1774年、第1次露土戦争が勃発します。アメリカ独立戦争の直前です。
露土戦争は全部で何回あるのかはっきりしません。小競り合いが数限りなくあるのです。
18世紀にオスマントルコが衰退してヨーロッパから次第に姿を消していくことになります。
そして1853年、ロシア皇帝のニコライ2世がオスマントルコを評して「ヨーロッパの病人」とまで言われるようになります。露は英に分割を提案します。対して英は「バカいえ、全部俺のもんだ!」。
パクスブリタニカを主導していた英の大政治家パーマストンは当時内務大臣でした。
ここで
ロシア「やつは外務大臣じゃないから英はクリミアには介入してこないだろ・・・」
トルコ「やつが閣内にいるから絶対騒ぎ出すに違いない!」
と両者それぞれ読んでいました。
実際英国会で
ビクトリア英女王「パーマストン内務大臣、労働問題に関して質問します」
パーマストン「そんなことより女王陛下、トルコとロシアが面白いことになってますゾ!。イヒヒヒッ実は・・・」
クリミア戦争にイギリス乱入となりました・・・
その後、ケマル・パシャが軍事クーデターでトルコ建国します。
第2次大戦の時は彼はドイツにもソ連にも付かず中立を保ちます。
強力な軍事力を持っているのに徹底した平和政策をとるのです。
中立を保つためには強い軍事力を持たなければできません。
ゴルゴ13は中央アジアだと超人的な活躍をします。ところがバルカン半島ではごく普通の人として振る舞います。
ある意味でこれは大変リアリティーがある劇画だと思います。
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