その後、大原野にある夫の友人のお屋敷に招かれて、抹茶とお菓子をいただきながら明子さんの思い出話の続きをした。
夫の友人のお家は、まさにお屋敷というのがふさわしい邸宅であった。
実は、こちらに来させていただいたのには、大きな理由があった。
彼女の屋敷から見えるところに村形明子さんの悲恋のお相手だったと思しき方のお家があるからだった。
この「明子さんを偲ぶ会」に、そのかつて恋人だったと思しき方にも来ていただくべく、夫の友人が手紙を差し上げていたらしいが、それがその奥様の目に留まり、ひと悶着あったらしくて、お越しいただくことは叶わなかった。
奥様のお気持ちはよくわかる。
村形明子さんは、ひょっとするとその奥様より深くその方の胸に切り刻まれていたかもしれないから。
夫の友人は明子さんとその恋人を引き合わす算段をしていたらしいが、明子さんの急逝によって実現しなかったと言われていた。
ということで、昨日は、私には、よく知っていたつもりの村形明子さんの、全く別な面を知らされた一日であった。
*
・恋人がゐたとはまつたく知らざりき落ち葉かさこそ大原の里
・今一度生き返らなむ明子さん過去の悲恋を聞かせてほしく
・恋をせしことある人と思はざりし人の悲恋をその死後に知る
・生菓子と抹茶をいただきながら聞く恋に無縁に見えし人の恋
夫の友人のお家は、まさにお屋敷というのがふさわしい邸宅であった。
実は、こちらに来させていただいたのには、大きな理由があった。
彼女の屋敷から見えるところに村形明子さんの悲恋のお相手だったと思しき方のお家があるからだった。
この「明子さんを偲ぶ会」に、そのかつて恋人だったと思しき方にも来ていただくべく、夫の友人が手紙を差し上げていたらしいが、それがその奥様の目に留まり、ひと悶着あったらしくて、お越しいただくことは叶わなかった。
奥様のお気持ちはよくわかる。
村形明子さんは、ひょっとするとその奥様より深くその方の胸に切り刻まれていたかもしれないから。
夫の友人は明子さんとその恋人を引き合わす算段をしていたらしいが、明子さんの急逝によって実現しなかったと言われていた。
ということで、昨日は、私には、よく知っていたつもりの村形明子さんの、全く別な面を知らされた一日であった。
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・恋人がゐたとはまつたく知らざりき落ち葉かさこそ大原の里
・今一度生き返らなむ明子さん過去の悲恋を聞かせてほしく
・恋をせしことある人と思はざりし人の悲恋をその死後に知る
・生菓子と抹茶をいただきながら聞く恋に無縁に見えし人の恋
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(お詫び)
昨日は、当方の手違いで、編集していない記事を送信してしまい、お見苦しい記事をお見せしてしまいました。m(_)m
外出先ではケイタイからの投稿になりますので、いったん送信してしまいますと訂正ができないのです。
天国に召した人と会話が出来れば、別に苦労はないのですが。そこまで霊感が強い人はいない訳で、こればかりはどうしようもないですね。
が、彼女も女性だったのですね。
恋・・・しかも悲恋だったとは。
夫の友人によれば、明子さんのほうが熱を上げた恋だったらしいのです。
そんな辛い恋を体験されていたなんて・・・。
また暖かくなったら三井寺に詣でて彼女の霊をお慰めしてきたいです。
ひょっとすると、彼女の霊が何か語ってくれるかも?