Il film del sogno

現実逃避の夢日記

関ケ原/幼な子われらに生まれ

2017-08-27 04:45:02 | 映画

8/26(土)曇り時々晴れ
6:00起床。朝食後に愛犬と散歩。7:30自宅を出て新宿へ向かう。駅のカフェで1時間朝刊精読。ピカデリーにて9:15開始の邦画大作を鑑賞。原作ファンの高齢者層と贔屓役者目当ての若年層が程好い比率で場内ほぼ満席。これほど予備知識を求めるメジャー作品も珍しかろう。早い科白廻しも方言主体の活舌であるから聞き取り難し。クライマックスの合戦は、生身の武者がわんさか繰り出して、昨今のCG・SFXで見慣れた目にはかえって新鮮。しかし本作の出色は、そこに至るまでの権謀術数や駆け引き、情報戦に描き方だろう。それにしても嘗て≪バウンス ko GALS≫や≪KAMIKAZE TAXI≫など尖がったインディー系作品を撮っていた原田監督もすっかり巨匠の風格。但し、ナレーターに木場勝巳を起用するあたりが如何にも通好みで渋い。午後はテアトル新宿に移動して本日初日の邦画を舞台挨拶付で鑑賞。場内立ち見も出ての満員御礼。そういえば継父ってあんまり云わないよな。浅野忠信が珍しく平凡な小市民的父親を演じている。多感な年頃の娘にとって父親の違う兄弟の誕生は複雑な心境だろう。血が繋がっていても反抗期に娘は父を鬱陶しく思う。心に響くシーンはひとそれぞれだろう。吾はグドカンのスーツ姿とぬいぐるみかな。終映後に華やかな舞台挨拶あり。奇遇であるが、田中麗奈のデビュー作≪がんばっていきまっしょい≫の初日舞台挨拶を観たのも20年ほど前の新宿東映だった。作中、暗い目をした長女役の少女が、あの時の麗奈嬢のように頬を染めて明るく笑っていた。毎度の三平ストアのレストランで昭和プレーなるてんこ盛り定食を食す。ジムで遠泳をして帰宅。


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