自遊空間、 ぶらぶら歩き。

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第345回 グリーンフェスティバル

2013-10-27 | コンサート・音楽・宝塚

10月24日(木) 神戸学院大学有瀬キャンパスメモリアルホールで第345回グリーンフェスティバル

2013年秋季のグリーンフェスティバルが始まりました。
今回は「女が演じる男と女~宝塚歌劇100年~」と銘打って、1983年まで星組トップスターだった
瀬戸内美八(せとうちみや)さんと、相手役で、1982年に退団した東千晃(あずまちあき)さんのレクチャー&コンサートでした。

お話聞き手/人文学部非常勤講師:上念省三さん

曲目は―
東千晃さん
時代、ラビアンローズ、ラストダンスは私に
瀬戸内美八さん
歌い続けて、水に流して、主人公
デュエットで
魅惑のサンバ、小さな花がひらいた、すみれの花咲く頃

ピアノ/坂下文野さん

 

いやー、ビックリです。
現役の宝塚歌劇団員は年齢を公表しないのですが、瀬戸内さん66歳東さん60歳です。

東さんはトークのときも、コンサートのときも、声がかすれて出しにくそうだったのですが、瀬戸内さんは声量も音程もみめかたち(遠くからでしたが、近くで見ても多分・・・)も、バッチリ。
トークもおもしろいし、さすがトップスターは輝きを失っていません。

もちろん、小柳ルミ子さんと同期で今でもメールのやりとりがあるという東さんだって、とても還暦には見えません。

トップスターともなると、3000人の観客を前に、2時間半の公演中、2時間は舞台にいるので、限界に挑戦する日々だったそうです。

瀬戸内さんは退団の翌日にアメリカに渡り、1年間暮らしたそうです。
現在は郷里の徳島でダンススタジオを経営、舞台活動も続けています。

また、徳島刑務所(長期刑が多い)の「篤志面接委員」として活動、これはあとでネットで見た情報ですが、1999年から始まった受刑者向けの番組「ホッとひといき」は15年目に入ったそうです。
トークがおもしろいのはこうやってしゃべり続けていることもあるんでしょうね。

コンサートはのりのりで客席から自然に手拍子がわきました。
もっとも、授業の一環として出席していた学生さんたちはちょっと面くらっていたようです。


宝塚ってすごい!を再確認したグリーンフェスティバルの企画でした。

 

 

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