『マイ・ボディガード』と聞いて、ケビン・コスナーの『ボディガード』を想像してはいけない。
冷酷なボディガードが純粋な少女と出会い、心を開いていく。というのは序盤の話。ダコタ・ファニング演じるピタが誘拐されてからあとは、デンゼル・ワシントンのボディガードによる凄まじい復讐劇に180度変わる。
その誘拐組織のたどり方はサスペンスそのものだが、ナイフや銃、爆発物、様々なものによる目を覆いたくなるぐらいの復讐は、画面が何度もフラッシュしたり、激しく揺らしたりという映像効果と重なって、感覚的にその場を逃げ出したくなるぐらいだった。
タイトルは原題の「Man On Fire」で良かったのでは、と。そうすれば、もう少し覚悟して観られたのに。
冷酷なボディガードが純粋な少女と出会い、心を開いていく。というのは序盤の話。ダコタ・ファニング演じるピタが誘拐されてからあとは、デンゼル・ワシントンのボディガードによる凄まじい復讐劇に180度変わる。
その誘拐組織のたどり方はサスペンスそのものだが、ナイフや銃、爆発物、様々なものによる目を覆いたくなるぐらいの復讐は、画面が何度もフラッシュしたり、激しく揺らしたりという映像効果と重なって、感覚的にその場を逃げ出したくなるぐらいだった。
タイトルは原題の「Man On Fire」で良かったのでは、と。そうすれば、もう少し覚悟して観られたのに。