新潮文庫版のソロモンの偽証1・2を読みました。
宮部さんの本は好きですし、なんでも読みたいのですが、まずそのボリュームに怖気づきます。
2・3年前の単行本発行のときも、手が出ませんでした。
正確に言えば図書館にリクエスト^^することはしませんでした。
ところが近くの大学の図書館の書棚に置かれていて、待たずに借りられたし、映画公開というタイミングもあって、読む気が俄然わきました。
文庫本でもズッシリとした重さです。
どうして、ここまでエピソードがからみあうのか?登場人物が多過ぎるんじゃないかと、思うのですが、それぞれの人物のキャラクターがくっきりと印象に残ります。
中学2年生、イヤ小学生でも思考回路は大人並みに出来上がっていて、足りないのはあと少しの知識と経験だけです。
だから、この本は万人が読めるということですね。
ちょうど、神戸に来ることの増えた娘と競って読み終えて、本は図書館に返却したのですが、3~6は購入することにしました。
締切がないと本が読めないタイプ^^の私ですから、もちろん先に読むのは娘のほうです。
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