自遊空間、 ぶらぶら歩き。

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神戸大学オケのブルックナー

2005-12-29 | コンサート・音楽・宝塚
12月26日(月) 神戸国際会館こくさいホールで神戸大学交響楽団第55回定期演奏会

曲目は
ニコライ◆歌劇「ウィンザーの陽気な女房達」序曲
ボロディン(グラズノフ編曲)◆交響曲第3番
ブルックナー◆交響曲第5番

指揮は船曳圭一郎さん

今年の聴き納めは神大オケでした。学生オケはプログラムに聴きやすい曲が多いこと、もしかしたら本番が一番うまく演奏できたんじゃないかと思えるほどの集中力を発揮すること、「生き」がいいことが魅力です。
加えて、素晴らしいホールを使っているのに、入場料が無料または安価なこと、有料の会でも前年の演奏会でアンケートを出していたりするとほとんど招待券が届きます。
こんなにいい、クラシック入門の道はありません。


聴きやすいとはいえ、最近の学生オケは難曲に挑むことが多くなっています。マーラーやショスタコーヴィチ、ブルックナーを取り上げる演奏会が増えています。

今回のブルックナーの第5番は演奏時間が1時間を超える大曲です。同じ主題がさまざまなパートから、しりとりみたいに奏でられて、一人一人の実力がなければ台無しになります。よく頑張りました。

この演奏会を最後に卒団する。そんな子たちがそこここで涙ぐんでいたりするのも学生オケならではの風景です。
一部の若い人たちが人とコミュニケーションをとるのが苦手だと、団体活動を避けるのはなんとももったいないなぁという思いに至るのはそんな時です。


道麺(TAO MEN)で鶏あぶり丼とギョーザをいただいて帰りました。


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