自遊空間、 ぶらぶら歩き。

日々見たこと、聞いたこと、読んだこと、考えたこと

病院に誘わないでね。

2009-12-31 | 社会・時事

よく利用する乗り換え駅の「さそう病院」の看板広告です。
これを見るたびに必ず、

「病院なんかに誘わないでよ」とつっこんでいました。

ところが今年、病気と病院に対する考えを一変させたできごとがありました。
新型インフルエンザの発生と流行です。

メキシコで死者が出た頃は、まだ対岸の火でした。
ニューヨークでもと聞くと、いずれは・・・と思い出しました。

「水際対策」と称して行われたおどろおどろしい機内検疫の映像を見ると、
致死性の高い新型ウイルスで街が全滅するといった、よくある映画の世界が現実になるのかと、不安になりました。

その上、国内初――といっても、良心的な医師の判断で見つかったのであって、実際にはもっと前から、国内での感染は始まっていたのかもしれません――の患者が私の住む街から出たのです。

この5月中旬の街の様子は異様でした。

行き交う人はみなマスク、マスク、マスク。
お店でも、駅でも、銀行でも・・・。ほぼ全員が。

5月末から行く予定だった海外旅行も、相手国が入国を許してくれるだろうかと、心配でした。
結局、参加人員4人で、添乗員1人というリッチな旅になって、いい気分転換ができましたが。

よく、「外国ではだぁれもマスクなんてしてないよぉ」と、
日本の過剰な反応をバカげたことのように言う人がいますが、気をつけること、自衛することはやはり大切なことだと思います。

今ではその頃の気持ちは多少薄れましたが、世界は確実に変わってしまったんだなぁと思った2009年でした。


今年のNHK紅白歌合戦は白組の勝ち
引き分けでもいいくらいだったけどなぁ。


コメント
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