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ニーチェの言葉『神は死せり』日本人としてどう考えるかⅩⅣ

2013年08月15日 | 歴史
 ”真の世界”は知恵のある者、心の清らかな者、徳を具えている者にとっては到達可能な世界です。彼は”真の世界”の中で生きています。
彼が”真の世界”(真の世界とはあの世の事)です。これは”真の世界”という理念の最古の形式です。
比較的に怜悧(れいり:賢い)で、単純で、また説得力があります。
「我プラトンは真理なり」という命題を書き変えたものです。プラトンの哲学はそういう物だと言っています。
人は真の存在という物を生まれる以前にあの世において既に見ています。だからあの世があったのです。それをプラトンはイデアと言いました。
イデアとは大変重要な概念で、現象とイデアの対立は、例えば「真の二等辺三角形は書く事ができない」直線にはゆがみが有りよけいな幅もあります。
しかし我々は二等辺三角形を頭の中で概念として理解し、その上に幾何学は成り立っています。その上に数学は成り立っています。
そう考えるとイデアはすでに一人歩きしているといえるでしょう。それに対して現象の世界は絶え間なく変化し消えていき、これを”生成”といいます。
普通、存在(動かない世界、”be”、”ザイン”)と生成(成る・変化する、”become”、”ヴェールデン”)とに分けるのがそれまでの哲学でした。、
しかしニーチェは「”存在”は存在しない。全てが生成である。イデアはフィクションに過ぎない」と言ったのです。
あの世という名のイデアをプラトンは発明し、プラトンの信仰はキリスト教に極めて近いものです。
「我プラトンは真理である」と言っています。これは怜悧で単純であります。

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