく、スカスカでOKです。
その隙間にコキアを短くきったものをさして埋めてゆきます。

一番のポイントになるお花(今回はバラ)を好きなところにさします。
そして、ひめりんご(竹串をさしておく)、松ぼっくり(ワイヤーをつけておく)、バーゼリアなど、クリスマスの雰囲気の花材をさします。

中央にキャンドルを飾ります。 

コニファーの土が見えているところなどをくじゃくひばで隠します。

最後にスプレー(白)をかけて、雪の雰囲気を少し出します。

たまにはアレンジメントも楽しいな~。

多分、お花を取り替えればクリスマスまでもつでしょう。

ドラマの最終回で・・・

2004-12-17 | 映画・ドラマ
12月も半ばを過ぎ、連続ドラマも次々と最終回を迎えています。

今週も、日曜日『新撰組』の最終回を観て(T_T)
そして『そのとき歴史は動いた』(ドラマじゃないけど)で土方歳三の戊辰戦争の結末を観て(T_T)
木曜日は『大奥』の最終回を観て(T_T)

もう自律神経失調症のようになっています(涙・涙・涙)

それにしても、時代劇ばっかりだわ・・・。

『ナビィの恋』 オリジナル・サウンドトラック

2004-12-14 | ピアノ・音楽
この映画について最近ひょんなところで話が出たので、思い出して今日はこのCDを聴いていました。

映画本編は、私の観た映画の中で、多分3本の指に入るくらい大好き。
思い入れも強すぎて、仕事しながら、とか、家事の合間に、とか中途半端に観たくないので、
今日はちょっと忙しかったため、映画ではなく、CDに・・・。

聴いていると映画のシーンがふぅっと頭をよぎってゆくのですが、
中でも、真昼間、大衆食堂だか、市場だかの前で歌っていたハバネラは衝撃でした。
どんなシチュエーションで歌っても、これはめらめらとした女の情念、みたいなものが周囲に漂ってくる曲なんだ、と実感しました。

あと、ウチナーグチのロンドンデリーの歌はなぜか涙をさそいます。
ダイアナ妃が好きな歌だった、と知っていて聴いたからかもしれません。

マイケル・ナイマンのピアノはいつの間にか聞こえてきて、なんとなく盛り上がったかな、と思ったらまた静かに遠ざかってゆく、これは沖縄の海、というよりはここではないどこか遠くの現実にはありえない場所の波の音、という印象です。

曲もよいのですが、歌詞カードに寄せられた桐野夏生さんの短文がなんだかすごく良くて、
読んでいるうちに泣けてきます。

ドレミファソラシドからレとラを抜くと沖縄の音階になると知った時は目からうろこが落ちました。
でも、それは三線の構造とかとなにか関係あるのでしょうか???

映画本編については、またいつか日を改めて必ず書く日がやってくると思います。




水仙

2004-12-12 | お花
ベランダの植木鉢の中に植えっぱなしにしていた日本水仙が3年ぶりに咲きました。

よく地植えにしてあるものは、毎年毎年花がついて、
どんどん増えてゆくようですが、
やはり植木鉢だと土の栄養不足か、
毎年は咲いてくれないようです。

水仙の中でもこの日本水仙は特に香りもよいし、
大好きです。
基本的に香りのよいお花が好き、なんですね~。

それにしても、今年は暖かかったせいでしょうか、
ちょっと咲くのが早いような気もします。
普通はお正月過ぎてから、咲くのですが・・・。

レッスン記録

2004-12-10 | ピアノ・音楽
久々に先生とのおしゃべりも少なく、レッスンらしいレッスンでした。
でも、それもさみしいような気がします(何しに行ってんの???)。

「テクニック」
3の指と4の指を開く練習でした。
4の指(薬指)がやっぱり思うように動かないし、開かなくてイライラします。
でも、私は手が大きい方なので、手が小さい人とか、子どもとかは本当に大変だろうと思います。

『春の歌』メンデルスゾーン
もう全くと言っていいほど弾けていないのですが、 
かれこれ4ヶ月以上この曲ばかり弾いてきたことだし、
ものすご~~~くゆっくりなら弾けることは弾けるようになりました。
もはやこれは『春の歌』ではなくて『春眠』といったほうが良いかもしれません。

今日で仕上げ、という気持ちで弾きました。
ある程度のスピード以上の速さで弾くには暗譜するしかないと思いますが、
まだまだ楽譜と鍵盤を交互に見ながら弾いている状態なので、
これ以上は速く弾けないのでしょう。

先生に「よく途中で投げ出さなかったですね。根性に○をあげます。」
と言われました。
そういえば、「これ絶対難しすぎ、なんで私がこんな曲を・・・」
とよく思いながら弾いていました。
でも、一応通して弾けるようになったことだし、
自分で自分を褒めてあげたいです。

『森でのめざめ』ブルグミュラー
右手、左手ともにオクターブ離れた音をスタッカートで弾く部分、
始めの下の音を弾いた後、力を抜いて上の音を出す練習をもっとすること。
力がガチガチに入っていては最後まで弾き通せるはずがないので。
また、和音で怪しいところがまだまだあるので、
こちらも暗譜するくらいもっと集中して練習する必要がありそうです。

『新選組、敗れざる武士道』  山川健一

2004-12-08 | 読書
大河ドラマの総集編(まだ終わっていないけど)、プラス「壬生義士伝」プラス「大奥」のおさらい、という読み応えでした。

あとがきからの引用になりますが、
「歴史における勝者は政治を担い、敗者は文化社会の底流にしみ込んでいく。」
その通りだという実感です。

幕府と共に消え去った新撰組、
歴史の教科書には出てこないことはもちろんのこと、
歴史的価値は全くない、という評価を下す者もいるほど。

しかし、その魅力にとりつかれていった人たちもいるのです。

刀の時代があるときをもって終わったのは明らかですが、
歴史がほんの少しだけずれていたら、
彼らの行く末もまた少しは違ったのではないか、と思います。

来週は大河ドラマ最終回ですよ・・・。