Il film del sogno

現実逃避の夢日記

泥人魚

2024-06-06 21:50:48 | 演劇
6/6(木)晴れ時々曇り
初夏の陽気。7:30起床。散歩、朝食、少し仕事。清掃、昼食、また散歩。夕方、地下鉄で新宿へ向かう。地下のカフェで帯同者と待ち合わせ花園神社へ。贔屓劇団の定期公演を観劇。初演は2003年。劇作家・唐十郎は、奇しくもこの公演の初日の前日である5月4日に病死している。弔い公演の意味もあり紅いテントは鮨詰めの満員御礼。読売文学賞・鶴屋南北戯曲賞・紀伊国屋演劇賞などを受賞した代表作。3年ほど前にはシアターコクーンで宮沢りえ ・ 磯村勇斗・風間杜夫が演じている。唐の芝居(あらすじ)を他人に説明するのは至難である。一応、当時話題となった時事(諫早湾干拓事業)に材を取ったものだが、あとは唐戯曲の特徴である自由な発想と豊饒な科白の応酬は詩的でダイナミック。ラストはお約束の舞台壊しと新宿の夜景である。密度の濃い2時間でありました。22:00帰宅。
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