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ニーチェの言葉『神は死せり』日本人としてどう考えるかⅡⅩⅨ

2013年08月31日 | 歴史
 歴史観において、今の日本では高校の歴史教育で世界史が必須となっています。おそらくこんな馬鹿なことをやっている国は日本だけでしょう。
いかに世界史が分かってないかということです。世界史という観念はキリスト教文明にしかありません。世界史なんて言う物は本来存在しないのです。
どの国の歴史だってその国の民族の歴史です。世界史という観念を持ったのはキリスト教のみです。それはキリスト教には発端があって終末があるからです。
 「歴史に開闢があって目的がある。人間は未来を目指して生きる。人間の生き方は一回性、一回的な物である。
  それ故記録に値し、それ故に構造化された歴史が描かれる」
しかし、古代ギリシャ人も現代アジア人もそんなことを意識したことはありませんでした。例えば”皇国史観”、これは大変近代的な歴史観です。
これはキリスト教的近代ヨーロッパの圧力がなかったら出てこなかったでしょう。ある特定な考え目的を持って作られた物なのです。
皇国史観とはマルクス主義と同じ事なのです。何かの目的を持って展開する目的論的歴史観はアジアにはありませんでした。
逆にキリスト教徒はニーチェが揶揄したユダヤ主義からコスモポリタンになったのです。キリスト教が生まれて民主主義的になっていきました。
それは悪しき動機からルサンチマンという人間の暗黒の部分を逆転させてこの壮大なドラマが作られました。
しかし「キリスト教徒が一人一人神の前に立って自由の観念を身に帯びて決断する」ことによって逆に世界の宗教になって行きます。
そう考えると、今世界で起こっている出来事は依然としてその流れの中にあるのです。いかにニーチェが「ノー」と言ってもです。
キリスト教徒に言わせれば数百年か数千年の内に人間は全てキリスト教徒になるだろうと思っています。そして着々と実行に移しています。
ありとあらゆる人間は皆天地創造からイエスの復活まで最後の審判まで一直線の時間の中に置かれていて世界史の中に組み込まれています。つまりグローバリズムです。
「終わりの日には人間は一人残らず裁かれる」勝手にそう思い込まれている世界史が世界を覆っているのです。

☆お知らせ
営業日の午後12時~午後4時は、手術、治療業務のため留守番電話にしている場合があります。
8月の予定:
9月の予定:祭日連休が多いのでご迷惑おかけしますが、ご注意下さい。
16日(月)敬老の日23日(月)秋分の日、祝日のためお休みです
27日(金)~28日(土)学会出席のため獣医師不在です。業務内容は電話でお尋ね下さい。

秋の健康診断を実施します。
対象:全ての健康な猫ちゃんワンちゃん。
期間:9月4日(水)~19日(木)の二週間、日曜と16日(月)敬老の日はお休みです。
費用:1回5000円
内容:検便、検尿(容器を差し上げます)、レントゲン二枚(胸または腹)、エコー(胸及び腹)
ご注意:前日までに要予約。予約当日午前中に、食事を6時間以上抜いた状態でお連れください。
夕方4時以降にお返しします。
後日郵送で報告いたします。






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