1960年代後半に彼は粛正されますが、この時期は金日成の体制固めが最終段階に入った時でもあります。
国内の共産主義者の甲山(カプサン)派に対する粛正が進んでいて、金鳳漢は彼らに人脈が近かったといわれています。
正月の新年会で金鳳漢先生を囲んで酒宴がおこなわれ、そこで政権批判が出たという密告がありました。
金鳳漢は反体制分子として逮捕、鳳漢学説も無かったことになりました。
本当に彼が反体制派の考えを持っていたのか今となっては分かりません。
まさにスターリン式の歴史抹消癖というべきです。
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