神戸市役所1号館2階市ギャラリーで28日(木)まで開かれている、
阪神・淡路大震災記録資料展&子どもたちへのメッセージ運動展に行ってきました。
入場は無料です。
震災記録資料展は神戸市消防局の隊員らが震災直後の記録として撮影した写真約4500点の中から
約700点が展示されています。
公開写真を選んだのは震災について研究している神戸学院大学の学生さんたち。
特に印象に残った「私の1枚」は引き伸ばされて、コメントがつけられています。
人の命・あたたかさを深く思える写真が選ばれていました。
15年の年月はさすがに長く、退色してしまっている写真も数多く混じっていました。
高齢者から若い親に連れられた子どもまで、多くの見学者がいたのですが、静かに写真に見入っていました。
子どもたちへのメッセージ運動展のほうには、折り紙や1000人の生まれたての赤ちゃんの写真、絵入りのメッセージ、処分をまぬがれた地獄釜と名づけられた炊き出し用の大釜などが展示されています。
あの日は今につながっているんですね。
15年前でも日本全国から援助物資やあたたかい手が、秩序をもって差しのべられた国に住む幸せを実感しました。
もっといい国にしていくのが、私たちの役割ですね。