練習オタクの日々

3日ぼうずにはしたくありません!この日記とピアノのお稽古。練習記録とその他読書などの記録をつけておきます。

『三人姉妹』 大島真寿美

2010-01-29 | 読書
これは三人姉妹の末娘水絵ちゃんがフリーター、恋愛もいけてない状態から卒業してちょっと大人になる過程を描いたお話なのかな。

それにしても三人姉妹って、にぎやかで華やかで、まったく未知の世界だけど、話すことの90%が恋バナ、ってのも疲れそうだ~~~~↓↓↓

Yen Town Bandのアルバム

2010-01-28 | ピアノ・音楽
昔「スワロウテイル」という岩井俊二の映画があったけど、劇中バンドがそれだけで独立して評価されて、CDまでリリースする、っていうのはこのYen Town Bandが走りだったような気がする。

今日のBGM : Yen Town Band "My way"

マルシェ

2010-01-24 | Weblog
ファーマーズマーケットって楽しいですね。

毎週土日に青山の国連ビル前の広場でファーマーズマーケットが開催されるようになりました。

農家の人が自慢の作物などを自ら販売して、お客である私たちと会話などを交わします。

直接生産者から買うことで、正しい利益が生産者にもたらされる、とか、生産者と消費者をつなぐ役割がある、とか、いろいろとよい点、大義名分もありますが、とにかく楽しいのがいいと思います。

売っているのは野菜だけでなく、写真のように綺麗なお花とか、ハーブオイルとか。
イートインコーナーとかもあります。

私の戦利品は、オーガニックのクッキー(オートミールとセサミ)、トマト2種類。

ここまで来て売ろう、というくらいですから、何かしらの哲学を農業に関して持っていらっしゃる様子の農家の方ばかりでしょう。
若い農業従事者のテントも目立ちました。
なんだかおしゃれで、パリのマルシェみたいな雰囲気!

U2のアルバム

2010-01-23 | ピアノ・音楽
このジャケットはどこなんだろう?といつも不思議だったのだけど、レコーディングが行われたアイルランドのスレイン城なのだそうだ。

この陰鬱な雰囲気がよいなぁ・・・。

今日のBGM:U2 "Bad"

Americaの懐かしい曲

2010-01-21 | ピアノ・音楽
その名もAMERICAというバンドかつてありました。
アコギとハーモニー、そして何よりそのユニット名からして、バリバリのウエストコーストサウンドっぽいのですが、でもなんとなくちょっとノスタルジックな雰囲気の音楽が好きでした。

今日のBGM:America : Ventura Highway

SONG TO SOUL

2010-01-18 | ピアノ・音楽
昨日のブログにも書きましたが、我が家のテレビの台数が増えて、私も視聴する時間が増えました。
夜中の番組など録画して観ていますが、最近お気に入りなのは、BS-TBSでオンエアされている『SONG TO SOUL』という番組。

毎回1曲に注目して、その曲が誕生するまでのドキュメントをつづります。

年末年始に特集もやっていて、そのとき取り上げられていたのが、
DEEP PURPLE "SMOKE ON THE WATER"
THE BAND "THE WEIGHT"
THE DOOBIE BROTHERS "THE LONG TRAIN RUNNING"

選曲もいいですね・・・。

年明けの第1回目はJANIS IANの"WILL YOU DANCE"でした。
これまた・・・懐かしい。
ジャニス本人が出演してのインタビューもよかった。
早熟で天才的に才能あふれる少女だったにもかかわらず、その反面、コンプレックスの固まりだったジャニス。
彼女の音楽がなぜこんなに心に響くのか、分かったような気がします。

運慶と仏像

2010-01-17 | アート
またまたプレミアム8の感想。

運慶の特集をやっていました。

立体芸術になると、絵画などに比べてさらに不勉強です。
ロジックを勉強させていただくと、興味も湧くし、どういうポイントで鑑賞すればよいのか上手に導いていただいた感覚です。

単純に驚いたのは、運慶作の吽形像が約3000もの木のパーツに分かれている、ということ。
それを建築のように門の中に設置する様子がCGで再現されていて大変興味深かったです。

一旦設置したあとに、修正を加えるために小さな木片などを的確に付け足し、筋肉の表現などをよりリアルにしていったとのこと。
いまですらコンピュータなどでシュミレーションができそうですが、すべて頭の中で設計から完成までを組み立てていた運慶という人物の才能は計り知れないものですね。

*****
冬休みにテレビを買ったもので、いろいろ録画して見るようになりました。
今まではどうせチャンネル争いには勝てっこない、と最初から好きな番組を見ることはあきらめていたのですが、台数が増えて私にも視聴できる時間が増えたとたん、やっぱりテレビって面白いな、と思ってしまいました。
夜中などにおもしろい番組がいろいろやっていますね~。

『大学の反省』 猪木武徳

2010-01-16 | 読書
大学全入時代を迎え、様々な問題を抱える日本の大学の歴史と実情について論じた著である。

特に身近な問題として印象的だったのは以下の2点である。

1.中世に聖職者、法律家を養成するために設立された大学誕生時は、教員のほぼ全てが聖職者であったので、学生に教育を施すと同時に精神的なケアも見るのが通例であった。しかし、様々な学生が入学するようになってしまった昨今の大学では、何かしらのケアが必要な学生の対応に非常に苦慮している場合が多く、学生対応に当たった職員、教員の心のケアまでもが必要となっている。

2.「教養教育」の意義。大学卒業後の学生を迎え入れる企業側からの要望もあり、職業人としてのテクのようなものを学士課程にて教育することを重視するような傾向にあり、教養教育が衰退してしまい、それは単なる雑学としてしか意味を持たなくなってしまった。

「知識」ではなく、「知識欲」の教育こそが大学にとって最も重要な使命である、という哲学者、田島正樹の文言が引用されているが、この言葉に深い共感を覚える。

小倉百人一首のなぞ

2010-01-12 | アート
ちょっと面白いエピソードがありました。

職場にお年賀などが届く季節ですよね。
おいしいお菓子などにはお店の案内とか、お菓子の解説などいろいろ入っていますが、今日いただいたお菓子に、面白いチラシが入っていました。

それは小倉百人一首に関することで、百人一首には優れた歌もある反面、どうしてこれが・・・というような歌も混ざっている。
それを不思議に思ったある研究者が詳しく調べたところ、この百首の歌をあるルールに従って並べると、上下左右に接する歌に共通するキーワードが浮かびあがってくるのだそうです。
そしてさらに、そのキーワードを絵にして描いてみると、浮かびあがってくるのは、とある実在する土地の風景だとか。その土地とは、京都に近い大阪の、水無瀬という場所なのだそうです。

この、水無瀬という土地は、主人が一時家族で住んでいた土地なのです。
面白いなぁ~と思い、そのチラシのコピーを取って家に持って帰りました。

ここまででもちょっと面白いエピソードなのですが、さらに面白いのは、チラシを持って家に帰ってみたところ、主人に届いた、という、小学校の恩師からのおいしそうなおせんべいの詰め合わせ。
開けてみたところ、私が持って帰ったものと同じチラシがなんと入っているではないですか!

同じお店のお菓子だったんですね。

この話にただならぬ縁を感じたので、百人一首のなぞについて、もう少し自分でも調べてみようと思います。

お花と向き合う哲学

2010-01-11 | お花
今日、大事なことを教えていただきました。
教えていただく以前に、自分の不真面目さを思い知らされるというか・・・。

いけばなのとあるイベントの打ち合わせに行き、お花を生ける花器を運搬しなければいけなくなったのですが、そのほかにフローラルテープとか、いろいろ用具とか文具とかも同時に運び出すことになりました。
そのとき、私が、花器の箱の中に余裕があったので、その中に軽くて花器をいためないものを一緒にいれて、なるべく荷物をコンパクトにして運んだらどうか、というようなことを提案しました。

そこで、先生に教えていただいたことです。
「それは、絶対にしてはいけないことです。花器はとても大事なのだから、特別に扱って下さい。」

床置きしてある花器をまたいではいけない。花器は片手で持ってはいけない。
今までいろいろと花器の扱い、つまり花器に対する姿勢を教えていただいてきましたが、私の花器に対する態度は、真摯さがまだまだ足りていなかったのです。

教えていただいたことに感謝の気持ちを持って帰宅しました。