安城市緑町 ミドリペットクリニック0566-77-6047

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「戦後日本と三島由紀夫の残した物」2006年平成18年ⅭⅨⅩⅡ

2023年07月31日 | 歴史
 本来警察は政体を守る組織で軍は国体を守る組織です。
その国体が明瞭でない以上本当に自衛隊は軍隊なのか判別できません。
防衛省になるのは段階として評価できますが三島の疑問は続いているといえるでしょう。

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「戦後日本と三島由紀夫の残した物」2006年平成18年ⅭⅨⅩ

2023年07月29日 | 歴史
 自民党が火中の栗を拾わない(憲法改正しない)でもアメリカに依存していけば戦後体制は保てると分かりました。
自民党護憲主義批判です。現在憲法改正が政治日程に上がっていますが、それが三島が望んでいる物であったのでしょうか。
あるいは自衛隊、防衛庁が防衛省になるが、11月25日でおやっと思ったのはあのとき現場を鎮圧したのは警察機動隊です。
自衛隊は出動しませんでした。自衛隊とは何なのでしょう。


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「戦後日本と三島由紀夫の残した物」2006年平成18年ⅭⅧⅩⅨ

2023年07月28日 | 歴史
これが保守の左翼化、官僚の左翼化ということです。
福田恆存との対談にて「日本の官僚の啓蒙主義(この豊かさこそが唯一の価値だ)は必ず左傾化する」
保守や官僚が左翼化すると予言しています。これが彼の一番の問題意識でした。

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「戦後日本と三島由紀夫の残した物」2006年平成18年ⅭⅧⅩⅧ

2023年07月27日 | 歴史
 今の日本に対してのものすごい批判です。
左か右かという時代が終わって、どっちも駄目だということがはっきりしてしまったと三島は言っているのです。

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「戦後日本と三島由紀夫の残した物」2006年平成18年ⅭⅧⅩⅥ

2023年07月25日 | 歴史
 檄文の最後に「我々は一年待った。銘記せよ昭和44年10月21日を。
この時に自衛隊は治安出動ができなかったので永遠に自衛隊は権力の犬と成り下がったのだ」
それをやったのが自民党だと言います。堕落と偽善と欺瞞の政党自民党を糾弾しています。
三島は左翼のアンチテーゼでも何でもありません。体制をぶっ壊せと言っているのですから。

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「戦後日本と三島由紀夫の残した物」2006年平成18年ⅭⅧⅩⅤ

2023年07月24日 | 歴史
 三島が言ったように全共闘の連中は東大で死ねば結構評価は高くなったと思います。
浅間山荘事件の連中も全員死ぬと思ったが、自決すらせずにぬけぬけと投降してしまいました。
心底駄目な連中が全共闘なのです。

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「戦後日本と三島由紀夫の残した物」2006年平成18年ⅭⅧⅩⅣ

2023年07月23日 | 歴史
週刊誌でスウェーデンでボクシングが禁止されたというニュースを読みました。
青年が激しいトレーニングのいるスポーツを好まず、テニスやバトミントンやボーリングにしか人気が無いのだそうです。
いよいよ先進国の無気力ここに極まれりという気がします。また御講話を拝聴する日を楽しみに、奥様によろしく」
亡くなる半年前のことです。

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「戦後日本と三島由紀夫の残した物」2006年平成18年ⅭⅧⅩⅢ

2023年07月22日 | 歴史
春の到来の厳しさは東京にいてはまるで感じられず、ここにいると自然の春の難産の産院にいるような気がします。
呻いて呻いて天地が春を生み出していくような気がします。
雪烈風霜氷恐ろしい寒気埃などの交替でいくら年を取っても心は傷つきやすく誇りも傷つきやすく、
それだけロマンチストなのでしょう。しかしいよいよ日本はロマンチシズムから遠のいていく感があります。

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「戦後日本と三島由紀夫の残した物」2006年平成18年ⅭⅧⅩⅡ

2023年07月21日 | 歴史
 林房雄が三島からの手紙を引用しています。
「全学連が静かになってまた日本が眠りかけているような気がします。
本質的なことはなおざりにされ、また仮面の日本が続く内に素顔を忘れてしまうだろうと思うといささか焦燥の感無きを得ません。
劇場にはすっかり興味を無くし当分芝居を書く気もなくなりました。小説は何よりもしんどいし、何よりも毒です。
しかし書き続けるほかはありません。

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「戦後日本と三島由紀夫の残した物」2006年平成18年ⅭⅧⅩⅠ

2023年07月20日 | 歴史
ある対談で三島は「女子学生がエロスを感じるような物を作り出さなければいけない」。
保守思想にエロスが無かったことをちゃんと自覚していたのです。
戦後の左翼はある意味で行動をし、死者を出すことを繰り返しました。
保守はどうでしたでしょう。
新宿騒乱事件、安田講堂事件に三島は非常に興味を持ちました。
彼自身が保守思想、論壇で論陣を確立していればそれほど興味を持たないし批判すればいいだけです。
彼は批判どころか現場に行ってその行く末、死者がでるのかを観察し敏感に反応します。
弱い立場から強い物をみているような眼で。

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「戦後日本と三島由紀夫の残した物」2006年平成18年ⅭⅧⅩ

2023年07月19日 | 歴史
三島の弱さは、これはある意味では才能なのですが、小説を書いても実体を持たない点です。自然を持っていません。
持たないが故にあこがれるし待っています。戦後左翼が日本の論壇を圧倒的に支配しました。
それに対して三島は左翼にエロティシズムを感じてしまう大衆がいると気づいたのです。

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「戦後日本と三島由紀夫の残した物」2006年平成18年ⅭⅦⅩⅨ

2023年07月18日 | 歴史
 彼は論理的一貫性の中で政治という物にぶつかって、
政治という物を必ずしも保守政治とか伝統思想とは逆に
戦後左翼に対するアンチテーゼが226事件を題材にするあたりから出てきたと思います。

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「戦後日本と三島由紀夫の残した物」2006年平成18年ⅭⅦⅩⅧ

2023年07月17日 | 歴史
神風連はせっかく明治維新をやったけれど新政府が腐敗して理想を失ってきたからもう一ペんやろうと言う運動です。
政府に対する抗議ですが当の神風連には勝という計算は何もありません。三島由紀夫と盾の会事件はそこにあります。
勝とうとか政権を取ろうとか本気で自衛隊が動くとか、そういう打算リアリティーは何にもありません。

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