自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

植物のかしこい生き方、花のふしぎ100~ともに田中修著

2020-01-07 | 

今年になって読んだ本はこの2冊。
植物のかしこい生き方(SB新書)花のふしぎ100(サイエンス・アイ新書)ともに著者は甲南大学特別客員教授の田中修さんです。


花のふしぎ100のほうは図鑑の要素が強い本でしたから、さらっと読み終えたような、もしくは見終え^^たような。

植物のかしこい生き方の方は私が植物を尊敬している気持ちをさらに強めてくれました。

裏表紙に印刷された、この本の要約を転記します。

植物はさまざまなことを私たちに教えてくれます。
他者と競わないかしこさ、他者と比べない潔さ、
与えられたものの中で生き、むやみに求めない無欲さ、
その一方で、逆境をものともせず、したたかに生きる強さ。
私たち人間は動きまわれるからこそ、
ムダな生き方をしているのかもしれません。
身近な植物の「不思議」と「なるほど!」がいっぱいつまった
25の植物の生態をやさしく解説。


もちろん、人間のムダな生き方もときには必要だし、植物はまったく他者と競わないわけではなく、ちゃんと競っているけれどムダに争わない。

ヒガンバナの一生など、不思議でかしこいです。

阪神・淡路大震災からこの17日で25年になります。
当時住んでいた、海上の人工島は液状化現象で地盤は沈下、大きな建物は岩盤まで杭が打たれていたので、沈下こそしませんでしたが、亀裂はいたるところにできました。小さな建造物などはグシャグシャになりました。

ところが、震災後すぐ咲き始めたツバキは例年よりきれいに咲いたし、木々も春になって、何事もなかったように芽吹きました。植物って強いなあとそのころから思っています。
最近の酷暑の夏でも、フヨウもアサガオもサルスベリも花壇の花々も元気に咲いています。

植物ってスゴイ!

 

 

 


コメント (4)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 5%還元 | トップ | やっと初詣 »
最新の画像もっと見る

4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
植物の生命力 (山栗)
2020-01-08 10:42:36
明けましておめでとうございます。

植物の不思議な力には本当に驚かされますね。私は稲垣栄洋さんの本を何冊か読みましたが、田中修さんもよさそうですね。
1月1日からの投稿を読ませていただきました。10年日記を継続されてきたとは凄いです。私は、現役の時は手帳が日記替わりでしたが、その後3年日記から今年からは5年日記に変えました。
「フルートレッスン」とあったので、あれっと思いました。そうでしたか!
正月中は、子供孫たちと過ごしたり、箱根駅伝とラグビー観戦や何やらで、昨日がフルートの吹き初めでした。
返信する
明けましておめでとうございます。 (カンサン)
2020-01-08 22:54:42
自遊空間さんへ、私のブログに いいね! をありがとうございます。
フルート始められたのですね。いい音色がしますからね。指先がよく動いて、息を吹きかけるのもいろいろテクニックが必要とされますね。
植物の本、私も一冊、年末に買いましたが、まだ読み始めていません---。
返信する
★山栗さま (emarch)
2020-01-09 00:33:10
こんばんは。

コメントありがとうございます。

私たち夫婦は信州が好きで、茅野でレンタカーを借り、まず、バラクラ
イングリッシュガーデンへ。

そのあと車山のホテルを拠点に霧ヶ峰、美ヶ原などを回ったりしています。

フルートは楽器を初めて持ってから30年経ちましたが、途中何度か
ブランクがあり、昨年4月から、また一からの再開です。
返信する
★カンサンさま (emarch)
2020-01-09 00:42:47
こんばんは。

カンサンさん、相変わらず精力的に旅してらっしゃいますね。
gooのほうにフライングでいいねしちゃう(今まで1回だけですよ)と、
FC2のアップとタイムラグがある^^ので、このごろは慎重に^^しています。

フルートは初めて手にしたのは30年以上前ですが、腕前はいつまで
経っても初心者で、昨年4月から始めたレッスンは30年前に使った
黄ばんだテキストを使っての再開になりました。
返信する

コメントを投稿