繁昌亭の昼席に行ってきました。
実は出かけたのは3月15日。
東北関東大震災の被害の大きさが一日中報道されているときで、被災地の方々のことを考えると、出かけること自体申し訳ない気持ちだし、原発事故には日本中の誰もが気がふさぐ思いでした。今現在もですが・・・。
それでも、出かけました。
もともと、私の誕生日のお出かけ企画だったし、家族3人分のチケットをムダにするのはもったいないという気持ちも大きかったから・・・。
落語のマクラに地震のことでも出てきたら、どんな顔したらいいんだろう、なんていう考えは杞憂でした。
何事もなかった日々のある一日に開かれた「ごく普通の昼席」というふうに、プログラムは進行したのです。芸人さんたちはプロでした。感服しました。
客席ではどこかのおばちゃんがカラカラと笑い、隣りの席のおばちゃんは大阪弁で舞台の上の言葉にいちいち反応しています。
桂吉の丞:時うどん
見た目と声が若いころの古今亭志ん朝さんみたい。
林家染左:鼻ねじ
大阪大学卒業、学芸員の経験あり
お囃子が絶妙に入る
桂文昇:手水廻し
サンデー西村:バイオリン漫談
笑福亭忍笑:相撲場風景
露の都:初天神
上方落語協会女性部部長
なさぬ仲の4人の子どもを含め6人の子どもの母親
去年次々生れた孫3人がみんな朝青龍似だそうな。
何かしゃべろうと息を吸うところからすでに面白い。
しゃべり下手の私としてはあこがれる~~~。
~仲入り~
幸助福助:漫才
鳴かず飛ばずで25年は歌謡曲の英訳
桂枝三郎:豊竹屋
桂米紫:秘伝書
桂福団治:南京屋政談
私の扇子は小道具というより、つっかい棒というマクラで、早速はまったけれど、
トリまで一番前の席で舞台を見上げていた私は、いつの間にかうとうと。
あとから、食事のときに娘に筋を聞く。
近いうちにまた聞きにいきたい福団治さん。
(3月分の昼席の収益金は日本赤十字社を通じて寄付されるのだそうです)
阪神・淡路大震災の復興の経緯は、私が住んでいる地域は地震当日の夕方に電気が復旧したのを覚えている以外、記憶があいまいです。
ブログを更新するときに、東北関東大震災関連の記録を残しておくことにしました。
3月24日(木)
東京都知事選告示、統一選幕開け
セ・リーグ開幕日、パ・リーグと同じく4/12に決定
福島原発3号機で作業員被曝